健康医療事業におけるパイオニアとしての挑戦

株式会社ルーシーダットン 代表取締役 古谷暢基氏 

そんな志を掲げ、健康医療事業を多角的に展開する古谷暢基氏。

その百戦百勝ともいえるビジネス手法のポイントは、“必要とされているが現代マーケットに存在しない価値を発見・創造し、必要としている人たちに伝える”ーーこれだけである。

同氏は、「ルーシーダットン(タイ式自己整体法)」の日本導入を皮切りに、「ダイエット検定」や「入浴検定」の資格ビジネスや、日本古来の有用植物文化を掘り起こす「和ハーブ」など、常に“ブルーオーシャン”を切り拓いてきました。

その根底にある哲学と、未来を見据えた構想について伺いました。

世の中にないものを創り、健康文化として根づかせる

――現在の事業内容と、理念について教えてください。

事業の根底にあるのは、「正しい健康知識と医療知識を広め、日本人の心と体を本当の意味で幸せにしたい」という想いです。特定の製品を売るのではなく、正しい考え方そのものを伝えることが使命だと考えています。

“真に健康に貢献する情報や考え方”を提供することに対価をいただき、経営を成り立たせています。特定の健康商品や手段・サービスを売ってその対価で売上をあげるスタイルとは異なるために、どこにも紐づけ・しがらみはありません。健康に本当に必要な本質的な情報だけを伝えますので、そこに賛同してくださる皆様が顧客や会員となってくれています。

例えば、人々が長い時間をかけて培ってきた「健康文化」は、最近できたビジネス医療や健康食品などより劣らず、むしろ勝るものと考えています。例えば、2005年に日本で初めて広めたルーシーダットン(サンスクリット語で“行者の自己整体”)は、4千年の歴史を持つ“世界最古のエクササイズ”ですし、「和方(日本の民間療法)」の代表である薬草(和ハーブ)やお風呂(入浴検定)は、日本人の宝のコンテンツだと思います。

格闘技ジムからの転身 理念と信念を形にする力

――経営者としてのキャリアと、原点について教えてください。

起業の原点は、サラリーマンを辞めて立ち上げた総合格闘技ジムです。当時はK-1やPRIDEがブームで、その波に乗る形でジムも順調に拡大しました。一方で、人を傷つけるスポーツだけを教えていることにパッションの行き詰まりを感じ、スポーツで健康になっていく人たちへの共感とやりがいを見出したのが、現事業の原点と言えます。

私のビジネスに対する信念は、「真の意味で世の中の広く役に立つ視点で行うこと」であり、まだ世に無いその形を創り出せば、“必要なお金は後からついて”きます。私の場合は借金はしない主義なので、予算が無いところから始めることがほとんどですが、「ニーズがあるのに、まだこの世に無いものを見つける or 創り出す」の鉄板ノウハウに加えて、それを必要としている層に届ければ、確実に事業は軌道に乗ります。
最初に始めたルーシーダットンの日本導入ビジネスでは、初期投資100万円で初年度売上1億円以上を達成したのは、その証明でもあります。

主体性と「心のベース」を重視した組織づくり

――社員との関係性や、組織運営におけるお考えを教えてください。

私たちのチームは少数精鋭で、正社員は5名ほど。だからこそ、一人ひとりの主体性が非常に重要です。採用では「たくましさ」と「心のベース(自己責任感と利他性)」を重視しています。これらが欠けていると、どれだけスキルが高くても結果として組織に馴染みません。

社内では最低限の役職や部門も存在しますが、皆が同じ目線で仕事をしています。良い意味で家族のような関係性を築き、お互いの生計を支えている相互の責任をまっとうしながら、思いやりも尊重し合う風通しの良さが特徴だと思っています。

また、全国各地に理念に共鳴したメンバーが、多数存在します。特に和ハーブ事業では、植物をベースにした日本の自然と文化の本質への強い共感のもとに、500人近い会員様たちが啓発や事業を支えてくれています。お金で共感するのではなく、日本や世の中を良くしていくというコンセプトの共感から生まれるネットワークが、当社の大きな力になっています。

広げすぎず、深く届ける──本質的な拡張戦略

――今後の展望や、組織の未来についてどう考えていますか?

「正しい情報を正しく広める」ことです。事業の広がりは、あくまでその延長線上にあります。広告費をかけることもほとんど無いのですが、それは当方が広めるコンテンツの価値が本物であり。口コミ、講演依頼、取材などが自然とオファーされ、徐々に認知が広まってきたと思います。

今後はSNSなどの新たなメディアも活用しながら、価値を正しく伝えられる人たちとの連携を深めていきたいと考えています。また、自身の年齢も考慮し、事業継承にも取り組んでいきます。若い世代や地方の賛同者にバトンを渡しながら、理念が次世代へと引き継がれる仕組みづくりが今後の課題です。

「仕事が趣味」──心と身体を整え、自然体で生きる

――日々のリフレッシュや、大切にしている価値観を教えてください。

私にとって、仕事と趣味の境界はほとんどありません。“日本の健康や文化に関する全ての活動”そのものが楽しく、ライフワークとして取り組んでいます。

まあ、温泉や食文化は大好きなので、地方出張の際には満喫していますが。

週に数回は自ら運営するジムで運動し、体を整えていますし、唯一の趣味(仕事が絡んでいない)バスケットボールも月1回、行っています。

心身のバランスを保ちつつ、「正しいことをやる」という揺るぎない価値観を軸に、今後も健康文化の発信を続けていきたいと思っています。

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