日本と台湾を繋ぐ不動産の架け橋:テクノロジーと誠実さで未来を拓く

株式会社Genieverse 代表取締役 佐々木 実氏

海外から日本の不動産市場に挑む人々にとって、言語や文化の壁は大きな課題です。

株式会社Genieverseは、台湾のお客様を中心に、ITの力を活かして正確で透明性の高い情報を提供し、不安を安心へと変える存在を目指しています。

今回は代表の佐々木氏に、事業の特徴や経営哲学、そして未来への展望を伺いました。

ITと不動産を融合させ、透明性の高いサービスを提供する

――現在の事業内容とその特徴を教えてください。

当社は不動産の売買・賃貸仲介、物件管理に加え、アプリ開発やコンサルティングを行っています。不動産仲介にITを取り入れ、私は経営やマーケティングに専念、実務はパートナーに任せることで効率的に高品質なサービスを提供しています。

――御社の理念やビジョンについてお聞かせください。

「不動産の情報格差をなくし、誰もが安心して投資や生活を始められる社会」を目指しています。特に台湾から来日する方を対象に、自社サイトやYouTubeで正確な情報を中国語で発信し、透明性の高い取引を実現しています。

――業界での強みは何でしょうか。

当社は管理会社のデータベースと自社サイトを連携し、最新の空室情報をリアルタイムで提供しています。将来的には、サイト上で内見から契約まで完結できる仕組みを整え、スムーズで安心できる不動産取引を実現します。

経営者としての原点と「直感」を信じる姿勢

――経営者になられた経緯について教えてください。

学生時代から起業を志していましたが、20代でパートナーが不動産業界に転職したことを機に、不動産仲介に大きな可能性を感じました。徹底的に研究した末に独立を決意したのが始まりです。

――仕事をする上での夢や目標は何ですか。

私の夢は「自分の人生をコントロールする」ことです。単に会社を大きくするのではなく、周囲の人々と共に幸せになり、やりたいことを実現できる環境を作ることを目指しています。

――大切にしている価値観について教えてください。

直感に従うことを大切にしています。論理的に見える決断も、実際には直感に基づいた判断であることが多い。結果的にその直感が最良の道を示してくれると信じています。

誠実さを基盤に、社員と共に成長する組織づくり

――組織運営や社員との関係で重視していることは何ですか。

社員に求めているのは「誠実さ」です。完璧な人材を求めているのではなく、失敗しても正直に報告し、リカバリーできる人こそ信頼を得られると考えています。私自身もミスを隠さず共有することで、「言っても大丈夫」という安心感を社員に伝えています。

――社内文化づくりで意識していることはありますか。

社員が「楽しく」働ける環境を作ることです。ただし、楽しさだけではなくビジネスとしての成果も両立させる必要があります。お客様と長期間にわたって関わるからこそ、社員一人ひとりが「お客様のために」という気持ちを持ち、自発的に動ける文化を築いていきたいと思います。

AI時代の不動産業を見据えて

――今後の展望について教えてください。

管理会社のデータベースと自社サイトを連携させる仕組みをさらに強化し、ワンストップで不動産取引を完結できるサービスを実現します。将来的にはAIエージェントの進化により、不動産仲介業そのものが変わる可能性があります。その時代を見据え、当社もAIに特化したSEO対策やシステム開発を進めています。

また、現在の大きな課題は採用です。特に台湾人エージェントの確保が難しい状況ですが、SNS発信やAIを活用したマーケティングと併せて、人材獲得にも注力していきます。

経営哲学とプライベートの顔

――経営で大切にしている信条や、プライベートでのリフレッシュ方法を教えてください。

「先義後利」、道義を優先すれば利益は後からついてくると考えています。情熱を持って取り組めば自然と成果に繋がるものです。

リフレッシュはバレーボールと新技術の学習です。AIの進化に触れ、自分で仕組みを作れることが大きな喜びです。また、台湾人向けにバレーボールプレイヤーを繋ぐアプリも開発し、経営以外の情熱も形にしています。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします。

不動産業界は大きな変革期を迎えていますが、根底にあるのは誠実さです。お客様のために正しい情報を提供することを第一に考え、未来に向けて挑戦を続けていきたいと思います。ぜひ皆さんも、自分の直感を信じて新しい一歩を踏み出してください。

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