売れる営業マンの共通点は?苦手でも実践できる「成約の法則」

商品の良さを熱弁すればするほど、顧客の心が離れていく感覚はありませんか?

実は、トップセールスの皆さんは「未来の解決策」を売っています!どれほど優れたサービスであっても、届け方を誤ってしまっては魅力は伝わりませんよね…。
そして「売れる」のはセンスや才能の違いではなく、有形・無形商材問わず共通して実践している「明確な型」が存在しているのです!

本記事では、売れる営業マンの共通点や決定的な違いを徹底解剖し、顧客の本音を引き出すヒアリング術から、心理学に基づいた提案テクニック、さらには第一印象をガラリと変える見た目・仕草のコツまで分かりやすく解説します。

今から使えるテクニックで「一生モノの営業スキル」を手に入れましょう!

なぜあの人は契約が取れるのか?!「売れる営業」と「売れない営業」の決定的な違い

同じ商品を扱っていても、なぜか大きく差がついてしまう…
本章では「売れる営業」と「売れない営業」の決定的な違いを解説します。

――売れる営業マンの共通点は?商品は「モノ・サービス」ではなく「未来の解決策」

導入した先にある未来を売る

「それを導入した先にある変化(未来)」

トップセールスたちは一貫してこれを売っています。
そもそも顧客が購入を決断するのは、商品そのものが欲しいからという理由だけでしょうか?

「現状抱えている不安・不満・不便といった悩みを解消し、理想の状態を手に入れたいから」
だからこそ売れる営業は「顧客の課題がどう解決されるか」という未来を徹底して語ります

例えば、目の前に高性能なパソコンがあったとします。
スペックの凄さをただ聞くより、「このパソコンなら処理速度が上がり、毎日の残業を減らせますよ!」と快適になる未来を提示されたら…いかがでしょうか?

課題解決に焦点を当てることで顧客側も「売り込まれている」のではなく、「自分のために親身になって提案してくれている」と信頼を寄せてくれるようになるのです。

商材が何であれ、顧客が欲しいのは商品ではなく「理想の未来」。この軸をブレさせないことこそが、売れる営業マンの最大の思考法です。

――売れない営業マンが陥りがちな3つのNG行動

売れない営業のNG行動

一生懸命商談しているのに、「検討します」と断られてしまう…とお悩みの方は、知らず知らずのうちに顧客の心が離れてしまう行動をとっているのかもしれません。続いては成果が出ない営業マンが陥りがちな「3つのNG行動」を解説します。

NG①:自分の「サービスの説明」ばかりしている
営業経験が浅い人が特に陥りがちなのが、商談時間が「商品の説明会」になっているケースです。知って欲しいという熱意がそうさせてしまいます。
ここで思い出して欲しいことは顧客の求めていることは「商品・サービスの素晴らしさ」ではなく「自分にどう役立つか」です。
一方的な説明は顧客を置き去りにし、顧客の問題解決にも繋がらず退屈させてしまう原因になります。

NG②:相手の返答を待てずに「契約を急ぎすぎる」
「今月の目標を達成したい」「早くいい返事が欲しい」と、言葉の端々や雰囲気に営業マンの下心や焦りを出してはいけません。
顧客は非常に敏感です。相手がじっくり考えている沈黙に耐えきれず、まくし立てるように追撃提案をしてしまうと、警戒して心を閉ざします。
これこそが「検討します」の逃げ道を作ってしまう原因です。

NG③:そもそも顧客の「本当の困りごと」を聞けていない
商談で「〇〇な機能が欲しい」と言われた際、そのまま言葉通りに受け止めて提案していませんか?顧客自身も、自分の本当の課題(潜在ニーズ)に気づいていないケースは多々あります。そのため、表面的な要望だけを鵜呑みにして提案しても、根本的な解決にはならず…響かない提案で終わってしまいます。
顧客の真の困りごとを深く掘り下げて聞けていないことこそが、成約に至らない最大の原因 なのです。

 全サービス共通!未経験からマスターすべき「売れる営業の4大ステップ」

「営業はセンスや話術が必要」と思われがちですが、実は違います。営業とは感覚論ではなく、「人間の心理原則」に沿った手順を進める科学的なプロセスです。ここからは、有形・無形あらゆる商材で共通して使える「売れる営業の4大ステップ」を解説します。

――【事前準備】顧客の課題を徹底的にリサーチ!

商談の勝敗は、「会う前の事前準備」で8割決まると言われています。
準備不足のまま丸腰で商談に臨むと、「何を話せばいいかわからない」と焦り、緊張から一方的な商品説明に走ってしまうという悪循環に陥りがちです。

商談前には、相手企業のホームページやSNS、業界の最新トレンド、競合他社の動きまで徹底的にチェックしましょう。その上で、「相手が今、何に悩んでいるのか」という仮説を立てておくことが重要です。入念なリサーチで「相手を誰よりも理解している状態」をつくることが、自信をもって商談に臨むための最大の武器になります。

――【ヒアリング】話す割合は「2割」でちょうどいい!質問で顧客の本音を引き出す

「営業マンは口上手でなければならない」というのは大きな誤解です。
成果を出す営業マンほど口数が少なく、「自分が話すのは2割、顧客に話してもらうのが8割」のバランスを徹底しています。

商談では、顧客が口にする表面上の言葉だけでなく、「なぜそう思うのか?」「その課題の背景に何があるのか?」と適切な質問を重ね、言葉の奥にある本音(潜在ニーズ)を深掘りしていきましょう。

上手く話そうとする必要はありません。
むしろ、真摯に相手の悩みに耳を傾ける「聞き上手」になることこそが、顧客の本音を引き出す一番の近道です。

――【提案(プレゼン)】説得力のある伝え方とは?「心理効果」を味方につけた賢い提案

ヒアリングで引き出した課題に対し、論理的かつ具体的に解決策を提示します。
このとき、相手の心を動かすために「心理効果(行動経済学の原則)」を味方につけるのが賢い提案方法です。

例えば…

  • 自社実績や第三者の評価を提示して信頼感を得る「権威性」
  • 「同業の〇〇社様でも導入されています」と安心感を与える「社会的証明の原理」
  • 物事の切り取り方を変えて魅力を伝える「フレーミング効果」

など、客観的なデータ を提示することや、見せ方を変えるだけで顧客のハードルはぐっと下がります。心理原則に基づいた説得力を意識してみましょう。

――【クロージング】焦りは禁物!顧客の背中を優しく押す「選択肢の提示」

商談の最終局面で焦って契約を迫るのは厳禁ですが、「どうしますか?」と決断を顧客に丸投げしてしまうのも失注の原因になります。顧客の背中を優しく押すためには、「選択肢の提示」が欠かせません。
ポイントは、二者択一を迫るのではなく、導入を進める前提で「AとB、どちらが良さそうですか?」と問いかけることです。
人間は「自分で選んだ」と実感することで、「売り込まれた」という反発心をなくし、納得感を持って意思決定できます。

営業は決して博打ではなく、正しい手順を踏めば再現性高く結果を出せるスキルです。
この4つのステップを一つずつマスターしていきましょう。

第一印象で引き込む!売れる営業マンが実践する「見た目」と「仕草」

営業において、話す内容と同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが「第一印象」です。
人間の脳は出会ってわずか「3〜5秒」で相手の第一印象を判断すると言われています。本章では商談の土台となる見た目と非言語コミュニケーションの極意を解説します。

――「清潔感」と「身だしなみ」が第一印象を決める理由

身だしなみ

人間が相手の第一印象を判断する情報のうち、視覚情報(見た目・表情・立ち振る舞い)が全体の55%を占めています。
顧客は、シワの寄ったシャツや手入れされていない靴、乱れた髪型といった「足元の崩れ」から、あなたの「仕事に対する姿勢や丁寧さ」を無意識に見抜いています。

ここで重要なのは、個性を出す「おしゃれ」を目指すことではありません。
目指すべきは「相手に不快感を与えない、マイナスを生まない清潔感」です。
身だしなみを整えることは、自分のためではなく「あなたとの商談を大切にしています」という顧客への敬意の表れなのです。

――一瞬で距離が縮まる!信頼を「勝ち取る」うなずきと非言語コミュニケーション

商談中の表情やちょっとした仕草といった「非言語コミュニケーション」は、時に言葉以上に強い信頼関係を生み出します。

ここで注意したいのが、「聞き上手=黙って静かに聞くこと」ではない点です。

相槌もうなずきもなく静かに聞きすぎると、顧客は「本当に伝わっているだろうか?」「つまらないのかな」と不安になってしまいます。大きめのうなずきや表情のリアクションを意識し、「あなたの話をしっかり受け止めています」というシグナルを全身で送ることが大切です。

近年増えているオンライン商談では特に注意が必要で、画面上の相手の顔ばかり見ていると顧客からは目線が下がって見えてしまいます。「話を聞く時は画面の相手」「自分が話す時はカメラ目線」を使い分けることで、画面越しでも心地よいアイコンタクトが生まれます。

また、口下手な人にぜひ試してほしいのが、相手の話すスピードや声のトーン、呼吸のテンポをさりげなく合わせていくテクニックです。人間は自分と似たテンポを持つ人に本能的な親近感を抱き、警戒心を解く心理的傾向があります。
巧みな話術がなくても、相手にテンポを寄せるだけで「この人とは気が合う」と感じてもらえる最強の武器になるのです。

紹介頼みから脱却!案件を「安定的・継続的」に獲得する仕組みづくり

トップ営業マンは単発の契約で満足せず、商談直後から自分の元へ「安定的に」かつ「継続的に」相談が舞い込む仕掛けを作っています。紹介・運頼りから脱却し、案件を自動発生させる仕組みの鉄則を解説します。

――エビングハウスの忘却曲線に抗う!商談後の「定期フォロー」の鉄則

エビングハウスの忘却曲線とリマインド効果

心理学者ヘルマン・エビングハウスが提唱した「エビングハウスの忘却曲線」によると、人は学んだ直後から急激に記憶を失い、1日後には実に約74%もの内容を忘れてしまうとされています。つまり、フォローを怠れば、商談で生まれた熱量はわずか数日で完全に冷め切ってしまうのです。

この忘却の波に抗うため、売れる営業マンは商談当日の御礼メールはもちろん、1週間後・3週間後・1ヶ月後とリマインドの期日を仕組み化しています。
また、「売り込み」ではなく「相手に役立つ情報提供」という形で接触することで、営業感を抑えながら顧客の記憶にあなたという存在を刷り込み続ける点もポイントの1つです。

どれほど商談で手応えを感じ、良い印象を残せたとしても、人間は驚くほど早く忘れる生き物であるという事を理解しておく必要があります。

――顧客が顧客を呼ぶ?!「紹介の連鎖」を生み出す関係性構築術

案件獲得を最も安定させる仕組み、それは既存クライアントを自社の「熱狂的なファン」に変えることです。

売れる営業マンにとって、契約成立はゴールではなく「関係構築のスタート」に過ぎません。約後も定期的なアフターフォローや手厚いカスタマーサクセスを継続することで、「返報性の原理(親切を受けたらお返しをしたくなる心理)」が働き、顧客との間に深い信頼関係が生まれます。
そして、顧客の満足度が最高潮に達しているタイミングを見計らって、「もし周りで同じようにお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください」と一言添えてみましょう。 

多くの営業マンは紹介を「偶然の幸運」として待っていますが、 自分からアプローチをすることで紹介を「必然」へ変えていくことが可能です。

まとめ:営業の「型」を身につければ、あなたの良いサービスはもっと世の中に広がる

営業で結果を出し続けるために必要なのは、センスや口のうまさではなく「正しく再現性のある営業の型」を身につけることです。型さえマスターすれば、あなたの誇る素晴らしいサービスを本当に必要としている顧客へ、確実に届けることができるようになります。

――理想と現実の乖離を可視化し、まずは1つずつを体現しよう

本記事で紹介したノウハウを、いきなりすべて完璧に実践しようとする必要はありません。大切なのは、「理想の営業スタイル」と「現在の自分の営業」とのギャップを可視化し、できることから1つずつ取り組むことです。

まずは「売れる営業の4大ステップ」を振り返り、今の自分に何が不足しているかを棚卸ししてみてください。
特におすすめなのは、今日からすぐに実践できて効果を実感しやすい「見た目(身だしなみ)」の改善や、商談中の「話す割合(自分が2割、相手が8割)」の意識改革です。

小さな成功体験を積み重ねながら、徐々に自分のスキルとして定着させていきましょう。

――正しい営業スキルが、将来の分業(自動化)への第一歩

「自分は営業マンではなく、プレイヤーや経営者として制作・開発に集中したい」と考えている方もいるかもしれません。しかし、自分自身が「営業の型」を理解していなければ、将来的に営業を人に任せたり仕組み化したりすることは不可能です。
営業のプロセスや商談後のフォロー体制を体系化しておくことは、将来的に自分が商品開発やコア業務に100%集中できる環境を作るための「価値ある投資」となります。

「経道」では、自社にあった営業の『型』づくりに成功した先輩経営者たちのインタビューや、リアルな実践事例を多数ご紹介しています!同じ壁を乗り越えた具体的な工夫を、ぜひ参考にしてみてください。

しかし、「日々の業務が忙しくて改善の時間が取れない」「最速で確実な成果を出したい」とお悩みの企業様も多いのではないでしょうか。
自社に合った営業の『型』を一からつくるのが難しいと感じる場合は、専門家に相談することも一つの手です。営業に関する課題やお悩みがあれば、ぜひ経道までお気軽にご相談ください。

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