日本発の技術力で世界に挑む ——海外での起業経験を経営に活かしグローバルカンパニーを目指す野村代表の歩み

合同会社吉祥万屋 / ZETOA株式会社 代表 野村 悠貴氏

IT業界における大型プロジェクト開発から、EC領域のフレームワーク提供まで。日本の技術力を世界に発信することをミッションに掲げる野村代表は、二度の起業を経て現在2社を率いています。今回は事業内容やグローバルを見据えた未来についてお話を伺いました。

2社を立ち上げ、企業を伴走支援

―― まずは、現在展開されている事業の概要をお聞かせください。

弊社「吉祥万屋(キッショウヨロズヤ)」では、主にクライアント企業のデジタル領域における課題解決を支援しています。特徴的なのは、単なる外部委託で終わらず、最終的に内製化まで伴走する点です。

クライアントの状況や要望を丁寧にヒアリングし、最適なエキスパートネットワークを組成。1年半から2年ほどかけてプロジェクトを推進し、仕組みやノウハウを引き渡すことで、クライアント自身が自走できる体制をつくります。

また、もう一方の会社「ゼトア株式会社」では、EC領域に特化した自社フレームワークを活用し、大規模なプラットフォーム開発やシステム構築を効率的かつ低コストで実現しています。この2社を連動させることで、戦略設計から実装、運用までワンストップで支援できるのが大きな特徴です。

戦える専門家集団

―― 他の大手ベンダーやコンサルティング企業と比べて、御社の強みはどこにあるのでしょうか。

一つ目は、ビジネス要件とシステム要件を乖離させないことです。大規模システム開発では、要件定義の段階でビジネス視点が抜け落ち、トラブルになることが多いですが、当社では経営経験者や事業責任者が要件定義から入り込み、戦略を踏まえて設計を行うため、これまで大規模案件でも一度もリリーストラブルを起こしたことがありません。

二つ目は、人材の質です。私をはじめ、野村総研出身のエンジニアやGoogle関連のクオリティ管理経験者、大手企業で新規事業を率いたメンバーなど、各領域のトッププレイヤーがチームを組んでいます。単なる委託人材ではなく「戦える専門家集団」なのです。

三つ目は、自社フレームワークの開発です。ECやデジタルプラットフォーム構築において、ベースとなる仕組みを自社で持っているため、数億規模の開発案件でもコストを大幅に抑え、スピーディーに展開できます。

30歳で起業できる人材を目指して

―― 野村様が経営者になられた経緯について伺えますか。

大学時代、就職活動を通じて「自分は何を本当にやりたいのか」と考え抜いた結果、20代はセールスとマーケティングを学び、30歳で起業できる人材になろうと決意しました。さまざまな経験を経て、シンガポールで初めての起業。その後、大手企業で新規事業開発責任者を務め、30代後半で再度、経営者としての道を選びました。

シンガポールでの日々は非常に大きな学びでした。短期的なキャッシュ確保の難しさや、投資家との関係構築、現地人材の採用課題など、想定以上の壁がありました。ただ、その経験があったからこそ、今は資金計画や事業設計を冷静に考えられるようになりました。

世界市場に挑戦する

―― 御社が掲げる理念やビジョンについて教えてください。

大きなビジョンは「日本発のITプロダクトでグローバルスタンダードをつくること」です。現在、世界のIT市場では欧米や中華系企業が圧倒的に強いですが、日本の技術力は決して劣っていません。Made in Japan のプロダクトで世界市場に挑戦する。その挑戦心を原動力に、Eコマースという巨大市場に向けて革新的なプロダクトを生み出していきたいと考えています。

まずは世界に目を向けること

―― 最後に、読者へのメッセージをお願いします。

挑戦の場は必ずしも日本国内だけではありません。世界に視野を広げ、挑戦し続けることで必ず新しい道が開けます。私自身も二度の起業、海外での失敗を経て、今があります。読者の皆さんにも、自分のビジョンを信じ、行動に移していただきたいと思います。

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