サウナで日本の国力を上げる――saTunaが描く未来のコミュニティ

株式会社saTuna 代表取締役 松田 達也氏

サウナで国力を上げるsaTunaの理念と事業展開

――御社の事業内容と特徴について教えてください。

もともと私は会社員を辞めた後、趣味として経営者サウナ交流会を月2回ほど開催していました。それが法人化につながり、今の「saTuna」につながっています。現在は経営者中心のサウナコミュニティを軸に、会員・非会員制のサウナコミュニティを運営しています。

表向きはサウナコミュニティ事業ですが、実際のマネタイズは店舗様(体験系)向けに成果報酬型の集客支援、PR(パブリック・リレーションズ)とプロモーション(Promotion)が中心です。
サウナ施設の集客支援やインフルエンサーとの連携、SNS運用代行などを一気通貫で提供、提案しています。また、設計チームと提携し、新規サウナ施設の立ち上げやリニューアルにも関わることができます。

私たちのミッションは「サウナで日本の国力を本気で上げる」ことです。
ビジョンとしては日本一、そして世界一のサウナコミュニティを目指しています。
バリューは「サウナで繋がる、閃く」です。この価値観を事業の根幹に据えています。

震災経験と会社員時代から芽生えた経営者への道

――経営者になられたきっかけを教えてください。

高校生の頃に東日本大震災を経験し、自分の存在意義や将来について深く考えるようになりました。大学時代には経営者の方々に会う機会も増え、「経営者になりたい」という気持ちが芽生えはじめました。

新卒で投資用ワンルームマンション業界に入社し、4年半営業マンとして働きました。厳しくストイックな環境でしたが、地主のお客様やハイキャリアのサラリーマン、経営者など、多様なお客様の方々と接点・ご縁を紡げたをことは今となっては大きな財産です。

その後、コロナ禍に突入、「先がわからないままただじっと座って受け身、サラリーマン的な働き方ではなく、もっと自分らしく挑戦したい」と感じ独立しました。営業代行などを経て、サウナコミュニティを法人化。仲間がサウナを通じてつながり、実際に数千万〜数億規模のビジネスが生まれる場となったことが、設立の大きな後押しになりました。

伴走してくれている役員と業務委託で築く柔軟な組織運営

――御社の組織体制やコミュニケーションの取り組みについて伺います。

当社は超サウナ好き役員を中心に運営・経営しています。全員が他法人の経営者でもあり、それぞれの専門性を持ち寄っています。従業員は雇用せず、業務委託を中心にSNSチームや設計パートナーと協力する形です。

大切にしているのは「サウナが大好きであること」です。利用者の目線に立てることが、提案や企画の質を高めるのではないかと考えております。コミュニケーションは、定例の飲み会やオンラインミーティングだけでなく「サウナミーティング」も実施しています。

サウナ室での6〜10分間は集中して議論し、その後の水風呂と休憩でアイデアを整理する。このサイクルが効率的で、リラックスした中から本音の意見が出やすいと感じています。

東京から全国へsaTunaが描く未来戦略

――今後の展望について教えてください。

まずは東京での実績を積み上げ、将来的には大阪や地方都市に広げていきたいです。「東京でサウナ会といえばsaTuna」というブランドを確立し、全国展開することが目標です。

また、サウナ施設は都市部だけでなく、地方の銭湯や温泉、老舗ホテルの再生などにも可能性があります。後継者不足や衰退が進む地域を、サウナを起点に盛り上げたい。地方創生や観光資源の再活用も視野に入れています。そのためにも、今はまず実績を積み、信頼を広げていく段階だと考えています。

サウナと神社仏閣巡りに込めた経営者のリフレッシュ

――趣味やリフレッシュ方法について教えてください。

もちろんサウナは生活の中心であり、ライフワークの一部ですが、それ以外にも「神社仏閣巡り」を習慣にしています。日本には八百万(やおよろず)の神様、約8万8千社もの神社があるといわれていますが、有名どころや地域の神社に足を運び、月初には必ず「朔日参り」(ついたちまいり)、「月初参り」をするようにしています。

この習慣は全ての日本の皆様と、経営者にとっても心の拠り所になると思いますし、誰でも身近に実践できることです。日常の中で気持ちを整え、経営の指針を確認する時間になっています。

――最後に、読者の皆さまへメッセージをお願いします。

挑戦の場は日常のどこにでもあります。サウナや神社のように、自分を整える習慣を持つことが、未来を切り拓く大きな一歩につながると信じています。
最後に僕の好きな言葉をひとつ。「八紘為宇」
世界をひとつの家族のように。国や文化を越えて、心でつながる世界をつくりたい。

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