若き起業家が描く「生きがいのある人生のともしび」

株式会社鈴菊HD 代表取締役 佐々木崇斗氏

人々の働き方が多様化する現代において、転職やキャリア形成の支援は社会的な役割を増しています。株式会社鈴菊HDは、未経験領域の人材紹介に特化し、定着率90%以上という高い成果を上げています。大学中退から起業し、自らの経験を糧に急成長を遂げる佐々木代表に、事業への想いと未来への展望を伺いました。

未経験からキャリアを切り拓く「情報力」と「可能性の発掘」

――現在の事業内容と、その特徴について教えてください。

当社は人材紹介事業を中心に、不動産事業も展開しています。特に強みは中途採用の未経験領域です。求人票や企業のブランディングだけでは見えてこない「企業の本当の姿」を、良い面も課題も含めて求職者に伝えることを重視しています。その結果、入社後のギャップを最小限に抑え、納得感のあるキャリア選択が実現できます。

――求職者支援において大切にしている点は何でしょうか。

徹底したヒアリングで本人も気づいていない強みを引き出し、活かせるキャリアを提案することです。転職は人生の大きな分岐点ですから、私たちは単なる求人の紹介ではなく「人生の可能性を広げる伴走者」でありたいと考えています。結果として、90%以上の定着率に繋がっています。

Uber Eatsから始まった挑戦と経営者への道

――経営者を志したきっかけを教えてください。

大学在学中にコロナ禍を迎え、自分の将来を考える時間が増えました。その時に出会ったのがUber Eatsの配達員を募集する仕事です。新しいエリアで配達員を集め、初回の配達サポートを行うことで収益を得る仕組みでした。ここでアルバイト以外の稼ぎ方を知り、経営に関心を持つようになったのです。

――起業初期に印象に残っている出来事はありますか。

起業初期に最も印象に残っているのは、「最初の一人の転職者が新しい職場に踏み出した瞬間」です。まだ会社としての実績も信用もない中で、求職者の方が私たちを信じて未来を託してくださった。その期待に応えようと必死に動いた日々は、今でも鮮明に覚えています。特に、人材紹介業は「人生の転機」に寄り添う仕事です。入社というゴールに至るまでには、不安や迷い、環境の壁など多くの課題があります。起業初期に出会った方が、新しい職場で活躍して「ここで働けて良かった」と言ってくださったとき、人の可能性は環境次第で大きく開くのだと実感しました。私たちが大切にしているのは、単なる求人のマッチングではなく「その人の可能性を信じ、人生を前向きに変えるきっかけを提供すること」です。起業初期の経験は、その理念を形作る原点になっています。

主体性を生む「任せて待つ」マネジメント

――組織運営についてお聞かせください。

成果をあげるには、成長が必要です。成長は主体性がなければできません。とてもシンプルですが、本質的です。そのため主体性を持てるよう、「任せて待つ」ことを意識しています。数字の目標だけを示し、具体的なやり方は本人に考えてもらう。時には我慢も必要ですが、主体的に動く力を育てることが成長に直結します。

――メンバーのモチベーションを高める工夫はありますか。

一人ひとりの感情を見極め、、反骨心で伸びるのか、嬉しい、楽しいなどの感情報酬で動くのかを見極めます。その上で適切な裁量権や様々な角度からの目標を設定することで「やりたい」と思える環境を整えています。これは求職者支援と同じで、相手を深く理解し、適切な場を用意することが成果に繋がると考えています。

紹介予定派遣で業界に新風を吹き込む

――今後の事業展開について教えてください。

人材紹介をさらに拡大しつつ、紹介予定派遣に力を入れていきます。派遣期間を経て正社員化する仕組みは、企業と求職者双方のミスマッチを防げる最適な方法です。ただ「派遣」にネガティブなイメージが根強いため、そのメリットを広く伝えることが今後の大きな課題です。

――数値的な目標はありますか。

3年後に売上高10億円を目指しています。そのために外部顧問を入れ、教育・評価制度や複数拠点の支店作り、学生インターンを強化していきます。人材紹介以外にも不動産事業をはじめ複数の収益源を持ち、営業のスペシャリストである業務委託メンバーを増員し、求職者に無理な転職を勧めずに済む点も強みです。

サウナとサッカー観戦で挑戦の原動力を養う

――プライベートでのリフレッシュ方法を教えてください。

サウナと海外サッカー観戦です。サッカーは幼少期から続けてきたもので、プロを目指した経験もあります。挑戦を恐れず、限界に挑む姿勢は今の経営にも繋がっています。

――最後に、起業を目指す方へのメッセージをお願いします。

失敗を恐れず挑戦してください。覚悟を決め、本気で挑戦すれば必ず誰かが支えてくれます。行動に移さなければ何も生まれません。やりたいと思ったことに踏み出すことが、生きがいのある人生へ繋がります。私たちも、一人ひとりの「やりたい」を応援し、人生に光を灯す存在でありたいと考えています。

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