伝えたい、知りたい心を育む I Like Me合同会社が描く英語教育の未来

I Like Me合同会社 代表 木村 早智子氏 

横浜市を拠点に展開する英会話スクール「ココロを育てるI Like Me!」。ここでは、子どもたちが自らの「伝えたい心」と「知りたい心」を原動力に、英語を学び、世界とつながる力を育んでいます。

単なる語学習得にとどまらず、子どもたちが自分自身を好きになれる場所として、地域から信頼を集める同社の教育理念や代表の木村氏の想い、そして今後の展望について伺いました。

「心を育てる」理念から生まれる独自の教育アプローチと事業の全体像

――現在の事業内容と特徴について教えてください。

当社は英会話スクールの運営を軸に、算数や数学の学習塾、プログラミング教室も併設しています。生徒の7割以上は小学生以下のお子様で、将来につながる学びを総合的に支えています。

最大の特徴は、英語を「勉強」ではなく「エンターテイメント」として捉えている点です。多くのスクールが単語やフレーズの暗記から始めますが、私たちはまず「動機付け」を重視します。アメリカンポップスや世界の文化を紹介し、「この歌を歌ってみたい」「この国へ行ってみたい」という気持ちを引き出すことで、子どもたちの内側から自然に学ぶ意欲を育てます。理念は社名の通り「ココロを育てるI Like Me!」。自分の想いを伝えたい、世界のことを知りたいという純粋な心が語学習得の力になります。そして、英語を学ぶ過程で得られる自己肯定感こそが、未来を切り拓く原動力になるのです。

講師から経営者へと歩んだ道と子どもたちの成長に寄り添う想い

――経営者になられた経緯を教えてください。

以前は大手英会話スクールのフランチャイズ教室で講師をしていました。しかし、画一的なカリキュラムの中で、子どもたちの好奇心をもっと大切にできる教育をしたいという思いが募り、2016年に独立しました。個人事業主として教室を始め、その後2019年に法人化して現在に至ります。

――これまでで印象的な出来事はありますか。

日々の子どもたちの成長そのものが印象的です。先日も、アルファベットから学び始めた生徒が、外国の文化について英語でスピーチする姿を見て感動しました。種を蒔いて芽が出るまでには時間がかかりますが、卒業して自信に満ちた表情を見せてくれる瞬間が、何よりのやりがいです。

家族経営から広がる未来を見据えた組織運営と人材への期待

――組織運営で大切にしていることを教えてください。

現在は私と娘で運営していますが、今後の展開には新しい仲間が必要です。重視するのは英語力以上に「子どもへの愛情」と「世界への好奇心」です。海外旅行が好きな方でも、その体験を子どもたちに語れるなら立派な教育につながります。

また、地域に根差す人材であることも重要です。通ってくださるのは近隣のご家庭が多いため、講師もまた地域の一員として、保護者の方々と信頼関係を築けることを大切にしています。

新店舗開校とフランチャイズ展開に向けた挑戦と直面する課題

――今後の事業展開についてお聞かせください。

まずは新たに英会話スクールを1店舗開校する予定です。現在の相鉄線沿線に加え、東急東横線沿線へと広げ、より多くの子どもたちに学びの機会を届けたいと考えています。

一方で、現在の課題は二つあります。ひとつは既存教室の物件のカビ問題で、子どもたちの健康を守るため移転も視野に対応を進めています。もうひとつは人材採用です。これまでは掲示やSNS中心でしたが、今後は多面的な採用活動を展開する必要があります。

さらに将来的には、独自メソッドを体系化し、フランチャイズ展開にも挑戦したいと考えています。理念を共有できる仲間と全国にネットワークを広げることで、日本の英語教育に新しい価値をもたらしたいと思います。

歌と踊りが生み出すエネルギーと経営を支えるプライベートの充実

――プライベートでの趣味やリフレッシュ方法を教えてください。

私の趣味は歌とダンスです。現在はゴスペルサークルに所属し、仲間と声を合わせることで前向きなエネルギーを得ています。そのエネルギーは教室で子どもたちと接するときにも活かされ、ポジティブな空気を伝えられていると感じます。

――最後に、経営者や起業を目指す方へメッセージをお願いします。

経営には良い時も悪い時もありますが、「また必ず良い時が来る」と信じる気持ちを持つことが大切です。そして「人生は楽しいはずだ」という思いを忘れないこと。自分自身を大切にしながら人生を楽しむことが、会社にも良い循環をもたらします。共に前向きに挑戦していきましょう。

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