子どもの運動を通じて世界に羽ばたく人材を育成する挑戦

WORLD LINK JAPAN株式会社 代表取締役 吉野太郎氏

子どもの運動教育に新しい風を吹き込むべく活動するWORLD LINK JAPAN株式会社。運動が苦手な子どもをなくし、誰もが世界に羽ばたける力を育てることを目指しています。スポーツを通じた人材教育の未来像について、代表の吉野太郎氏に伺いました。

運動を通じて子どもの可能性を広げる事業

――御社の事業内容を教えてください。

当社は「子どもから運動が苦手をなくす」を理念に掲げ、オンライン・リアル両面での教育事業を展開しています。具体的には、乳幼児期か6歳まで、家庭で実践できる運動プログラムの提供する保護者向けオンラインコミュニティの運営。そして6歳から小学生まで(中学生以上でも役にたつ)のオンライン動画プログラム。さらに6歳から小学生までに関しては、リアルでの指導も行っており、日常生活の中でも自然と運動能力を伸ばせるよう支援しています。

さらに、スポーツ指導者や保護者に向けたコーチ養成講座も展開しており、正しい発育発達の知識を基盤とした運動教育を普及させることを目指しています。また、小学校の授業や地域イベントなど導入実績も増えています。スポーツは単なる競技力向上にとどまらず、社会性や主体性を育む土台となるため、家庭や学校では難しい領域を補完することができます。その重要性を広く伝えていきたいと考えています。

教員志望から運動教育の世界へ

――これまでのキャリアや起業の経緯をお聞かせください。

私は日本体育大学で学び、当初は教員を志して教育委員会で勤務していました。しかし、現場では事務や研究発表が優先され、子どもと向き合う時間が限られている実態を目の当たりにし、自分が理想とする教育を実現できないと感じました。そのもどかしさが「もっと直接的に子どもの成長を支えたい」という思いに変わり、転職を決意しました。

その後、知人から子どもの運動教育の仕事を紹介され、スポーツ指導の道に進むことになりました。アメリカンフットボールで培った経験もあり、正しい知識と体系的な指導の大切さを痛感しました。独立後は、子どもの成長に伴走する形で実績を重ね、多くの保護者から「子どもが競技で全国や世界を目指せるようになった」との報告をいただいています。こうした経験が法人化の大きな後押しとなりました。

1人から始める挑戦と信念

――どのように組織を運営されていますか。

現在は私一人で事業を切り盛りしています。開発や指導、営業、WEB制作まですべて自ら手がけていますが、それは「自分が納得できる形で子どもの教育を届けたい」という思いがあるからです。

運営資金に苦労した時期もありましたが、その中で磨かれたのは「人とのつながり」でした。支援者や仲間に助けられながら、知識や指導ノウハウを社会に還元していく使命感を強めています。自身が所属しているコミュニティや交流会にいる、対象となるお子様がいらっしゃる方々の存在が、活動を続ける大きな支えになっています。将来的には同じ志を持つ人材を育成し、フランチャイズや協働の形で広げていきたいと考えています。

世界を視野に広げる今後の展望

――今後の目標について教えてください。

今後3年間は、リアル拠点を地域に少数展開しつつ、オンライン教育を軸に全国へ広げていきます。低価格で利用できる仕組みを整え、口コミやSNSを通じて子育て世代に浸透させたいです。3年後には、正しい知識をより多くの人に繋げるべく、公演活動の全国展開も視野に入れています。

また、将来的には海外に学校を設立し、戦争や貧困で困難を抱える子どもたちに運動教育を届ける構想も持っています。スポーツを通じて培われる主体性や協働力は、国境を越えて子どもたちの未来を切り拓く力になると信じています。そのためにも、多言語対応のプログラムや国際的な指導者育成にも着手し、教育の平等な機会を世界規模で実現したいと考えています。

夫婦で歩む日常が最大のリフレッシュ

――プライベートでのリフレッシュ方法を教えてください。

現在は趣味の時間を持つ余裕は少ないですが、一番のリフレッシュは妻と過ごすひとときです。手術後のリハビリを兼ねて、毎朝5時から川沿いを一緒にウォーキングしています。犬も連れて、何気ない会話を楽しむ時間が、心身を整えてくれます。

この穏やかな日常があるからこそ、子どもの未来に向けた大きな挑戦に全力を注ぐことができています。これからも夫婦で歩みを重ねながら、日本から世界へと教育の可能性を広げていきたいと考えています。

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