子どもたちの居場所をつくる――空手・プログラミング・ダンスで未来を育む

株式会社K-top 代表取締役 野瀬 秀宗氏
※お写真左端

空手・プログラミング・ダンスの三本柱で子どもたちに学びと体験の場を提供する株式会社K-top。代表の野瀬秀宗氏は「居場所づくり」を理念に掲げ、地域に根差した教育活動を展開しています。社員や講師の笑顔を大切にしながら、子どもとその家族に安心できる空間を広げ続ける同社。インタビューでは、事業の歩みや経営者としての想い、未来への展望を伺いました。

子どもたちの成長を支える三本柱

――現在の事業内容について教えてください。

弊社は、空手教室、プログラミング教室、ダンススクールを三本柱として運営しています。10年前に私が個人事業主として独立したのが始まりで、会員数も順調に増えてきました。

近年は特にプログラミングとダンスの伸び率が高く、社会的な教育必修化や地域イベントの需要とも相まって、多くの子どもたちに選ばれています。空手に関しても、単に技術を身につける場ではなく、人に優しくできる強さや思いやりを育むことを大切にしています。

また、教室運営だけでなく、発表会や合宿、海外キャンプなどのイベントも積極的に企画しています。子どもたちが仲間と交流し、挑戦を通じて成長する機会を提供することで、「学び」と「体験」の両輪を実現しています。

経営者としての原点と挑戦

――独立して経営者になられたきっかけを教えてください。

前職では創業期から成長期に携わり、充実した日々を過ごしていました。しかし、会社が大きくなるにつれて、思いとは裏腹に実現できないもどかしさを感じるようになりました。今のままで本当に良いのか、自分自身が成長できているか、社員は本当に報われるのか、という自問自答が独立を考えるきっかけでした。

もう一つの理由は、自分が本当に大切だと思える事業をやりたいという思いです。利益や拡大だけを追うのではなく、子どもたちの成長や社会とのつながりを育むことに価値を見いだしました。仲間からの後押しもあり、「居場所を提供する」という理念を形にするため、K-topを立ち上げました。

立ち上げ当初は不安もありましたが、地域の保護者や子どもたちから「ここに来るのが楽しみ」と言ってもらえることが力になりました。現在もその言葉が経営の原動力になっています。

笑顔を守る組織づくり

――組織運営や社員との関わりで意識していることは何でしょうか。

従業員はアルバイト等も含めて約10名の体制です。少人数だからこそ、現場に任せる部分と代表としてのバランスを取っています。

大切にしているのは「社員が笑顔でいること」です。社員が疲弊していては、子どもたちに良いサービスは提供できません。だからこそ、言われたことをやるだけではなく、自分で考えて行動できる環境を重視しています。

加えて、社員同士や講師同士のつながりを大切にするため、定期的にミーティングや懇親会を開いています。業務の共有だけでなく、日常の悩みや挑戦を語り合うことで一体感が生まれ、チーム全体が前向きな雰囲気になります。

経営者の素顔とリフレッシュ方法

――プライベートでの趣味やリフレッシュについて教えてください。

大切にしているのは家族との時間です。

学生時代に打ち込んでいた野球では息子の少年野球チームのコーチも務めています。子どもたちと一緒に過ごす時間は、自分自身の活力にもなります。

娘の部活動の応援や、息子のためにチーム活動だけではなく、日常の中で時間が許す限り自然と家族の時間を大切に考えています。家庭での姿は「いつもふざけている父親」ですが、家族の笑顔が何よりのエネルギー源です。

家族や地域の子どもたちと過ごす時間が、事業にも良い循環をもたらしています。リフレッシュの時間があるからこそ、日々の経営判断にも落ち着いて向き合えるのだと感じています。

社員も子どもたちも笑顔でいられる未来へ

――今後の展開や挑戦したいことをお聞かせください。

まず取り組みたいのは、ダンススクールの新規開設による拡大です。ダンス人気も後押しとなり、子どもたちの活躍の場をさらに広げられると感じています。加えて、フィットネス事業など新しい分野にも挑戦していく予定です。

これまでの活動は子ども向けが中心でしたが、今後は大人や高齢者にも居場所を提供していきたいと考えています。少子高齢化が進む中、幅広い世代が安心して集える場所をつくることが次の目標です。

「子どもたちのため」から始まった取り組みを世代を超えて広げることで、社員も子どもたちも、その家族も笑顔になれる。そんな場を育て続けながら、地域全体が明るくつながり合う未来を描いていきます。

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