企業が成長を楽しめる環境を作る――Exgrowthが描く経営支援のかたち

Exgrowth株式会社 代表取締役 岩田 圭弘氏

スタートアップから大企業の新規事業まで事業の成長局面に深く入り込み、実務レベルで成果を出す支援を行っているExgrowth株式会社。創業からまだ1年に満たない同社ですが、代表の岩田圭弘氏はこれまでのスタートアップ経営や大企業での経験を生かし、数値と仕組みを軸にした経営支援を展開しています。本記事では、Exgrowthの事業内容や強み、岩田氏が経営者を志した背景、そして今後の展望についてお話を伺いました。

スタートアップから大企業までを支える実践型コンサルティング

――御社の事業内容やその特徴について教えてください。

当社はスタートアップや大企業の新規事業立ち上げを中心に、コンサルティングやプロジェクト型の支援を行っています。もともとキーエンスで新規事業立ち上げの経験があり、その後、アスエネという100億以上調達しているスタートアップの共同創業も経験しました。そうした実務経験を生かし、いまは支援する側として、コンサルティングやアドバイザーサービスを提供しています。

――お客様の企業規模や業種に特徴はありますか。

大企業からスタートアップまで幅広いですが、いまはスタートアップが比較的多いです。業種はさまざまですが、SaaS系などIT分野のお客様が多いように思います。

――競合も多い業界だと思いますが、御社ならではの強みはどこにありますか。

私自身、これまでに4冊ほど本を書いてきたのですが、数値化や仕組み化、KPI設計といった分野を得意としています。感覚論ではなく、数字をもとに分析し、改善していくところです。

35歳までに経営者になる――計画的に選んだ経営の道

――経営者を志されたきっかけを教えてください。

「35歳までに経営者になる」という目標を持っていました。社会人3年目くらいのときに人生年表を作り、「何歳で何をするか」を計画したんです。スタートアップで共同創業したのも、その流れの中でした。

――創業から振り返って、ターニングポイントと感じる出来事はありますか。

まだ期間が短いので大きなターニングポイントというほどではありませんが、最初はスタートアップ中心だった支援が、徐々に大企業のプロジェクトにも広がってきた点は一つの変化だと思います。

3年で10倍成長、見据える事業再生とM&A

――今後の展望について教えてください。

短期的には、セールスやマーケティング領域だけでなく、人事制度の策定など人事領域やカスタマーサクセス領域にも力を入れていきたいと考えています。機能別にコンサルティングメニューを拡充するイメージです。

また中長期では、企業に入り込んで業績改善を行うだけでなく、事業承継や経営が厳しい会社をM&Aで引き受け、再生させていくことも考えています。私と一般的なコンサルティング会社の一番の違いは、「実務でスタートアップの経営をやっていた」点です。ですので、いろんな会社を買って再生させていくということも構想の中にあります。

――3年後にはどのような成長を遂げていたいですか。

今を1とするなら、10くらいにはしたいですね。

――そのために必要なことは何だと考えていますか。

まずは人材です。営業やマーケティングや人事など各領域のスペシャリティを持った人材が必要ですし、事業再生ができる人材もいる。人が資本の事業なので、そうした人材確保が一番大きい課題だろうと思います。

またファイナンスも課題の一つです。M&Aを進めるには大きい額の資金が必要になるので、エクイティ調達も含めて検討していきます。

企業が成長を楽しめる環境を作る

――最終的に、どんな社会的インパクトを生み出したいとお考えですか。

Exgrowthのミッションは、企業が「成長を楽しめる環境を作る」ことです。赤字企業を減らし、業績が良くなることで従業員が前向きに仕事を楽しめる環境をつくりたい。事業承継においても会社がなくなるリスクを減らし、働く人の幸福度を高めていくというミッションをきちんと実現していきたいと考えています。

――将来的には別領域の事業も構想されていると伺いました。

グローバルなビジネスをやっていきたいという想いがあり、特に日本食に対してすごく可能性を感じています。実際には新しい会社を作って、日本食を世界に展開していくビジネスをする予定です。具体的には抹茶から始めることを考えています。

焼肉やラーメンなど成熟したカテゴリーは現在1兆円ほどの市場規模が国内でもあるのですが、マーケットの成長率は1%を切っています。一方抹茶はまだ300億円くらいの市場規模で、9%の成長率がある。市場としてはまだ小さいですが成長率が高く、将来的には世界的に広がる可能性があると感じています。

また、そうした可能性がある中で今農家さんがどんどん減っており、供給サイドに課題がある状況です。そうした問題と、難民問題などの社会課題の解決をつなげながら、サプライチェーンまで含めてサステナビリティや社会課題にも寄与できる形を目指しています。

勇気を持って起業に挑戦してほしい

――お忙しい中でのリフレッシュ方法はありますか。

筋トレと料理ですね。料理は特に好きで、大学時代から続けています。パスタから唐揚げまで何でも作ります。

料理はマルチタスクで、いかに効率よく進めるかを考える点が仕事にも似ていますし、集中することで思考がリセットされる感覚があります。

――最後に、中小企業の経営者の方、これから起業しようという方々に向けてメッセージをお願いします。

さらに成長したいだったり、あるいは業績に悩んでいる中小企業の方は、ぜひ一度ご相談いただければと思います。壁打ちでも構いません。

また、これから起業を目指す方には、ぜひ勇気を持って挑戦してほしいですね。自分の強みを起点にしたビジネスで、特に若い方の起業が増えればいいと思っています。自分自身、もっと若い頃にやっておけばよかったと思ったりすることもあるので、恐れずチャレンジしてほしいです。

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