誰かのために実装で向き合う。株式会社タガタメが貫く伴走型WEBコンサルティング
株式会社タガタメ 代表取締役 酒井大成氏
株式会社タガタメは、「伴走型WEBコンサルティング」を掲げ、集客から受注、顧客の定着までを一気通貫で支援する会社です。売上や利益といった成果を最優先にしながらも、その出発点には常に「誰かのために」という考えがあります。
今回は代表取締役の酒井大成氏に、事業の考え方やこれまでの歩み、組織づくり、そしてこれから目指す未来について話を伺いました。
伴走型で成果に向き合う、株式会社タガタメの現在地
――まずは、御社の事業内容について教えてください。
株式会社タガタメでは、伴走型のWEBコンサルティングを提供しています。具体的には、WEBサイトへの集客、アクセスしてきたユーザーを申し込みや受注につなげる導線設計、さらにその後の定着までを含めて支援しています。
売上や利益、LTVといった事業成果を最大化することを重視し、広告運用やWEB制作など、特定の手法に限定せず、お客さまごとに最適な手段を選択しています。場合によっては、アクセス単価を下げる施策に予算を使うこともあれば、コンバージョン率改善のために制作へ予算を振り分けることもあります。
また、「1業種1社制」を採用しており、社内で競合が生まれない体制を整えています。これにより、お客さまごとの課題に集中し、長期的な視点で成果を追い続けることが可能になっています。
理想を形にするために選んだ経営という道
――酒井さんご自身のキャリアと、起業に至った経緯を教えてください。
この業界に入ったきっかけは、2005年頃に「これからはインターネットの時代になるのではないか」と感じたことでした。特別な志があったわけではなく、アルバイト情報誌を見て面接を受けたのが始まりです。
最初はSEOベンダーで営業として働き、当時は技術的な知識よりも営業として成果を出すことに注力していました。その後、複数の会社を経験する中で、WEBメディア運営やサイト制作、マネジメントにも関わるようになります。
一方で、表向きのサービス内容と実際の提供価値に違和感を覚える場面もありました。自分が理想とする「お客さまと並走する形」を実現するには、自分でやるしかないと考え、起業を選びました。
自由と責任が共存する組織づくり
――組織運営や社員との関係で意識していることは何でしょうか。
正直なところ、特別なことをしているという意識はあまりありません。むしろ、当たり前のこととして続けてきた結果が、今の形になっている感覚に近いです。ただ、あえて言葉にするなら「自由と責任」という考え方を大切にしています。
働く人が自分で判断し、選択できる余地を残すことは重要だと考えています。一方で、自由には必ず責任が伴うため、任されたことを自分の仕事としてやり切る姿勢は欠かせません。そのバランスを前提に、組織を運営しています。
その考え方の延長として、現在はフルリモートかつスーパーフレックスの働き方を採用しています。社員だけでなく、業務委託のメンバーも含めて約20名が関わっており、この体制はコロナ禍以前から続けてきたものです。
また、担当者が上流の設計から実装まで一貫して担うことで、社内外のやり取りによるストレスを極力減らしています。たとえば、タグ設定のような対応であれば、その場で実施し、短時間で反映できる体制です。
制度を先に決めたのではなく、「どうすれば気持ちよく責任を持って働けるか」を考えた結果として、今の組織の形があります。
選択できることが幸せにつながる未来へ
――今後の展望について教えてください。
まずは、株式会社タガタメという名前や考え方を、もう少し業界の中で知っていただきたいと思っています。そうすることで、取引していただける方を少しずつ増やしていきたいというのが、直近の目標です。
その先の話になりますが、仕事を通じて蓄積されていくデータを、研究や開発に活かしていきたいと考えています。広告予算をお預かりして施策を実行する中で、良い結果も悪い結果も含めて多くのデータが集まります。それを分析し、成功確率を上げていくことができれば、より多くのお客様に価値を提供できるはずです。
もう少し大きな話をすると、私自身が大切にしているのは「選択できること」だと思っています。仕事の内容や、誰と働くか、どこで、どんな時間の使い方をするか。お金の使い方も含めて、自分で選べる状態にあることが、今の時代の幸せにつながるのではないかと感じています。
自分自身もそうですが、会社のメンバーやお客さまにも、そうした選択肢を広げられる存在でありたいと思っています。そのために、会社として何ができるのかを、これからも考え続けていきたいですね。
家族との時間が支えになる
――プライベートでのリフレッシュ方法を教えてください。
プライベートでは、6歳の息子と過ごす時間が大きなリフレッシュになっています。一緒にサッカーをしたり、遊んだりすることが日常です。定期的に家族旅行へ出かけることもあり、冬にはスキーやスノーボードを楽しむこともあります。