ALTORE株式会社 代表取締役 髙山 将太朗 氏
会社設立間もないながらも、確かな専門性と実績を積み上げつつあるALTORE株式会社。WEB制作に留まらず、広告運用やSNSサポートまでワンストップで手掛ける同社は、顧客の課題解決に真摯に向き合い、成長を続けています。今回は髙山社長自身の言葉を通して、会社設立の背景や事業方針、組織運営の工夫、そして未来への展望を詳しくお聞きしました。
目次
ゼロからサービスを立ち上げてみたい
——御社の立ち上げに至った経緯を教えてください。
私はこれまでWEB広告マーケティング会社で営業を中心にキャリアを積んできました。その中で、「営業だけではなく、ゼロから自分でサービスを作ってみたい」と感じるようになりました。
顧客が本当に必要としている支援を提供する体制を、自分の手で整えたいという想いが起業の原動力になりました。単なる制作会社ではなく、顧客の課題解決まで一貫して対応できるサービス体制を作りたい、そんな想いが出発点です。
顧客一人ひとりのニーズに合わせて柔軟に対応
——現在の事業内容や特徴について教えてください。
現在の主力事業は、WEB制作や広告運用、GoogleやSNS関連のサポートです。とくに中小規模の店舗運営者を中心にサービスを展開しており、顧客一人ひとりのニーズに合わせた提案を行っています。
社単なる制作や運用だけではなく、顧客の目線で何が必要かを考え、固定化されていない柔軟なサービスを提供することを重視しています。多くのWEB管理会社がある中で、差別化を図るための模索は続けています。
持続可能なサポート体制を実現
—— 企業理念やビジョンは?
企業理念は誠意と透明性を持った対応、そしてビジョンは業界の標準を変え、困っているお客様を減らす取り組みを進めることです。私は顧客が抱える課題を単に解決するだけでなく、未来を見据えた持続可能なサポート体制を整えることを重視しています。
少しずつ芽生えた起業への想い
——経営者になった動機は?
学生時代はとくに「将来、経営者になる」という明確な夢はありませんでした。しかし、音楽活動や営業経験を通じ、「自分でビジネスを展開したい」という気持ちが徐々に芽生えました。営業として培ったスキルを基盤に、顧客対応や商材販売の経験を積む中で独立を決意しました。
年商10億円を目指して挑戦は続く
——仕事をする上での目標は?
当面の目標は、営業業務から経営・事業全体に専念できる体制を整えることです。長期的には年商10億円を目標に掲げ、会社を持続的に成長させたいと思っています。社長自身が営業の現場を経験することで顧客心理を深く理解し、それらを今後は会社の成長に活かせると思います。
また制作だけで終わるのではなく、顧客の要望や課題を深く汲み取り、真摯に対応することを重視しています。顧客との信頼関係を築くことで、提供するサービスの価値を最大化できると考えています。
経験よりも適性や仕事に対する姿勢を評価
——社員の主体性を引き出す工夫は?
リモートでの業務管理では、結果が出ない原因を逆算して把握し、必要な教育やサポートを提供しています。社員には、明るく他人に不快感を与えない姿勢や適性を重視。経験よりも人柄や姿勢を評価し、未経験でも学ぶ意欲があれば任せるという考えです。
未経験で入社した社員も、素直に学ぶ姿勢を評価し業務に任せたところ、日々の成長が顕著でした。社長は「経験よりも適性や姿勢が重要」と語り、社員の潜在力を引き出すことを重視しています。
AIを活用した事業展開を
——新規事業や今後の方向性は?
制作業務に偏っている現状を踏まえ、AIや最新技術を活用した新規事業を模索しています。業界は変化が激しく淘汰も進むため、常に時代に合わせたサービスを提供し続ける必要があると考えています。
一度決めたら、ずっと続けること
——経営において大切にしていることは?
「やると決めたことは必ずやる」という姿勢を徹底しています。諦めずに続けることが、結果として会社や顧客の信頼につながると考えています。また、過去に尊敬する先輩の姿勢から、我慢や選択の捨て方を学び、自己成長に活かしてきました。

