外国人支援・研修・デザインの三本柱で組織を強くする―福祉の現場から生まれた新しい支援の形
What Time株式会社 代表取締役 西川僚氏
外国人のビザ登録支援、社内報事業、研修事業などの領域をメインとして、企業の成長をサポートするWhat Time株式会社。福祉の現場での経験を背景に、“人材不足を補うだけではなく、組織の力を底上げする”という視点で事業を展開している西川代表に、創業の背景や事業に込めた思い、未来への展望についてうかがいました。
目次
福祉の現場から見えた課題が、事業の原点に
――まず、現在の事業内容と会社のビジョンについて教えてください。
メインとして取り組んでいるのは外国人の登録支援機関としての事業です。もともと福祉の現場で働いていた経験から、深刻な人手不足に直面してきました。今後さらに人口が減少し、高齢者が増えていく社会では、外国人材の活躍は不可欠になると考えています。
当社は紹介会社ではありませんが、提携企業を通じて外国人材を受け入れたい事業所とつなぎ、登録支援機関として就労後のサポートまで担う体制を整えています。
また、研修事業も大きな柱のひとつです。新卒社員の早期離職の問題をはじめ、「社会人としての基礎が身についていない」という声を多く耳にします。壁にぶつかった時に、ある研修との出会いに救われた経験があります。
その経験が原点となり、チームビルディングやマネジメント研修など、組織づくりに必要なプログラムを各企業向けにカスタマイズして提供しています。
加えて、デザイン部門では社内報の制作を中心に行っています。働く人の活躍を家族へ伝えることは、本人のモチベーションだけでなく、企業のブランディングにも繋がります。写真やインタビューを盛り込んだ社内報を制作し、“働く様子が家族に届く仕組み”をつくることを目指しています。
経営者になった理由は「福祉業界の力になりたい」という一心
――経営者になられたきっかけを教えてください。
大学卒業後に介護施設で勤務しながら、「このまま同じ働き方を続けて本当にいいのか」と疑問を持っていました。ただ、福祉業界に関わっていきたいという思いは変わりませんでした。
そんな中、特定技能制度が始まり、外国人材が福祉分野で働く道が開かれたことが転機になりました。「外国人材を活かすことで福祉業界に貢献できるのでは」と考え、登録支援機関としての事業をスタートしました。
さらに、社会人時代に大きな影響を受けた研修との出会いも、会社をつくる原動力になりました。研修を通じて自分が変われた経験から、「同じように悩む若い人たちの力になりたい」と強く思うようになり、現在の事業に結びついています。
コミュニケーションが土台。社員との関係づくりで意識していること
――組織運営において、社員との関わりで大事にしていることは何ですか?
弊社は私を含めて2人なので、何よりも“対話すること”を重視しています。とても良好な関係ですが、意見がぶつかることもときにはあります。そのため、1on1の時間を設けたり、一緒に話をしながら食事をしたりします。
ビジネスをやるならこの人とだなと思った社員と一緒に仕事をしているので、お互いが何をしているのかを知り、認め合える環境をつくることが、組織の強さにつながると考えています。
三つの事業を掛け合わせ、「組織を強くする会社」へ
――今後挑戦していきたいことや展望をお聞かせください。
外国人材支援・研修・デザインの三本柱をより強め、相互に連携させながら多くの企業へ広めていきたいと考えています。まずは、関西でナンバーワンの登録支援機関になりたいです。登録支援機関といわれたらWhat Timeというような。
例えば、外国人材の受け入れだけで終わらず、研修を通してチームづくりまで支援し、さらに社内報で組織の一体感を高める―。この一連の流れを提供できる会社はまだ多くありません。
今後はオンライン研修や無料セミナーの拡充にも力を入れ、より多くの企業に気軽に参加していただける場をつくりたいです。
西川代表が大切にしている「自分を整える時間」
――最後に、プライベート以外での趣味や、リフレッシュ方法があれば教えてください。
趣味は結構あります。最近はなかなか時間が取れませんが、野球、サッカー、バレー、ラグビーなどのスポーツ観戦、筋トレ、ランニング、サウナ、旅行などです。また、食べることも好きです。
本当は読書も趣味といいたいのですが、最近は読めていないので加えないでおきます。