ホテル業界に新風を吹き込む「間を創る」経営哲学

株式会社mt. 代表取締役 吉本 真樹氏

ホテル業界で30年以上のキャリアを積み、その深い知見と人脈を活かして革新的な事業を展開する吉本代表。

創業から現在に至るまでの道のり、そして未来への展望について熱い想いを語っていただきました。

吉本代表の「間を創る」という独自の経営哲学が、どのようにしてクライアント企業の課題解決に繋がり、地域活性化に貢献しているのか。その核心に迫ります。

現場と共に歩む、汗をかくコンサルティング

――現在の事業内容とその特徴を教えてください。

mt.の主な事業は、ホテル業界に特化した多角的なコンサルティングです。新規開業ホテルの立ち上げから既存ホテルの改善まで幅広く対応していて、マーケティングやオペレーション構築、トレーニング、さらにはデザイン制作まで手掛けています。

私たちは『コンサルティング』というよりも、『一緒に汗をかく仲間』というスタンスを大切にしています。

30年近く現場で経験を積んできたので、机上の空論ではなく、現場目線で一緒に課題を解決していくことを大切にしています。最近では、ジャパネットさんが長崎で手がける「スタジアムシティ」内のホテルの開業支援にも携わり、オペレーション構築や人材育成を担当しました。

――理念やビジョンについても伺えますか?

「間を創る」というのは、単に人と人を繋げるだけでなく、そこに新たな価値を生み出すことを意味しています。クライアントやスタッフと深く話し合う中で、本音や課題を引き出し、それを基に最適な解決策を共に考える。この「間」が、私たちの提供するサービスの根幹です。

社名の「mt.」も、私(M)と共同創業者の田畑(T)のイニシャルに由来し、「これから山を登る」という決意も込めています。

ホテルキャリアの集大成から生まれた独立の決断

――独立のきっかけはどこにあったのでしょうか。

私のキャリアはウェスティンホテル東京から始まり、マンダリンオリエンタル東京やリッツカールトン東京での経験を経て、エースホテル京都の開業準備に携わったことが大きな転機になりました。

エースホテル京都では、ホテルが地域の「ハブ」となる新しい試みを経験し、人と地域、宿泊者を繋げる面白さに気づきました。

さらに、現在のオフィスを共にするピクセルエンジン社との出会いも後押しとなりました。彼らのプロジェクションマッピング技術と私のホテル経験を融合することで、地方創生や観光分野でさらに大きな貢献ができると感じ、独立を決意しました。

――仕事をする上で大切にされている信条は?

「現状維持は死」ですね。毎日何か一つでも違うことを、常に変化を求める姿勢を大切にしています。昨日と同じ今日、先月と同じ今月では、成長はありません。

たとえチャレンジして失敗したとしても、それは改善のための新たな一歩であり、決してマイナスには捉えません。常に変化を恐れない姿勢を大切にしています。

人間性を重視した、風通しの良い組織づくり

――社員やパートナーとの関係で意識されていることはありますか?

風通しの良い雰囲気を作ることです。仕事の話だけでなく、世間話やプライベートの話題から新しいアイデアが生まれることもある。ですから「なんでも話せる関係性」を重視しています。

社員に求めるのはスキルよりもパーソナリティです。技術は時間をかければ身につきますが、人間性はすぐには変えられません。だからこそ、その人の価値観や姿勢をよく見て採用しています。

旅館・地方ホテル支援から自社ブランド創出へ

――今後挑戦したいことを教えてください。

まずは旅館や地方ホテルへの支援を拡げていきたいと考えています。さらに長期的には、自社で新たなホテルブランドを立ち上げること。スモールラグジュアリーで個性のあるホテルをゼロからつくりたいという夢があります。

また、業界全体が直面している人手不足の課題に対しては、DXやAIを取り入れて効率化を進めることが不可欠です。その変革を後押しできる存在でありたいと思います。

「趣味と情熱が支える経営者の素顔

――経営以外でのリフレッシュ方法はありますか?

今は「サッカー観戦」ですね。ダゾーンで国内外問わず試合を観て、純粋に楽しんでいます。サウナに行くのも良いリフレッシュになります。

――最後に、改めてこれからの展望を一言でお願いします。

「ホテルを超えた価値を生み出す」ことです。人と人、地域とホテルを繋ぎ、新しい文化をつくる。そのために挑戦を続けていきたいと思っています。

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