腸腰筋への着目が導いた独自の施術――体の可能性を引き出す内外整骨院の挑戦

株式会社内外整骨院 院長 清水 学氏

身体の不調に悩む多くの人々に対し、独自の視点からアプローチする株式会社内外整骨院。同院では、一般的な整骨院とは異なる着眼点から施術を行い、口コミを中心に支持を広げてきました。その背景には、院長・清水学氏自身の原体験と探究心があります。本記事では、同院の事業の特徴や創業の経緯、経営に対する考え方、そして今後の展望について伺いました。

独自技術の原点は自身の怪我と探究心

――現在の事業内容や特徴について教えてください。

もともと私自身が左膝の半月板損傷を患い、歩くことすら困難な状態でした。複数の整骨院や、いわゆる“ゴッドハンド”と呼ばれる施術者にも診てもらいましたが、改善には至りませんでした。そこで「自分で何とかするしかない」と考え、研究を重ねる中でたどり着いたのが、腸腰筋に着目した施術です。

腸腰筋を緩めることで症状が大きく改善することに確信を持ち、この技術を軸に開業しました。現在でも腸腰筋に特化している治療院は多くなく、これが当院の大きな特徴です。口コミと紹介によって患者数は増加し、開業から1年8ヶ月で移転するほどの反響をいただいています。腰痛の根本原因に関わる筋肉へのアプローチができている点が強みです。

――事業を始めた想いについて教えてください。

自身の経験に加え、妻の体験も大きなきっかけです。妻は直径10センチほどの子宮筋腫を抱えており、妊娠しても継続できない状況が続いていました。ある時、命に関わる可能性のある状態に直面し、さまざまな手当てを試みた結果、最終的に開腹せずに筋腫を取り除くことができました。

この経験から、人間の身体にはまだ解明されていない可能性があると強く感じました。その後、さまざまなセミナーで学び、「脳脊髄液調整」と呼ばれる体液循環を整える技術と、腸腰筋への施術を組み合わせる現在のスタイルに至っています。自身と家族の体験が、今の事業の原点です。

研究者気質の経営者としてのスタンス

――経営者になられた経緯について教えてください。

正直なところ、自分は経営者に向いているとは思っていません。どちらかというと職人や研究者の気質が強く、日々施術の理論や再現性について考え続けています。施術という“商品力”が強いことで、結果的に経営が成り立っているという感覚です。

経営はスタッフに支えてもらっている部分が大きく、自分が引っ張るというよりも、周囲に支えられている実感があります。

――経営判断の軸となる価値観は何でしょうか。

多くの書籍から影響を受けていますが、その中でも「人間は進化と向上のために努力すべき」という考え方を軸にしています。その行動が進化や向上につながるのであれば、最善を尽くすという姿勢です。社会に対して価値を提供できる行動かどうかを基準に判断しています。

――これまでのターニングポイントを教えてください。

以前は外食産業で働いていましたが、そこからこの業界に転身したことが大きな転機です。33歳で専門学校に入り資格取得を目指した決断は、自分の人生の中でも大きな節目でした。

自律を促す組織づくりと人材観

――組織運営で意識していることは何ですか。

ルールで縛るのではなく、自律的に動ける環境づくりを重視しています。指示で動かすのではなく、認めることでモチベーションを高めるよう意識しています。これは以前の職場で学んだ考え方でもあります。

――コミュニケーションで大切にしていることは何でしょうか。

毎日の挨拶や雑談を欠かさないことです。形式的なやり取りだけでなく、日常的なコミュニケーションを大切にしています。

――どのような人材と働きたいと考えていますか。

芯を持ちながらも、素直さと謙虚さを兼ね備えている方です。治療業界は個性の強い人も多く、衝突が起きやすい側面もあります。その中で柔軟に学び続けられる姿勢が重要だと考えています。

独自性を武器に広がる未来への展望

――今後の展望について教えてください。

人材が確保できれば、店舗展開は十分可能だと考えています。また、腸腰筋へのアプローチによる変化は非常に幅広いため、それを体系化した書籍の出版にも挑戦したいと考えています。現在はAIも活用しながら構想を進めています。

――現在の課題と取り組みについて教えてください。

情報発信の強化です。ホームページのブログを継続的に更新し、SEO対策と同時に書籍のベースとなる情報を蓄積しています。また、これまで避けてきた動画発信にも取り組む必要性を感じています。

――業界の今後についてどのように見ていますか。

資格の有無に関わらず、発信力のある人が選ばれる時代になっていると感じます。さらにAIの普及により、従来の集客方法では通用しなくなる可能性があります。だからこそ、独自性や一次情報を持つことが重要です。同じことをしているだけでは生き残れないと考えています。

――最後に、日々のリフレッシュ方法を教えてください。

ロードバイクで河川敷を走ることです。30〜40キロほどを約90分かけて走ります。デジタルから離れ、全身の循環も良くなり、頭もリフレッシュできます。仕事とは異なる時間を持つことで、思考も整理されます。

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