AQUA∞ 代表 松本 直也氏
組織づくりや人材育成の最前線に長く携わってきた松本直也氏が、いま挑んでいるのは「人そのもの」に向き合う事業です。電磁波や環境ストレスが当たり前となった現代において、水を整える技術を通じ、人が本来持つ力を引き出す──。AQUA∞誕生の背景には、これまでのキャリアで積み重ねてきた違和感と、「このままではいけない」という強い問題意識がありました。組織や仕組みを変える前に、まず人を健やかな状態へ導く。その思想が、現在の事業の根幹を支えています。
目次
組織改革の先にたどり着いた「人そのもの」へのアプローチ
――現在の事業内容や、AQUA∞として目指している方向性を教えてください。
AQUA∞は、人間にフォーカスした製品づくりを行っている会社です。水を整える技術を用いて、人が動きやすく、疲れにくく、生活しやすい状態をサポートすることを目指しています。これまで組織改善や人材育成に長く関わってきましたが、最終的に行き着いたのが「人間そのものを整える」という考え方でした。
――理念やビジョンに込めている思いは何でしょうか。
組織は一度良くなっても、環境や人が変わると、また元に戻ってしまうことがあります。それを何度も見てきました。それならば、仕組みよりも先に、人の状態を整えた方が早いのではないかと感じたんです。最終的には、年齢を重ねても自分らしく動ける、「ピンピンコロリ」を実現できる社会を目指しています。
パチンコ業界からコンサルを経て辿り着いた現在地
――これまでのキャリアについて教えてください。
最初はパチンコ業界で働いていました。業界が成長期にあった時代で、新店舗の立ち上げやスタッフの採用、教育などを任されていました。その後、独立してコンサルティング会社を立ち上げ、接客や集客、組織づくりに約10年携わってきました。
――経営者として大きな転機となった出来事はありますか。
昨年、信頼していた部下に裏切られる出来事がありました。それが一番大きなターニングポイントです。その経験を通じて、「もう我慢せず、自分が本当にやるべきことをやろう」と決めました。本当は50歳から始めようと思っていた挑戦でしたが、少し早く動き出すことになりました。
「やらない理由を言わない」行動重視の組織づくり
――現在の組織体制について教えてください。
今は私を含めて数名の体制ですが、年内には仲間が増える予定です。40代を中心としたメンバーに加え、20代の若い世代も加わっています。
――組織運営で特に大切にしていることは何でしょうか。
一番大事にしているのは、「やらない理由を言わない」ことです。失敗しても構いませんが、動かなければ何も変わらない。行動しながら考える姿勢を重視しています。失敗の後始末は私がすればいいので、遠慮せずに挑戦してほしいと伝えています。その積み重ねが、組織の推進力になると考えています。
エビデンスと信頼を積み重ね、社会に認められる存在へ
――今後、どのような展望を描いていますか。
まずは、多くの人にこの技術を知ってもらうことです。そのうえで、医療分野にも通じるエビデンスづくりに取り組んでいきたいと考えています。感覚的な良さだけでなく、数値として示せる形を整えていきたいですね。
――特に注力したい領域はありますか。
スポーツに取り組む若い世代です。実際に使って実感してもらい、そこから自然に広がっていく流れをつくりたい。将来的には、国に認められる形での展開も視野に入れています。
スポーツに挑む人の姿が、次の挑戦への原動力
――日々のリフレッシュやエネルギー源について教えてください。
最近は休みらしい休みは取れていませんが、スポーツに打ち込む人たちの姿を見ることが、何よりのエネルギーになっています。現場で選手や、それを支える家族の姿を見ると、心が動かされますし、自分ももっと頑張らなければと感じます。
――最後に、これからについての思いを聞かせてください。
まだ世の中にない技術だからこそ、慎重に、でも着実に進めていきたいと思っています。人が本来持っている力を引き出し、よりよく生きられる選択肢を増やしていく。そのための挑戦を、これからも続けていきます。

