成果で信頼を築き、世界を目指す――Kvasir Works株式会社が描く次世代マーケティングの挑戦

Kvasir Works株式会社 代表取締役 鶴田 一朗氏

SNS広告やインフルエンサーマーケティング事業を展開するKvasir Works株式会社は、成果報酬型のビジネスモデルを強みに、多様な業界のマーケティング支援を行っています。多数のインフルエンサーやメディアとのネットワークを活かし、案件ごとに最適な施策を提案できることも特徴です。高校3年生で起業した代表の鶴田一朗氏は、信頼と成果を重視した経営を実践しながら、最年少での上場や世界市場への展開という大きな目標を掲げています。本記事では、事業の特徴や経営に対する考え方、組織づくり、そして今後の展望について伺いました。

成果報酬という選択が生み出す、新しいマーケティングの形

――現在取り組まれている事業の特徴や強みについて教えてください。

当社ではSNS広告やインフルエンサーマーケティング事業を展開しています。大きな特徴は、固定費での運用だけでなく、成果報酬型でも対応していることです。成果の定義は案件ごとに異なり、ECやD2C商材であれば販売件数、アプリ案件であればダウンロード数、インフルエンサーマーケティングでは再生数など、それぞれの商材や目的に応じて設定しています。

また、多くのインフルエンサーに加え、メディアやアフィリエイターとのネットワークを構築していることも当社の強みです。案件ごとに相性の良い配信先を選定できるため、クライアントの目的に合わせた柔軟な提案につなげています。

――成果報酬型を採用している理由を教えてください。

成果報酬型は、固定費を毎月支払うモデルと比べて、クライアントにとって導入のハードルが低い点が特徴です。「まずはマーケティングを試してみたい」という企業にも導入していただきやすく、多くのご相談につながっています。

私自身も高校時代からアフィリエイトに取り組み、成果に応じて報酬が決まる仕組みに慣れ親しんできました。当初は月額契約で運用していましたが、大きな成果を上げても報酬は変わらず、反対に成果が思うように出なかった場合も契約内容は同じです。その点に違和感を覚え、お互いが納得したうえで取り組める成果報酬型へ切り替えました。

その結果、案件数も大きく増え、事業の成長にもつながっています。成果がそのまま評価につながるこの仕組みは、自分自身にも合っていると感じています。

高校3年生で起業――信頼を積み重ねる経営の原点

――経営者になられたきっかけを教えてください。

高校3年生の時、通信制高校で学んでいました。その学校には起業を目指す人や、すでに活躍している経営者が多く、自分も世の中にインパクトを与えられる仕事がしたいという想いを持つようになりました。

最初はブログ運営やメルカリで自宅の不用品を販売するところから始め、小さな取り組みを積み重ねながら事業を広げていきました。その経験が現在のマーケティング事業につながっています。法人化してからは4期目を迎え、良いメンターとの出会いにも支えられながら、事業を着実に成長させてきました。

――経営で大切にしている価値観を教えてください。

一番大切にしているのは、お客様からの信頼です。当社は成果報酬型で事業を展開しているため、成果を出すことが会社の評価や売上に直結します。そのため、お客様の期待に応える成果を提供することを何より重視しています。

もちろん、成果だけを追い求めているわけではありません。時間や納期を守ること、事前に期待値を丁寧にすり合わせることも欠かせません。1つひとつの約束を積み重ねることが信頼につながり、継続的なお付き合いにも結び付いています。

若い組織だからこそ、人と向き合う組織づくりを

――現在の組織体制や社内で大切にしていることを教えてください。

現在は業務委託を含めて約45名の体制で運営しています。本社は墨田区にありますが、普段は渋谷を拠点に活動することが多いですね。

学生メンバーも多く在籍しているため、社内は良い意味で活気があり、部活動のような雰囲気になることもあります。ただ、未経験のインターン生も増えてきているので、仕事と遊びのオン・オフをしっかり切り替えることを大切にしています。社会人としてのコミュニケーションや責任感を身に付け、仕事にしっかり向き合えるよう意識しています。

――今後採用していきたい人物像を教えてください。

今後も会社をさらに大きくしていきたいと考えているため、採用は積極的に進めていく予定です。

一緒に働きたいのは、素直さがあり、責任感を持って行動できる方です。また、レスポンスが早く、思い立ったことをすぐに行動へ移せる方にも魅力を感じます。仕事に前向きに取り組み、チームの一員として責任を持って行動できる方と一緒に、会社を成長させていきたいと思っています。

最年少上場、その先に見据える世界への挑戦

――今後取り組んでいきたい挑戦について教えてください。

創業当初から掲げている目標が、最年少での上場です。現在はその実現が少しずつ現実味を帯びてきており、目標の達成に向けて日々挑戦を続けています。3年以内の上場を目指し、創業時から変わらない想いを胸に、スピード感を持って事業を成長させながら、一歩ずつ前進しています。

――上場後は、どのような企業を目指していきたいと考えていますか。

上場はあくまでも1つの通過点です。その先には、日本を代表する企業をつくるという大きな目標があります。その実現に向けて、日本市場だけにとどまらず、海外市場への展開も視野に入れながら、グローバルに事業を広げていきたいです。

最終的には、世界の時価総額ランキングに名を連ねるような企業へ成長することが目標です。国内にとどまらず世界へ挑戦し続け、より大きな価値を生み出せる企業を目指していきたいと思っています。

新しい景色との出会いが、次の挑戦につながる

――休日のリフレッシュ方法を教えてください。

休日は旅行や温泉、散歩などを楽しんでいます。国内外を問わず旅行へ出かけることが多く、最近では長野県の野沢温泉を訪れました。山に囲まれた自然の中で過ごすことで、新しい視点に触れられ、気持ちをリフレッシュできます。

普段とは異なる環境に身を置くことも大切にしていますね。そうした時間を通して気持ちを切り替えながら、これからも新しい視点を仕事に生かしていきたいです。

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