教育とテクノロジーの融合で社会に変革を──合同会社HIGH5が描く未来戦略

 合同会社HIGH5 代表社員 長谷川 孔明 氏

社会に価値を届ける、3本柱の事業展開

――現在の事業内容と、企業理念について教えてください。

弊社は現在、主に3つの事業を展開しています。

1つはネイティブ講師によるオンライン英会話スクールです。私が開発し、特許を取得した発音練習メソッドを用いた実践的な英会話指導を行っています。

2つ目は、オーストラリアでのワーキングホリデー支援事業です。海外での経験は個人の成長に大きく寄与すると感じており、挑戦する若者を後押ししています。

そして3つ目が、現在最も注力している生成AIの法人研修サービスです。企業の課題に寄り添いながら、ChatGPTなどのツールを活用したプロンプト設計や業務自動化のノウハウを提供しています。

弊社の理念は「教育の力で世の中に多くのハイファイブを。」です。

この理念を実現するために、教育とテクノロジーを融合させ、人々の可能性を最大限に引き出すことを目指しています。

「しくじり」から始まった、覚悟の経営

――経営者になったきっかけについて教えてください。

私は長年、予備校講師として教育の現場に携わってきました。その後、英語アプリ開発企業にて執行役員を務め、著名人との共同プロジェクトにも関わりました。

しかし、会社が突然倒産するという経験をし、経営の重みと難しさを痛感しました。

代表に就任し、個人資産を投じてユーザー支援と破産手続きの両立に取り組む中で、経営者としての覚悟が生まれました。この経験を経て、教育と技術の知見を社会に還元するために合同会社HIGH5を創業したのです。

私の夢は、AIと教育を融合し、誰もが高品質な学びを得られる環境を世界中に広げていくことです。

生成AIが「仕事を奪う」とよく言われますが、「生成AIを活用できる者が活用できない者の仕事を奪う」が真実です。

1社でも多くの企業様、そしてその従業員様に、私たちが提唱する「生成AIマネジメントスキル」を身につけてもらい、労働生産性を大きく高め、企業価値を大きく高める取り組みとなるよう、日々努めて参ります。

そして、AIを単なるツールではなく、人間の創造性を高めるパートナーとして活用する社会を実現したいと考えています。

主体性と柔軟性を育てる、リモート型の組織運営

――社員との関わり方や組織づくりで大切にしていることはありますか?

当社では、在宅で働くクラウドワーカーが中心となっています。それぞれが自律的に働けるよう、裁量権を与え、成果に対する正当な評価を行う仕組みを整えています。

また、オンライン中心の組織だからこそ、コミュニケーションを意識的に行っています。定期的なミーティングに加え、雑談の場も設けることで信頼関係を築いています。

社員に求めるのは「自ら学び、変化に対応できる力」。AI分野は進化が早いため、柔軟性とアップデート力が不可欠です。

生成AIが変える学びの未来を見据えて

――今後の展望について教えてください。

今後は生成AI研修のカスタマイズ化や、業種別に特化した活用支援をさらに強化していきます。

世の中にあるありとあらゆる参考書・問題集よりも学力向上に寄与できる生成AIの活用法を既に提供していますが、さらに顧客視点でコンテンツ・サービスを磨き上げ、最高の教育サービスの提供に向けて邁進して参ります。

業界全体で見ても、生成AIはまさに“ゲームチェンジャー”です。

人の働き方や学び方を根本から変える可能性を秘めています。だからこそ、我々はその変化にいち早く対応し、実践的かつ人に寄り添うAI活用支援を続けていきたいと考えています。

今後は、AIが単なる業務効率化ツールにとどまらず、「人の成長を支える存在」として進化していくと確信しています。教育現場でも、AIが教師の補助に回り、個々の学習者に合わせたカリキュラムを提示するような時代が来るでしょう。

私たちはその先駆けとして、企業研修のみならず、学校教育や生涯学習にも応用できる仕組みづくりに挑戦していきたいと考えています。

すべての原点は「教育」への情熱

――経営以外の価値観や、日々のリフレッシュ方法を教えてください。

「人を育てること」が、私の経営の根幹です。教育現場に長くいたからこそ、社員や学習者の成長に関わることに大きなやりがいを感じます。

リフレッシュ方法は、みなさんと同じだと思いますが、好きなYoutubeを見たり、音楽鑑賞やライブハウスに行ったりしています。

社会貢献活動には強い関心があります。特に、教育格差の是正や、若者のキャリア支援には積極的に貢献していきたいと考えています。将来的には、教育格差の解消にも力を入れていきたいですね。

教育とテクノロジーの力で、より公平な学びの機会を提供していけるよう、これからも挑戦を続けていきます。

関連サイト

    お問い合わせ内容
    氏名
    会社名

    ※会社・組織に属さない方は「個人」とお書きくだい

    役職

    ※会社・組織に属さない方は「一般」をお選びください

    メールアドレス
    電話番号
    どこでお知りになりましたか?
    お問い合わせ内容
    プライバシーポリシー

    株式会社アイドマ・ホールディングス(以下「当社」といいます)は、次世代型営業支援サービスを提供しております。当社に対するご信頼とご期待に応えるためには、お客様から取得した又は業務委託元等の取引先からお預かりした個人情報の取扱いの重要性を、全ての従業員が強く認識し、適正に取り扱うことが不可欠と考えております。そこで、当社は、個人情報に関する法令等及び以下に定める個人情報保護方針を、従業員一同がこれを遵守することを宣言します。 1. 個人情報の取得・利用・提供について 業務を通じて取り扱う個人情報、また従事する従業者の個人情報について適切に取得するとともに、事業活動を通じて定めた個人情報の利用目的の範囲で適切に個人情報を取り扱い、利用目的を超えた利用をいたしません。 またその行動を遵守するための措置として従業者教育や内部監査等を行います。 2. 法令等の遵守について 個人情報を取り扱う上で、個人情報保護法をはじめとする法令や、関連ガイドライン等の国が定める指針、条例、その他の規範を確認し、遵守します。 3. 個人情報保護のための安全対策の実施について 個人情報を安全且つ適切に取り扱うことを確実にするため、個人情報保護管理者を中心とした「個人情報保護マネジメントシステム」としての管理体制を組織し、また従業者一人ひとりへの教育を通じて、個人情報の滅失、破壊、改ざん、毀損、漏洩等の予防に努めます。 また、日々の確認、内部監査等を通じて、不適切な取扱いについては早期に検出し、原因を精査して是正、再発防止に努めます。 4. 個人情報の取り扱いに関する苦情及び相談 個人情報の取扱いに関する苦情、相談等に対して、受付窓口として「個人情報相談対応窓口」を設置し、本人の意思の尊重のもと遅滞なく、速やかに対応を行います。 5. 個人情報保護マネジメントシステムの継続的改善 当社の経営環境、社会情勢の変化や情報技術の進歩等に対応した個人情報保護を実現するため、柔軟に「個人情報保護マネジメントシステム」を見直し、継続的な取組みのレベルアップ、改善に努めます。 制定日 2014年2月1日 改定日 2022年4月1日 株式会社アイドマ・ホールディングス 代表取締役 三浦 陽平 〒141-0021 東京都 品川区上大崎 2-13-30 oak meguro 5・10F 個人情報に関するお問い合わせ窓口 株式会社アイドマ・ホールディングス 個人情報相談対応窓口 〒141-0021 東京都 品川区上大崎 2-13-30 oak meguro 5・10F 電話/03‐6455‐7935 メール/privacy@aidma-hd.jp 受付時間/10:00~18:00(土日祝日、年末年始の休業日を除く) 担当責任者/経営管理本部 担当役員

    プライバシーポリシー に同意して内容を送信してください。