地方と宿を、SNSで世界とつなぐ──観光立国に挑む“財閥創り”の旗手

株式会社株式会社Acre 代表取締役 酒道 駿介氏 

観光立国・日本。その未来を切り拓こうと、SNSマーケティングを武器にホテル・旅館業界を支援する気鋭の経営者がいます。

株式会社Acre代表の酒道氏は、どん底から這い上がり、今では30万人のフォロワーを抱える自社メディアを駆使し、業界に新風を吹き込んでいます。

彼が描く“街づくり”のビジョンと、それを支える価値観に迫りました。

宿泊業界に特化したSNS支援で、市場に風穴を開ける

――現在の事業内容と、会社としての強みについて教えてください。

当社は、ホテルや旅館に特化したSNSマーケティング支援を主軸としています。

元々はSNS運用全般を行っていましたが、大阪・伊丹空港近くのホテルのリブランディングの案件をきっかけに、宿泊業界に特化するようになりました。

運用を担当したInstagramアカウントが大きく成長し、SNSでの体験訴求が集客に与える影響の大きさを実感しました。

それ以降、SNSに加えて、お宿のコンサルティングや修繕、リブランディングまで総合的に支援しています。

また、自社で運営するSNSメディアを活かしたプロモーションも特徴です。現在6アカウントを運営しており、フォロワーは合計30万人以上。

デートスポットや地域の魅力を発信することで、宿泊施設の自然な露出に繋げています。

失敗と再起、そして「財閥を創る」という夢

――これまでのキャリアや、経営者として大切にされていることは何ですか?

専門学校在学中にアフィリエイトを通してSNS集客を学び、学校卒業後は個人事業主として半年で7000万円超の売上を出せたものの、為替取引で大きな損失を出し、1週間で約1000万円を失いました。

この経験が、今の堅実な経営方針の原点です。信用と実績を積み重ねることこそが、持続可能なビジネスだと気づきました。

そこでアフィリエイト時代に培ったマーケティングの知見から21歳の年に、志を共にする仲間と「株式会社Acre」を設立し、マーケティング支援を軸に事業を開始しました。

私は「観光業で財閥を創る」という夢を掲げています。

単なる企業の拡大ではなく、地方の活性化や雇用創出に繋がるような組織を築く。その過程で、今のメンバーたちにも経営を担ってもらいたいと考えています。

自律型チームで、個の力を最大化

――組織づくりにおいて意識していることはありますか?

大切にしているのは、個々の主体性です。

組織のビジョンと個人の目標が重なることで、本当の力が発揮されると考えています。指示するのではなく、共に考え、対話を重ねながら進めることを重視しています。

実際、メンバーの多くは「もっとこうした方が良いのでは」と自発的に提案し、改善を進めてくれます。

役職や肩書きに縛られず、誰もが主体的に動ける環境が整っているのは、業務委託という形態だからこそ実現できている部分も大きいです。

仕事を「自分ごと」として捉える空気が、チームの一体感にもつながっています。

自治体と連携し「街づくり」へ

――今後の展望や挑戦したいことは何ですか?

今後2年で全国のホテル・旅館へのアプローチを強化し、自社メディアを活かした取材で関係構築を進めます。その先には、地方自治体との連携による観光資源の再発掘をベースとした街づくりを見据えています。

ホテル単体の集客には限界があります。地域の文化・体験・イベントを包括的にプロデュースし、観光客を惹きつける。その中心に当社が入り、地域全体の価値を高めていく構想です。

特に注力していきたいのが、地域資源との連携です。

例えば地元の伝統行事や食文化、観光資源を巻き込んだ宿泊体験のパッケージ化や、海外向けSNSメディアでの多言語プロモーションなどを通じて、訪日客が「地域そのものを目的地とする」流れをつくりたいと考えています。

現在、いくつかの自治体とは具体的なイベント企画や助成金活用に関する協議も進んでおり、単なる観光PRを超えた“観光地のブランディング”に貢献できる体制を構築中です。

「仕事に懸ける、ぶれない情熱

――お忙しい中でのリフレッシュ方法や、情熱の源は何でしょうか?

私にとって、仕事そのものが情熱の源です。

どん底を経験したからこそ、再び信頼を得ていく過程に深い意味を感じています。

日々挑戦できる環境、仲間とビジョンを共有できる喜び、そして観光業を日本の主要産業にするという使命感が、私の原動力です。

これからも、ぶれることなく、自分の信じた道を仲間と共に進んでいきたいと思っています。

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