生成AIで描く「完全自動化」 ―株式会社アソシエーションオフィスのビジョン

株式会社アソシエーションオフィス 代表取締役 泉 もとき氏

急速に進化するAIは、働き方やビジネスの在り方を根底から変えようとしています。「なんでも自動化する」というビジョンを掲げ、生成AIプロダクトの開発に挑むのが株式会社アソシエーションオフィスです。少数精鋭で成果を重ねる同社の現状と組織の哲学、そして未来への展望を泉代表に伺いました。

生成AIプロダクトで描く「完全自動化」への挑戦

――御社の事業内容と特徴をお聞かせください。

弊社は生成AIプロダクトに特化したシステム開発会社です。完全自動集客システム「AIブログアルケミスト」をローンチして1年が経ち、現在は業務効率化を全自動化する「AI ONE」の開発・販売を控えています。販売は代理店を通じて行い、チャネルを整備しているところです。

── 経営理念やビジョンについて教えてください。

会社のポリシーは「なんでも自動化する」です。生成AIの登場は、自動化が一層進む未来を確信させてくれました。特にマーケティングと社内業務の領域で完全自動化を実現し、生産性と売上向上の両立を目指しています。

マクドナルドで培った効率化哲学と起業の原点

―― 起業に至ったきっかけを教えてください。

日本マクドナルドで10年勤務し、店舗マネージャーを務めました。業務の多くがマニュアル化され効率的でしたが、さらに自動化できる部分を模索して実践しました。その成果が評価され「優秀店長」として表彰を受けた経験が、効率化と自動化への強い関心につながりました。2011年に独立し、一般社団法人のバックヤード業務を自動化する事業からスタートしたのが弊社の始まりです。

――事業転換で印象に残っていることはありますか

信頼できる開発会社がなかなか見つからなかったことです。その経験から「自分たちでやるしかない」と決断し、約3年前に自社をシステム開発会社へ転身しました。ちょうどその時期に生成AIが登場し、方向性が一気に明確になりました。

全員が取締役――自律型組織のユニークな仕組み

――組織体制の特徴を教えてください。

弊社にはいわゆる正社員はいません。全員が法人を持ち、取締役として業務に参画する自律型の組織です。フルリモート体制で、時間管理はなく、目的とKPIを明確にして各自が責任を持って動く仕組みです。

── 社内のコミュニケーションで大切にしていることは何でしょうか。

目的の共有と進捗管理を徹底することです。チャットツールを活用し、各自が必要なときに確認・対応できる環境を整えています。また、月1回の懇親会や週1回のオンラインゲーム「フォートナイト」での交流、ゴルフなどを通じて、信頼関係も築いています。
こうした構想の背景には、「トップリーグで勝つ」こと以上に「社会と接続するクラブ」「ハンドボールマーケットを開放するクラブ」でありたいという思いがあります。練習拠点やアリーナは単なる施設ではなく、人が集まり新しい文化を生むコミュニティの中心になることを目指しています。

属人化をなくし、代理店開拓を加速する未来戦略

―― 今後の展望についてお聞かせください。

生成AIプロダクトの開発・販売をさらに強化し、近く「AI ONE」をリリース予定です。将来的には複数のAIツールを統合したプラットフォームを構築し、誰もが直感的に使える環境を実現します。仕事と趣味の境目はあまりなく、今はハンドボールの活動そのものがライフワークです。ただ、以前はゴルフを頻繁に楽しんでおり、今でも年に数回は仲間とプレーしています。スポーツを通じて人と関わる時間は、今でも大きなリフレッシュになっています。

――現在の課題とその対応について教えてください。

課題は属人化と代理店開拓です。属人化については、生成AIを活用してナレッジを体系化し、新メンバーがスムーズに業務を引き継げる仕組みを整えています。代理店開拓では商談数を増やすことが最優先であり、効率的なリード獲得方法を模索しています。成約率は高いため、商談機会を増やすことが大きな鍵です。

── 数年後の会社像をどう描いていますか。

売上は現状の3〜5倍、社員数は10名程度の少数精鋭を維持する予定です。「導入すれば自動で成果が出る」という新しい常識を社会に浸透させ、ショートカットではなくスタンダードとしての自動化を広めていきたいと考えています。

属人化をなくし、代理店開拓を加速する未来戦略

── 経営において大切にしている信条を教えてください。

「なんでも自動化できる。人間のやることは考えることだけでいい」という信念です。反復作業をなくし、人はより創造的で付加価値のある活動に集中できる環境を追求しています。

── プライベートでのリフレッシュ方法は何ですか。

ゴルフは大切な趣味で、社外の経営者仲間とプレーすることで思考の幅が広がります。チームとは週1回フォートナイトを楽しみ、遊びの中で協力や戦略を学ぶこともあります。月1回の雑談飲み会も良いリフレッシュになっています。

── 最後に、これから挑戦する方へメッセージをお願いします。

まずは行動することが大切です。やってみて合わなければやめればいい。合うと感じたら、自動化して次に進めばいい。小さな挑戦を繰り返すことで、新しいチャンスが見えてきます。私たちも「完全自動化」という未来に向け、挑戦を続けていきます。

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