信頼を積み重ね、地域に根ざした建築の未来を描く

株式会社建明 代表取締役 望月聡志氏

株式会社建明は、住宅の新築やリフォームを中心に、地域の暮らしを支える建築事業を展開しています。お客様にとって安心できる住まいづくりを理念に掲げ、信頼関係を第一に取り組んできました。今回は代表の望月聡志氏に、会社の現状や経営者としての思い、社員との関わり、そして今後の展望についてお話を伺いました。

地域に寄り添った建築事業の取り組み

――まず、御社の事業について教えてください。

当社は地域に根ざした建築会社として、住宅の新築やリフォームを中心に事業を展開しています。お客様一人ひとりの暮らしに合わせた設計を心がけ、安心して住み続けられる家をつくることを理念としています。特に、長年住まわれた家をリフォームして次の世代に引き継ぐといったご依頼も多く、家族の思い出と未来をつなぐ役割を担っていることに誇りを感じています。

また、施工の際にはコストだけでなく、耐久性や快適性を含めた総合的な価値を提供することを大切にしています。地域の気候や風土を踏まえ、長く安心して暮らせる建物をつくることが私たちの使命です。

経営者としての歩みと大切にしている信念

――代表ご自身のキャリアについてお聞かせください。

建築業界に入ったきっかけは、学生時代に経験した現場でのアルバイトでした。自分の手でつくり上げたものが形として残り、人の暮らしを支えることに魅力を感じ、建築を一生の仕事にしたいと思いました。

経営者として独立したのは、自らの理想を形にし、お客様とより近い距離で寄り添いたいと考えたからです。私は「信頼を得るには時間がかかるが、失うのは一瞬」という言葉を常に胸に刻み、誠実さを第一に行動しています。

――仕事をする上で大切にしている価値観はありますか。

「お客様にとって一番良い選択肢を提案する」ことです。利益よりも信頼を優先する姿勢を貫いてきました。その積み重ねが口コミや紹介につながり、今日の会社を支えているのだと思います。

信頼を育む組織づくりと社員との関係性

――社内で大切にされている取り組みを教えてください。

社員には「お客様の目線で考えること」を常に伝えています。現場での小さな気配りが信頼につながると考えており、施工だけでなく挨拶や清掃といった基本的な行動を徹底しています。

また、コミュニケーションの場を意識的に設け、現場で感じた課題や改善点を自由に話し合える雰囲気をつくっています。組織が小規模だからこそ、一人ひとりの声がダイレクトに反映されやすい環境を整えることができています。社員が誇りを持って働ける会社であることが、ひいてはお客様の安心感につながると信じています。

技術継承と新しい建築の未来への挑戦

――今後の展望についてお聞かせください。

これからは、環境配慮型の住宅づくりや耐震・省エネ性能を備えた建物への需要がますます高まっていくと考えています。当社としても、最新技術を積極的に取り入れながら、地域のニーズに即した家づくりを進めていきたいです。

また、若手職人の育成にも力を入れています。建築業界は人材不足が大きな課題ですが、経験豊富な職人が若手に技術を伝え、次世代へと継承していくことが欠かせません。

そのため、教育や研修の仕組みづくりに加え、現場を経験しながら成長できる環境を整えることを意識しています。人を育てることこそが、建築業界全体の未来を支える礎になると考えています。

会社としても教育体制を整え、未来につながる建築文化を守っていきたいと考えています。

趣味が支えるリフレッシュの時間

――プライベートについてもお聞かせください。

趣味は料理です。休みの日はもっぱら台所に立っています。料理は段取りや素材の組み合わせなど、建築の仕事と通じる部分が多いと感じます。「料理が上手な人は仕事も上手」とよく言われますが、本当にその通りだと思います。

現場でも想像力や工夫が必要ですが、料理もまた「組み合わせ次第でどう変わるか」を楽しむ創造的な営みです。思いがけない工夫でおいしく仕上がり、皆が喜んでくれると自分も嬉しくなります。そうした感覚は建築の「ものづくり」と重なっています。

――最後に、これから起業を考えている方や起業したばかりの方へメッセージをお願いします。

起業は本当に大変です。下請けから始めて、自分のブランドとして直接お客様にサービスを届けられるまで十数年かかりました。思うようにいかず、周囲から否定されることも多く、苦労の連続でした。

それでも「自分の理想の家を届けたい」という思いを持ち続けたからこそ、今があります。起業する方には「覚悟を持って挑んでほしい」と伝えたいです。大変ですが、その先にある理想を形にできたときの喜びは大きなものですよ。

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