雑草のように生き抜く力で、東北とフリーランスに貢献する

株式会社ヒラガナ 代表取締役 加藤晃浩氏

株式会社ヒラガナは、コピーライティングやWEBコンテンツ制作、SEO支援など幅広いデジタルマーケティング業務を手掛ける少数精鋭の企業です。代表の加藤晃浩氏は、フリーランスからの延長で法人化を選び、「雑草のように生き抜く継続力」を信条に活動を続けています。東北出身である自身のルーツを大切にしながら、地域とフリーランス支援の両面に取り組む姿勢について伺いました。

包括的なデジタルマーケティング支援

――御社の事業内容について教えてください。

当社では、デジタルマーケティング支援、WEBコンテンツ制作、コピーライティングなどを包括的に行っています。特にコピーライティングは企業ブランディングの一部として位置づけ、タグラインの作成やサイト全体の構成設計も含めたサポートが可能です。

特徴は「トータルサポート」です。単にコピーだけを納品するのではなく、WEBサイト全体のリニューアル、SEOを含む運用までを一気通貫で対応しています。さらに、ヒアリングを通じてクライアントの本質的な課題を把握し、施策全体を組み合わせることで成果につなげる点に強みがあります。フリーランス時代から培った柔軟な発想力に、法人ならではの安定感と責任感を加えられることが、当社の特徴だと考えています。

フリーランスから法人化へ――経営者になった経緯

――経営者になられた経緯を教えてください。

もともと経営者志望ではなく、2020年からフリーランスのコピーライターとして独立しました。ありがたいことに依頼が増え、WEBやSEOコンサルまで仕事が広がる中で、節税や将来の展開を考えて2024年に法人化しました。

「なりたい」と強く願ったわけではなく、結果として経営者という立場に立ったという感覚です。今でも「経営者」という意識は薄く、フリーランスの延長として活動しています。ただし、だからこそ柔軟に動ける点は自分らしさでもあり、強みになっていると思います。

印象的な出来事としては、高校時代に続けた新聞配達があります。1年で357日、早朝に働き続けた経験から「継続する力」と「自己完結力」を身につけました。これは今の経営姿勢につながっています。

少数精鋭だからこそ生きる外注スタッフとの関係

――組織運営やスタッフとの関係で意識していることはありますか。

当社はマイクロ法人で、社員は妻と私の2名。外注スタッフを含めても7名ほどの小規模体制です。その分、一人ひとりのタスクや状況を把握しやすく、必要なときには進捗確認や相談を行っています。

大切にしているのは「距離感」です。過度に管理しすぎるとスタッフの成長を妨げてしまうため、あえて任せる部分を残しています。自ら「もっと挑戦したい」と思ってもらうことを期待し、本人からの意思表示には全力で応える姿勢を取っています。適度な距離を保ちつつ、主体性を育むことが組織の健全さにつながると考えています。

「雑草」の哲学と日常のリフレッシュ

――経営や人生において大切にしている価値観を教えてください。

私のテーマは「雑草」です。派手な才能よりも継続力と自己完結力を大事にし、反省と努力を積み重ねる姿勢を経営にも生かしています。豊かさは売上の大小ではなく、社会や自分が幸せを実感できる状態にあると考えています。

――プライベートでのリフレッシュ方法を教えてください。

最大の楽しみは奥さんと過ごす時間です。平日に旅行へ出かけたり、自宅のバルコニーで食事を楽しんだりと、日常を丁寧に味わうことが何よりの活力になっています。「奥さんの幸せ」が自分の原動力であり、その思いが仕事に挑み続ける力の源になっています。

経営と生活は切り離せないからこそ、日常を楽しむ姿勢を大切にしています。その柔らかな生活観が、挑戦を続けるための確かな支えとなり、これからの東北やフリーランスの未来を支える土台にもなっていくと考えています。

東北への思いとフリーランス支援の展望

――今後の展望について教えてください。

目指す方向は二つあります。まずは「東北への貢献」です。仙台出身として地元に戻り、地域企業のマーケティングやブランディングを支援したいと考えています。大手に依頼するにはハードルが高いと感じる企業の力になり、仙台を拠点に東北全体の発展に寄与したいと思っています。

もう一つは「フリーランス支援」です。自らの経験をもとに、法人化や継続的な活動の可能性を示し、独立した人たちが安定して活躍できる環境づくりを後押ししたいです。今後はMEO(Googleマップ最適化)などの新規事業も検討しており、地域ビジネスに直結する支援を拡大していきます。AI時代においても、人にしか生み出せない価値を見極めながら柔軟に挑戦を続けたいです。

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