ドローンで未来を切り拓く!地域密着型ビジネスの新展開

株式会社NHTU 代表取締役 堀田 典義 氏

自動車業界からドローン業界へと大胆にキャリアを転換し、地域に根差した事業を展開する株式会社NHTU。

今回は、代表の堀田典義氏に、事業の現状と今後の展望、そしてご自身の価値観についてお話を伺いました。

地域社会に貢献するドローン企業を目指して

――現在の事業内容と、企業としてのビジョンを教えてください。

NHTUは2017年に設立し、空撮を中心にドローンに関する事業を展開してきました。

テレビCMやイベント撮影などに携わってきましたが、現在は「ドローンショー」と「インフラ点検」という継続性のある分野に注力しています。

特に、老朽化が進む社会インフラをドローンで安全かつ効率的に点検する事業には、大きな可能性を感じています。

理念として掲げているのは「お客様第一主義」です。

お客様が何を望んでいるのか、どうすれば喜んでもらえるのかを徹底的に考える。それが結果に繋がると信じています。

経営の原点は「挑戦」と「現場」

――起業に至った経緯や、これまでで印象に残っている経験について教えてください。

前職では自動車の運動性能評価に携わり、管理職も経験しました。

ただ、もっと自分のやりたいことを自由に追求したいという思いが強くなり、早期退職してドローンの世界へ飛び込みました。

最も印象に残っているのは、起業して間もない頃に「騙された経験」です。

法的には問題なくとも、自身の知識不足で痛い思いをしましたが、それがきっかけで物事を慎重に見極める力が身についたと思います。

一方で、事業を通じてできた人脈は大きな財産です。新たな出会いが次のビジネスにつながる瞬間を何度も経験してきました。

――経営者として心がけていることは何ですか?

最も大切にしているのは「お客様第一主義」です。

常に、「お客様が何を求めているのか」「どうすれば喜んでもらえるか」を考えること。それが、結果的に事業の成功につながると信じています。

また、私自身が現場に立ち、実際にドローンを操縦し、仕事の最前線で動くようにしています。

これは本田宗一郎氏の「三現主義(現場・現物・現状)」に強く影響を受けたもので、机上の空論ではなく、リアルな現場から学ぶことを大切にしているからです。

人を育てる組織を目指して──社員に求めることと関係構築

――スタッフとの関係や人材育成について、どのように考えていますか?

現在は正社員ではなく、パートスタッフと協力して事業を進めています。

彼らの自律性を大切にしており、「アメとムチ」を上手に使い分けるよう心がけています。一方的な指示ではなく、良い点は素直に褒め、改善点はしっかり伝える。

そうすることで、自分で考え、動ける人材が育つと考えています。

理想は、私と同じレベルのスキルを持つスタッフが育ってくれることですが、現実的には簡単ではありません。

ただ、それを悲観しているわけではなく、スキルは私自身が育てていくものだと思っています。

将来的には長期的な育成にも取り組めるよう、組織体制を整えていきたいと考えています。

ドローンで安全と感動を届ける

――今後の展望や取り組みたい事業について教えてください。

インフラ点検とドローンショーを主軸に、事業の安定化と拡大を目指しています。

特に水道橋や下水道など、老朽インフラの点検は社会的ニーズが高く、すでに企業からの依頼もいただいています。

また、ドローンショーは地域イベントなどでの需要が見込まれ、地域活性化にもつながると期待しています。

現在は赤字経営という課題もありますが、インフラ事業は既存のネットワークを活かし、ショーに関してはWeb広告を活用するなど、分野ごとに戦略を分けて取り組んでいます。

好きなことが仕事の原動力

――仕事以外の時間や、リフレッシュ方法について教えてください。

正直なところ、今はなかなかプライベートの時間は取れていません。ただ、自分の好きなことを仕事にできているので、それ自体がリフレッシュでもあります。

尊敬する本田宗一郎さんの「三現主義」にも影響を受け、今でも現場に出て、ドローンを自分で飛ばしています。

「好きこそ物の上手なれ」と言いますが、本当にその通りだと思っています。社員にも、まずはこの仕事を好きになってもらうこと。それが、最も大切なスタートだと感じています。

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