「ワクワク」が成長の原動力。クライアントと社員の未来を創造するワークプレイスデザイン企業

株式会社木下商会 代表取締役 村山 太一氏 

オフィス空間のデザインから施工、さらにはウェブ支援まで。企業の成長を総合的にサポートするワークプレイスデザイン企業が掲げる理念は「楽しむこと」。

仕事を楽しむ姿勢を大切にしながら、自立性・主体性をもった社員がのびのび働ける環境を提供し、クライアントと目線を揃えて未来を描く取り組みを続けています。

本記事では、経営者の想い、組織づくりの工夫、そして今後の展望について伺いました。

「楽しむ」から始まる価値創造

――現在の事業内容と、その特徴についてお聞かせください。

弊社はオフィスを中心としたワークプレイスのデザイン設計・施工を一貫して手がけています。単なる内装工事ではなく、企業が「どう働きたいか」「どう成長したいか」を共に考え、空間を通して実現するのが特徴です。最近ではウェブ制作などのオンライン領域にも力を入れ、物理的な空間だけでなくウェブを通じて24時間お客様の事業をサポートできる体制を整えています。

――企業理念やビジョンについて教えてください。

「楽しみながら仕事をする」という理念を全社員に徹底して共有しています。仕事を楽しめる環境を整えることで、結果的にクオリティの高い成果が生まれると考えており、これは弊社の最大の特色だと自負しています。

経営者が語る「好き」を原動力にした挑戦

――経営者になられた経緯を教えてください。

2019年に設立し、本格的に事業を始めたのは同年4月です。私はもともと仕事が好きで、自分が好きな仕事を邪魔されずにできる場をつくりたいという思いから起業しました。

目標は50歳までに社員100人規模の会社にすることです。ただし、人数を増やすだけではなく、社員一人ひとりが納得感を持ち、仕事を楽しみながら働ける環境を作ることが前提です。私自身の信条は「受け取る準備をサポートする」こと。正しい目標を掲げるだけではなく、それを受け取れる状態に社員を導くことが重要だと考えています。

――これまでのキャリアで特に印象に残っている出来事はありますか?

採用活動を通じて「仕事に真剣ではない人も多い」と知ったことです。

かつては自分と同じレベルの熱量や好奇心を社員にも求めてしまい、うまくいかない時期がありました。その反省から「社員ひとりひとりが動きやすい環境づくり」の重要性を学びました。今では社員一人ひとりの状態を見ながら、それぞれが力を発揮できるような土壌をどうつくるかを大切にしています。

主体性を引き出す採用と育成の仕組み

――社員の採用や育成について、どのような考えをお持ちですか?

主体性を持つ人材を特に重視しています。そのため、スーパーフレックス制やリモートワークを導入し、成果に応じて自由度を高めています。採用では「採用課題」を課し、実務に直結する問題を自ら調べて解決する力を見極めます。さらに弊社のバリューから一つを選び、エピソードを記述してもらうことで人柄や熱量を確認しています。最終的には社員全員で応募者の課題に目を通し、「この人と一緒に働きたいかどうか」を判断します。

――最近印象に残った社員の成長エピソードがあれば教えてください。

新卒で他社を経験後、中途で入社した若手社員が、お客様の前で堂々とプレゼンできるようになった瞬間です。最初は自信がなく、言葉もぎこちない状態でしたが、地道に積み上げることで大きく成長しました。人は適切な支援と経験があれば驚くほど変われるのだと実感しました。

地方展開から職人育成まで──次の挑戦

――今後の事業展開や新しい挑戦についてお聞かせください。

現行の事業を堅実に成長させつつ、既存のリソースを活かした新しい展開を視野に入れています。

例えば地方展開やBtoC向けの案件獲得、さらに建設業免許を取得したので、次は職人を自社で雇用する計画です。

将来的には「職人学校」を設立し、知性や学歴を掛け合わせた新しい職人像を育成したいと考えています。

また、社長層向けに高価なオフィスチェアを販売し、その接点からオフィスデザインにつなげるといった間接的なマーケティング戦略も構想しています。多様なチャネルから柔軟に機会を広げ、持続的な成長を目指していきます。

体と心を整え、未来を走り続ける

――プライベートでのリフレッシュ方法を教えてください。

多趣味なタイプで、今は体のメンテナンスに力を入れています。パーソナルトレーニングや整体、ストレッチなどで体力づくりに励み、心身を整えています。最近は初心者向けのバスケットボールサークルにも参加しており、チームプレーを通じて一体感や爽快感を味わっています。体力は仕事の土台であり、心も体も元気であることが、経営者として持続的に成果を出すための源だと感じています。

――最後に、読者や社員の皆さんへメッセージをお願いします。

私は「仕事を楽しむこと」こそが成長の原動力だと信じています。これからも、社員が自分らしく挑戦できる環境をつくり、クライアントと共に未来を創っていきたいです。まだまだ道半ばですが、その過程を楽しみながら、一歩一歩進んでいきます。

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