「集客の迷子」をなくし、事業のロマンを形にする――心理学を生かした一貫支援で浪漫人生が描く未来
浪漫人生 代表 山邉 壮生氏
浪漫人生 (ろまんじんせい) は、Web集客を軸に、LP制作や広告運用、集客導線の設計までを一貫して支援しています。制作物や広告を単体で提供するのではなく、顧客が商品やサービスを知り、興味を持ち、相談や購入へ進むまでの流れ全体を捉えることで、心理学などの知見も取り入れながら成果につながる仕組みづくりに向き合っています。本記事では、代表の山邉壮生氏に、事業への考え方や経営判断で大切にしていること、今後目指す姿などについて伺いました。
「集客の迷子」をなくすため、導線全体を設計する
――現在の事業内容について教えてください。
Web集客を中心に、LP制作やGoogle広告、Meta広告の運用、集客全体の設計などを手がけています。ただ、LPを作る、広告を出すといった個別の施策だけが目的ではなく、お客様が商品やサービスを知り、興味を持ち、相談して、最終的に購入するまでの流れ全体を設計することを大切にしています。
いわゆるファネル(顧客が商品やサービスを認知してから購入に至るまでのプロセスを段階ごとに分け、図式化したフレームワーク)を見ながら、どこで離脱しているのか、何を伝えれば次の行動につながるのかまで考えて支援しています。
――他社にはない強みは、どのような点にありますか。
脳科学や心理学などをベースに、人の行動を考えながら集客を設計している点です。最終的に商品やサービスを選び、お金を支払うのは人ですので、人間の行動原理や心理を理解することは欠かせないことだと考えています。
そのため、単に「見た目が良いLPサイト」や「クリックされる広告」を作るのではなく、「誰に、何を、どの順番で伝えれば行動につながるのか」まで考えて一から設計しています。
また、制作や広告、コンサルティングの一部分だけを担うのではなく、ライティングも含めて一貫して対応しています。施策を実施して終わりではなく、PDCA(計画・実行・評価・改善)を回しながら改善まで支援する点も特徴です。
商品の魅力を届ける「集客」という役割
――事業で掲げている理念について教えてください。
「集客における迷子」や「わからない」をなくすことを念頭に置いています。よい商品やサービスを持っていても、それだけではお客様に届きません。実際に経営者の方と話していると、Webサイトから問い合わせが全く来ていなかったり、集客を外部へ任せきりにして状況を把握できていなかったりするケースがあります。
商品やサービスを前へ進めるためには、集客力が必要です。私はその方法を伝えたり、必要に応じて実際の集客を担ったりする役割でありたいと思っています。
――「浪漫人生」という屋号には、どのような想いが込められていますか。
「それぞれが自分のロマンを追求しながら、人生を歩んでいけるように」という想いを込めています。
僕にとって「浪漫」というのは、人それぞれが持っている「叶えたい未来」や「こうありたい」という想いのことです。
僕自身、周りと同じことをするよりも、自分がやりたいことをやって生きたいという気持ちが昔からありました。だからこそ、人それぞれが持っているロマンを諦めず、その実現に向かって頑張れる人を増やしたいと思っています。
人によって、実現したい暮らしや手に入れたいもの、事業を通じて成し遂げたいことは異なります。そうしたロマンを持って事業をしていても、集客ができなければ、商品やサービスを世の中に届けることはできません。
だから僕は、集客を通して、事業をしている方のロマンを実現するお手伝いをしたいと考えています。そうやって、自分のロマンを諦めずに生きられる人が増えていけば、その先にある人生を、笑って過ごせる人がもっと増えるんじゃないかと思っています。
お互いに自分のロマンを追求しながら、それぞれの人生を歩んでいきたいという考えから、「浪漫人生」と名付けました。
短期的な売上より、長期的な信頼を選ぶ
――経営の道に進まれたきっかけを教えてください。
大学生の頃に、教育に関わる仕事を経験したことが一つのきっかけです。自分が説明したことによって相手の成績が上がった経験があり、誰かに何かを伝えたり、その人にとってのきっかけをつくったりすることに喜びを感じました。
その後は新卒で企業に入社しましたが、自分で事業をすることにも魅力を感じ、Webマーケティングを学んで独立しました。人脈も経験もない状態からのスタートだったため、交流会や経営者コミュニティ、ビジネスマッチングなどを活用しながら、一つずつつながりを増やしてきました。
――経営判断で大切にしている価値観は何でしょうか。
短期的な売上より、長期的に信頼される事業をつくることです。目の前の売上だけを追うのではなく、相手にとって必要なことを伝える姿勢を大切にしています。
お問い合わせをいただいても、すべての方と契約するわけではありません。自分が成果を出せると思える商品やサービスであることを重視しています。
現時点ではお手伝いできない場合でも、「こう変えればよくなるのではないか」「ターゲットはこちらの方が合うのではないか」と、できる限り率直にお伝えしています。そのため、その場で契約にならなくても、あとから紹介につながることもあります。
制作会社ではなく、「集客を一緒に考える設計会社」へ
――現在の課題について教えてください。
独立してからまだ約1年ということもあり、実績や認知をさらに積み上げていくことが課題です。そのためにも、まずは任せていただいている一社一社の仕事を大切にし、そこから実績や信頼を積み重ねていきたいと考えています。
また、今後は紹介によるつながりも強化したいです。直接契約する方だけではなく、「困っている人がいるから紹介するよ」と言っていただけるような関係を増やし、紹介のネットワークをより太くしていきたいと思っています。
――今後、どのような事業を目指していきたいですか。
現在はWeb制作が中心ですが、将来的には制作だけではなく、「集客を一緒に考える」「集客導線を設計する」会社としての立ち位置をつくりたいです。単にサイトを作るのではなく、事業全体を見ながら、どのようにお客様へ届けていくのかを設計する存在を目指しています。
さらに、Webデザインなどのスキルを学んだものの、営業や案件獲得の方法がわからず仕事につなげられていない方に向けたスクール事業も考えています。デザインやライティング、マーケティングだけでなく、仕事の取り方や自分の価値の伝え方まで一貫して学べる環境です。現在は骨組みを作りながら、内容を少しずつ具体化しています。
これからも目の前のお客様の成果に向き合い、一社一社との仕事から実績と信頼を積み重ねていきたいですね。その先で、集客に悩む事業者や、身につけたスキルを仕事につなげたい人の「わからない」を減らし、それぞれが描くロマンを実現できるような事業へ発展させていきたいと考えています。