挑戦を糧に、仲間と未来をつくる――若手経営者が語る組織化への道

年商1億円〜10億円の“壁”に挑む経営者へ

SFIMA株式会社 代表取締役CEO 和田淳志氏 

創業からわずか1年で着実に実績を重ね、成長を続けるSFIMA株式会社。

代表の和田氏は、個人事業主時代にクラウドソーシングで150万人の中から頂点を極めた経験を持ち、クリエイティブとマーケティングの知見で多くの企業の成長を支援してきました。

今回は、同社の現状と経営哲学、そして未来への挑戦についてお話を伺いました。

4つの事業で描く成長戦略と「挑戦」の理念

――現在の事業内容と特徴について教えてください。

当社は大きく4つの事業を展開しています。

  • コンサルティング事業(社外CMOとしての伴走)
  • クリエイティブ制作事業(マス媒体広告からデジタルまで一貫した企画・制作)
  • スクール事業(AIを駆使したクリエイティブ人材の育成・転職支援)
  • セールスサポート事業(営業・商談代行、各種ツール導入支援)

の4つです。

コンサルティング事業では社外CMOのような立場で経営者を支援し、デザイン事業ではマス媒体での広告制作とメーカー在籍時代のブランディングやプロモーション経験を活かしたクリエイティブを提供しています。さらにスクール事業としてWebデザイナーやディレクターの育成や転職支援を行い、セールスサポート事業では営業代行・商談代行やツール導入支援を行っています。BtoBを中心に、戦略→制作→運用→内製化(育成)まで一貫して支援できるのが強みです。

――企業理念についてお聞かせください。

社名の「SFIMA」はイタリア語で「挑戦」を意味する“スフィーダ”に由来しています。DをMに変えたのは「Member(仲間・メンバー)」「Makers(創造する人たち)」「Mission to Create(創るための使命)」「Meet(出会い)」といった言葉に込めた想いからです。SFIMAでは、挑戦の過程を仲間と共に楽しみ、明るく前向きに、素直に学び、感謝し、夢を描く。この5つの価値観を大切にしています。

個人から組織へ――経営者として踏み出した理由

――経営者になられた経緯を教えてください。

私はフリーランス時代に、クラウドソーシング「ランサーズ」で「ランサーオブザイヤー2023(Lancer of the Year 2023)」を受賞しました。しかし「この働き方を10年後も続けられるのか」と考えたとき、体力的な限界を意識しました。そこで“個人で戦う”から、大切な仲間たちを増やし、“組織で価値を生む”へと舵を切りました。

個人に依存しない仕組みをつくり、仲間とともに価値を創造する。法人化はその起点です。

――今後の目標を教えてください。

短期的には3年以内に年商1億円を突破し、私自身の関与率を50%以下にして組織として自律を進めます。

将来的にはアメリカをはじめ海外展開も視野に入れています。すでにパートナーが海外に移住してチャレンジを行うなど、グローバルな活動に挑戦できる環境が整いつつあります。

小さな組織だからこそ実現できる信頼と主体性

――社員やパートナーとの関わりで重視していることは何ですか。

現在は私と経理担当を中心に、外部パートナーと連携しながら事業を進めています。各分野のプロフェッショナルが主体的に参画できる仕組みを重視し、定期的なミーティングやオンラインツールで透明性の高い情報共有を行っています。

社員や今後加わる仲間に求めるのは、スキル以上に「明るく前向きで、素直に学び、感謝を忘れず、夢を描ける人」です。AIなどの技術が進化しても、最終的にビジネスを動かすのは人であり、人とのつながりを大切にする姿勢が不可欠だと考えています。

自社事業の拡大とAI時代を見据えた展望

――今後の事業展開について教えてください。

クライアントワークを軸にしつつ、自社商品の企画・開発・販売やスクール事業を強化していきます。人材紹介会社と連携し、アパレル業界や医療業界など各業界に必要とされるWebデザイナーやディレクターの育成・企業研修まで展開する予定です。また、経営者コミュニティとの協業を通じて新しい事業の創出にも挑戦していきます。

デジタル化とAIの進展は大きな変化をもたらしますが、あくまでツールであり、本質は「人との協働」です。

自社の教育事業や地域社会との連携を強化し、教育×地域×継続課金型サービスを組み合わせ展開することで、安定した収益基盤を築いていきたいと考えています。

価値観・哲学とプライベートから見える素顔

――経営において大切にしていることは何でしょうか。

「明るく前向きに」「夢を描く」「素直」「自ら学びにいく姿勢」「感謝」の5つを信条としています。これは、京セラ創業者・稲盛和夫氏の経営哲学に影響を受け、人として正しい在り方を常に意識しています。

――リフレッシュの方法はありますか。

会ってお話しさせていただく前は「インドア派」に思われがちですが、こうみえてアウトドア派で、サーフィンやサーフスケートボード、スポーツ観戦(野球・サッカーなど)が趣味です。最近はコーヒーのハンドドリップやウクレレも始めました。食べ物で言うと、焼き鳥や濃厚な味噌ラーメンが大好物で、仕事の合間に楽しむことが最高の気分転換ですね。

――経営以外で力を入れていることはありますか。

ママの社会復帰を支援するサービスを多数展開する子育て複合施設「HOME(ホーム)」や「子ども×アート」を組み合わせた家族の絆を深める社会事業など、地域貢献にも取り組んでいます。これらの活動を通じて得た学びは、事業にも新たな視点をもたらしています。

また、こんなSFIMA株式会社と一緒にプロジェクトを創っていきたいというパートナー会社様も募集しています。

――最後に、起業を目指す方へメッセージをお願いします。

起業には不安も困難もありますが、勇気を持って一歩を踏み出すことが大切です。スキル以上に、人としての資質・前向きさや感謝の心・夢を描く力があれば必ず、あなたに対しての協力者や応援者が現れます。

SFIMA株式会社( https://sfima.jp/ )は「挑戦」の名のもと、これからも新たな価値を創造していきます。あなたも、自分の夢や目標に向かって挑戦し続けてください。そして、どこかのタイミングで、ご一緒に価値を創造できることを心よりお祈りしております!

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