画像認識とシステム開発で現場の課題を解決する——AI技術で未来の働き方を支える

株式会社アルジェントテクノロジー 代表取締役 赤瀬 太一 氏

人口減少や人手不足が進む中、企業の現場では効率化が急務となっていると同時に技術継承へのニーズも高まっています。そんな課題に立ち向かうのが、画像認識を軸にしたシステム開発を手掛ける株式会社アルジェントテクノロジー。画像認識を中心としたAI受託開発だけでなく、コンサルティングや動画配信などのWebサービスまで幅広く手がけ、クライアントの現場に寄り添った解決策を提供しています。今回は、赤瀬氏に事業の特徴や創業に至るまでの背景、今後の展望までを伺いました。

「画像認識」を中心にシステム開発を展開

——御社の事業概要をぜひ伺えればと思います。

弊社は主に画像認識を中心としたシステム開発を提供しています。AI/DeepLearning、またAI/DeepLearningが流行る以前からある画像認識技術を活用したソリューションですね。そこから派生して、報告書作成や周辺のWEBシステム、動画配信サービスなども手がけています。

たとえば、動画で撮影した映像から異常を検知するサービスや、通話をしながら解決を支援する自社開発サービスなど、通常のWEBシステムにはあまりない特徴を備えたシステムの開発も行ってきました。

ノウハウをもっと広めていきたい

——会社としてのビジョンがあれば教えてください。

これまで仕事は、身近な繋がりを通じて受注してきました。知人や紹介で機会を得、ご相談頂いた課題を弊社の技術で解決できないかと取り組んできたのです。そのような中、似たような課題を他の企業も抱えているのではないか、また我々が培った技術や問題解決のアプローチのノウハウをもっと多くの企業に広げられるのではないかと考えています。具体的には、弊社の得意とする分野は画像からの計測・異常検知・不定形画像の高速画像認識での活用事例が多いですが、それらを農業、土木建設業、産業機械分野にもっと広げていきたいと考えています。

学生時代からセンシングやロボットに興味があった

——起業に至った「理由」はあったのですか?

学生時代からセンシングやロボットに興味があり、人の動きや状態を検知したり自動化することに関心がありました。現在のCTOである糸山との最初の出会いも大学となります。その後社会人となりしばらくしてからも共通のビジョンを持ち続けていることから会社を立ち上げました。経営上大切にしている価値観については、依頼を受けた仕事をただこなすのではなく、お客様の課題意識に寄り添いつつも驚きのアイディアで課題を解決することです。

一人ひとりが大きな裁量をもって日々の仕事に向き合う

——組織運営で大切にされていることはありますか。

現在、社員は14名です。「お客様の課題意識に寄り添いつつも驚きのアイディアで課題を解決する」というコンセプトから一人ひとりが大きな裁量を持ってプロジェクトに関わっています。一方で、コンサルタントとエンジニアの密なコミュニケーションも大事にしており、リモートワークを残しつつもオフラインのコミュニケーションが取れるように徐々に体制・設備を強化していっています。

家族と過ごす時間は、かけがえのないひととき

——リフレッシュ法があれば教えてください。

仕事以外では、家庭菜園や水耕栽培に注力しています。栄養液で野菜を育てるのですが、結構な量が採れるんです。最近はシルバニアファミリーの小物作りも始めました。子どもと一緒に餃子を作ったりするのも楽しみです。技術者としての探究心も忘れないように心がけています。経営以外でも画像認識のプログラムを書いたり、新しい技術を試したりすることは大好きです。

取引先が増えれば、社員の気持ちをととのえることも大切

——今後の課題や目標があれば、伺いたいです。

取引先を増やしていく中で、一番意識しているのは、社員一人ひとりの価値観やプロジェクトに対する姿勢を社内でしっかり共有すること、また、社内で生まれるアイディアや洞察を共有してできるだけ多くの価値をお客様のプロジェクトに提供することです。

現状は少人数ながらも多くのプロジェクトを抱えており、各メンバーが大きな裁量を持って動いているため、組織拡大の際にはその自由度と一貫性のバランスが重要になると感じています。

ただ人数を増やすだけでは意味がありません。メンバーが増えたことによって一つ一つのプロジェクトの出来が良くなる仕組みづくりが必須です。そのために社内の業務フローやプロジェクトの進め方を明文化し、定期的に意識合わせの場を設けています。

人口減少や人手不足の時代に、技術と人の力を融合させ、現場に寄り添ったソリューションを提供する赤瀬氏の取り組みは、企業の未来の働き方を示すひとつの指針となっていることでしょう。

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