独立1年目の挑戦――「経営者の安心を守る」税理士の使命

アックスアドバイザリー税理士事務所 税理士 山下 大樹 氏

クラウド会計の導入と、将来を見据えた節税支援を強みに、独立1年目ながら着実な成長を遂げているアックスアドバイザリー税理士事務所。代表の山下氏に、約12年間にわたる税理士法人での経験を土台に、ゼロから立ち上げた事務所の歩みや強み、そして今後の展望について伺いました。

クラウド会計と節税支援で「経営者の安心」を支える

――まず、現在の事業内容について教えてください。

法人・個人のお客さまを対象に、税務申告業務を中心として、節税支援やバックオフィス業務の効率化を行っています。特に力を入れているのは、将来を見据えた節税支援とクラウド会計の活用です。

一般的に税理士の業務は税務申告が中心で、記帳や申告で終わってしまうケースも少なくありませんが、当事務所では、記帳・申告業務に加え、適正かつ効果的な節税のご提案を行い、お客さまの経営と暮らしの安心を支えることを大切にしています。また、マネーフォワード会計を導入し、資料の授受はLINEやGoogleドライブを通じて行える仕組みを整備。お客さまの手間をできるだけ減らすよう工夫しております。当事務所の記帳代行をご利用のお客さまについては、クラウド会計の導入率は100%です。

また、不動産オーナーさま向けの節税支援にも注力しています。具体的には、個人が保有する不動産を新たに設立した法人に移転し、賃料収入を個人から法人へ移すことで、税金の負担を減らすことができます。日本の法人税率は所得税率と比較して低く設定されているため、その税率差によって節税効果を得ることが可能です。

12年間の経験を経て独立を決意

――これまでのキャリアや独立の経緯について教えてください。

勤務時代は、税理士法人2社に約12年間勤め、法人・個人を合わせて100件以上のお客さまを担当しました。管理職としてマネジメントも経験しましたが、お客さま一人ひとりとの時間を十分に確保し、より多くの方と深く関わりたいという想いから、独立を決意しました。

今年1月に開業し、ゼロからのスタートとなりました。なかでも特に印象的だったのは「集客の壁」です。名刺交換や交流会を通じて出会った方から学びを得ることができ、そこから直接仕事につながることもありました。勤務時代とは異なり、自ら行動するからこそ得られる学びの大きさを実感しています。

一人事務所から広がる未来像

――現在の組織体制や今後の方向性について伺います。

現在は私一人で運営していますが、将来的には記帳代行や事務作業を在宅ワーカーやパートの方に委託し、体制を拡大していきたいと考えています。クラウド会計を導入すれば、専門知識がなくても対応できる業務が増えるため、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を取り入れやすくなります。

3年後の目標は、売上を現在の5倍規模にすることです。その実現に向けての課題は「差別化」と「集客」。税理士としてお客さまのためにできることを明確にし、他社との違いや自社の強みをしっかりと発信していくことが欠かせないと考えています。

「キャッシュイン」に専念できる環境をつくる

――事業を通じて果たしたい役割について教えてください。

会社や個人のキャッシュを増やす方法は、「収入を増やす」か「支出を減らす」かの二つしかありません。「支出を減らす」ことは、節税支援を中心に税理士がお手伝いすることができますが、一方で「収入を増やす」=「売上を伸ばす」は主に経営者の役割になります。

税理士としてお客さまの売上を直接伸ばすことはできませんが、日頃から気軽にご相談いただける体制づくりや煩雑な記帳業務を引き受けることで、経営者が本業に専念できる環境を整えることはできます。その結果として、間接的に売上の拡大にも貢献できると考えています。

一人でも多くのお客さまが、正しく適切な情報や知識を得て「損をしない経営」を行い、「本業に専念できる環境」を築けるよう支援していきたいと思います。

家族と過ごす時間がエネルギー源

――プライベートについても教えてください。

家族は妻と子ども2人。土日は基本的に仕事を入れず、子どもたちと過ごす時間を大切にしています。運動会などの行事に参加することが、いまの楽しみのひとつです。

家族と過ごす中で、学校や保育園での出来事を聞いたり、子どもたちの悩みに耳を傾けたりと、日々の出来事から学ぶことも多くあります。こうした日常の時間が、経営にも新たな視点をもたらしてくれています。

――最後に、今後の展望についてお聞かせください。

同じような環境でも、正しい知識を持つかどうかで、手元に残るキャッシュは大きく変わります。だからこそ、一人でも多くのお客さまに損をさせない支援を広げていきたい。今後3年以内には、仲間とともに組織を拡大し、より多くのお客さまをサポートできる体制を築いていきたいと思っています。

その先には、「アックスアドバイザリー税理士事務所のサポートがなければ安心して仕事や生活ができない」とお客さまに思っていただける存在を目指しています。これからも挑戦を続け、事務所として新たな可能性を切り拓いていきます。

関連サイト

    お問い合わせ内容
    氏名
    会社名

    ※会社・組織に属さない方は「個人」とお書きくだい

    役職

    ※会社・組織に属さない方は「一般」をお選びください

    メールアドレス
    電話番号
    どこでお知りになりましたか?
    お問い合わせ内容
    プライバシーポリシー

    株式会社アイドマ・ホールディングス(以下「当社」といいます)は、次世代型営業支援サービスを提供しております。当社に対するご信頼とご期待に応えるためには、お客様から取得した又は業務委託元等の取引先からお預かりした個人情報の取扱いの重要性を、全ての従業員が強く認識し、適正に取り扱うことが不可欠と考えております。そこで、当社は、個人情報に関する法令等及び以下に定める個人情報保護方針を、従業員一同がこれを遵守することを宣言します。 1. 個人情報の取得・利用・提供について 業務を通じて取り扱う個人情報、また従事する従業者の個人情報について適切に取得するとともに、事業活動を通じて定めた個人情報の利用目的の範囲で適切に個人情報を取り扱い、利用目的を超えた利用をいたしません。 またその行動を遵守するための措置として従業者教育や内部監査等を行います。 2. 法令等の遵守について 個人情報を取り扱う上で、個人情報保護法をはじめとする法令や、関連ガイドライン等の国が定める指針、条例、その他の規範を確認し、遵守します。 3. 個人情報保護のための安全対策の実施について 個人情報を安全且つ適切に取り扱うことを確実にするため、個人情報保護管理者を中心とした「個人情報保護マネジメントシステム」としての管理体制を組織し、また従業者一人ひとりへの教育を通じて、個人情報の滅失、破壊、改ざん、毀損、漏洩等の予防に努めます。 また、日々の確認、内部監査等を通じて、不適切な取扱いについては早期に検出し、原因を精査して是正、再発防止に努めます。 4. 個人情報の取り扱いに関する苦情及び相談 個人情報の取扱いに関する苦情、相談等に対して、受付窓口として「個人情報相談対応窓口」を設置し、本人の意思の尊重のもと遅滞なく、速やかに対応を行います。 5. 個人情報保護マネジメントシステムの継続的改善 当社の経営環境、社会情勢の変化や情報技術の進歩等に対応した個人情報保護を実現するため、柔軟に「個人情報保護マネジメントシステム」を見直し、継続的な取組みのレベルアップ、改善に努めます。 制定日 2014年2月1日 改定日 2022年4月1日 株式会社アイドマ・ホールディングス 代表取締役 三浦 陽平 〒141-0021 東京都 品川区上大崎 2-13-30 oak meguro 5・10F 個人情報に関するお問い合わせ窓口 株式会社アイドマ・ホールディングス 個人情報相談対応窓口 〒141-0021 東京都 品川区上大崎 2-13-30 oak meguro 5・10F 電話/03‐6455‐7935 メール/privacy@aidma-hd.jp 受付時間/10:00~18:00(土日祝日、年末年始の休業日を除く) 担当責任者/経営管理本部 担当役員

    プライバシーポリシー に同意して内容を送信してください。