スノーボード愛から生まれたD2Cビジネス:サラリーマンの休日を豊かにする「やってみなきゃ分からない」精神

Lehmans株式会社 代表取締役 山田大河氏

深い雪を滑る歓びを、より多くの人へ。そんな思いから誕生したD2Cスノーボードブランド”LehmanStickを手掛ける、Lehmans株式会社。大手IT企業でのマーケティング経験を経て、2度目の起業に挑む山田氏に、事業の現状やビジョン、経営哲学を伺いました。

サラリーマンの休日を豊かにするD2Cブランド

――御社の事業内容を教えてください。

弊社はスノーボードの設計・輸入・販売を行っています。国内で設計したデータを基に中国の工場で製造し、輸入販売しています。現在は日本を中心に韓国やカナダにも展開しており、今後はタイや中国にもD2Cモデルで広げる計画です。韓国やタイ展開は現地の小売店からの要望がきっかけでした。

――スノーボードの特徴についてはいかがですか。

日本は世界でも有数の豪雪地帯で、深雪を快適に滑るにはパウダーボードが適しています。近年はバックカントリー需要の高まりもあり、こうした形状が注目を集めています。一般的に15万円前後と高額ですが、弊社は品質を維持しつつ手の届きやすい価格で提供しており、このバランスが支持される理由だと考えています。

――理念やビジョンについても教えてください。

掲げているのは「サラリーマンの休日を豊かに」です。かつて自分自身がサラリーマンだったからこそ、働く人々の気持ちが分かります。利益よりも、皆が「楽しいことを楽しくできる人生」を送れるよう後押ししたいと考えています。

「やってみなきゃ分からない」から始まったキャリア

――経営者になられた経緯は?

20歳で旅行会社を立ち上げたのが始まりです。学生時代、スノーボードを続けるためにアルバイトではなく起業を選びました。

――行動力の源泉は?

「やってみなきゃ分からない」という精神です。大学4年時には会社を売却し、世界一周へ。80カ国を9か月かけて旅しました。野宿やヒッチハイクも経験し、挑戦が自分の生き方になりました。

――2度目の経営で意識している点は?

特にファイナンスです。プレオーダー制で資金を前もって確保し、無借金で事業を拡大できました。前回の経営とは異なり、資金繰りを計画的に見られるようになったのは大きな成長だと思います。

フラットさを大切にした組織運営

――現在の組織体制について教えてください。

社員は約10名。全員が他の仕事を持ちながら関わっています。四半期ごとにミーティングを行い、本業の状況を踏まえつつ進めています。

――社員との関係性は?

元々友人が多く、関係はフラットです。敬語も使わず気軽に連絡を取り合いますが、最終的な意思決定は私が行います。コミュニケーションでは「報告」よりも未来に繋がる「相談」を重視しています。

海外展開とDXで広がる未来像

――今後の展望について教えてください。

海外展開とDXに注力します。特にインバウンド向けサービスには可能性を感じています。例えば、海外からの旅行者が購入したスノーボードを次回まで保管するストレージ事業や、ホテルで一式を受け取れるレンタル事業です。実際に現場を知っているからこそ、お客様の不便を解消するアイデアを形にできると考えています。

――他の事業についても教えてください。

スポーツマーケティングのコンサルティング事業も手がけています。Yahoo! JAPANやメルカリで培ったデジタルマーケティングの経験を活かし、こちらも収益の柱となっています。

体を動かすことが最大のリフレッシュ

――プライベートでの過ごし方を教えてください。

スノーボードはもちろん、夏はサーフィンも楽しんでいます。体を動かすことが最大のリフレッシュであり、仕事の原動力です。

――最後に、これから起業を目指す方へメッセージをお願いします。

特別な才能があったわけではありません。ただ、スノーボードが好きで追い続けてきただけです。もし夢中になれることがあるなら、信じて行動してみてください。「やってみなきゃ分からない」ことは本当に多い。失敗を恐れず一歩踏み出すことが、未来を切り開く鍵だと思います。

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