学びながら稼ぐ仕組みをつくる――25歳起業家が描く「挑戦が循環する」経営のかたち

CONTUDE合同会社 代表 杉本 主税氏

CONTUDE合同会社は、セールスプロモーションや広告代理店事業、交流会を活用した集客支援を軸に、「実践しながら学び、稼ぐ」環境づくりに取り組む企業です。代表を務める杉本氏は、自身が起業初期に感じた「何から始めればいいのかわからない」という原体験をもとに、挑戦する人が遠回りせずに前へ進める場をつくってきました。本記事では、事業の特徴や経営に込めた価値観、組織づくりの考え方、そしてこれから描く未来についてお話を伺います。

学びと実践を両立させる、CONTUDEの事業モデル

――現在の事業内容と、他社との違いを教えてください。

当社で展開している主な事業は、「セールスプロモーション事業」「広告代理店事業」そして「交流会を活用した集客支援サービス」の3つです。

セールスプロモーション事業は、一般的にイメージされるノルマ重視の営業とは異なります。実際の現場で動きながら、営業力やマーケティング力を身につけ、同時に収入も得られる点が特徴です。「実践して学ぶ」「学びながら稼ぐ」ことを前提にした仕組みを整えています。

また広告代理店事業では、運用型広告に加え、「実際に会う」ことを重視しています。事業者のみが参加する交流会と掛け合わせることで、リアルな接点を生み出す集客支援を行っています。

セールスプロモーション、広告、交流会という3つの事業を連動させている点が、当社ならではの差別化だと考えています。

「過去の自分のために」生まれた会社

――会社を立ち上げた背景を教えてください。

CONTUDE合同会社は、「過去の自分のためにつくった会社」だと言えます。

起業したいと考えたとき、何から始めればいいのか分からず、行動しては失敗し、遠回りを繰り返しました。その中で営業やマーケティングを必死に学び、実践し続けた結果、未経験から約1年で売上1億円を達成できました。

一方で、その過程を振り返ると、「このやり方しかなかったのだろうか」と感じる場面も多くありました。もっと早く相談できる場所があれば、もっと効率よく前に進めたのではないか。

そうした実感から、自分自身の経験を活かし、挑戦する人が遠回りせずに進める土台を用意したいと考えるようになりました。

個人の活動として終わらせるのではなく、仕組みとして継続的に提供するために、会社という形を選びました。

――起業当初に感じていた課題と、事業づくりの考え方を教えてください。

起業当初に強く感じていたのは、「情報はあるのに、実践できる場がない」という点です。

起業や独立に関するノウハウは数多く存在しますが、実際にどう動けばいいのか、どこでつまずきやすいのかといった現場レベルの部分を学べる環境は、ほとんど見当たりませんでした。

当時の私は、自分で動き、失敗しながら営業やマーケティングを身につけていくしかありませんでした。その中で成果は出せたものの、「学ぶこと」と「稼ぐこと」が分断されていることに、強い違和感を抱いていました。

そこで考えたのが、セールスプロモーションの現場そのものを学びの場にするという発想です。実際に仕事として取り組みながら、営業力やマーケティング力を身につけ、成果と収入につなげていく。

起業当初に感じた課題を事業モデルに落とし込んだ結果が、スクール的要素を組み込んだセールスプロモーション事業です。

経営の道を選んだ決断と価値観

――経営者として歩み始めたきっかけは何だったのでしょうか?

ひとつは、自分が抱えていた悩みを解決できる会社が世の中になかったことです。もうひとつは、成果を出しても、それに見合った報酬や成長実感を得られなかったことでした。

「だったら、自分でその環境をつくろう」と考え、経営の道を選びました。

――経営判断の軸になっている価値観を教えてください。

大切にしているのは、「稼ぎながら学べる環境をつくること」と、「誰でも挑戦できる場を用意すること」の2つです。

これから何かに挑戦したいと考えた人が、余計な障壁に阻まれず、一歩を踏み出せる。そのための環境づくりを、経営の軸としてきました。

一歩踏み出した経験が、今につながった

――これまでのキャリアで、転機となった出来事はありますか?

今振り返ってみると、やはり起業を決めた瞬間が大きな転機だったと思います。

当時は東京の病院で働いていたのですが、ある日の仕事帰り、電車の中から夜景を眺めていたときに、ふと「これだけ会社があるなら、自分でもできるんじゃないか」と思ったんです。数えきれないほどのビルや企業を目にして、「一社くらい増えたところで、市場が大きく変わるわけでもない」と、かなり軽い感覚でした。

ただ、その何気ない気づきが、自分の中では大きかったと思います。どんな出来事に影響を受けるかは人それぞれですが、大切なのは理由の重さよりも、「一歩踏み出してみること」だと感じました。

一人ひとりが「一経営者」として動く組織づくり

――現在の組織体制と、メンバーとの関わり方を教えてください。

フルメンバーとは週に1回は必ず会い、誕生日を祝ったり、食事に行ったりと、関係性を大切にしています。

――社員の主体性を引き出すために行っている工夫はありますか?

全員に「自分自身が経営者」という意識を持ってもらうことです。

当社では、個人事業主として働いてもらう形を採用しています。週3~5日稼働する点は正社員と大きく変わりませんが、自分の成果がそのまま収入に反映される仕組みになっています。

その分、主体性を持って仕事に向き合う意識が強くなると感じています。

――コミュニケーションで最も大切にしていることは何でしょうか?

とにかく、話す時間を確保することです。

週1回、もしくは定期的にコミュニケーションを取ることを最重要視しています。小さなズレを放置しないことが、組織全体の安定につながると考えています。

実践の場を広げるための挑戦と課題

――現在、特に力を入れている取り組みを教えてください。

現在は、集客・営業・マーケティングを実践ベースで学べる環境づくりに最も力を入れています。

広告代理やセールスプロモーション事業、交流会や催事といったリアルイベントを活用した集客支援、さらにフリーランスや起業志望者への実践型育成を通じて、現場に立つ機会を積極的につくっています。

当社が大切にしているのは、単にノウハウを教えることではありません。実際に現場で動き、成果を出し、収入を得るところまでを一緒に経験することです。

「学ぶだけ」「聞くだけ」で終わらせず、働きながら営業力やマーケティング力を身につけられる仕組みを整える。その積み重ねこそが、次の挑戦につながると考えています。

人が選ばれる時代に向けた、次の挑戦

――今後、新たに取り組んでいきたい事業について教えてください。

今後の取り組みとして考えているのが、広告代理店事業のさらなる展開です。自社でも求人や商品PRに広告費を投じてきましたが、本来届けたい層に情報が届かず、結果として無駄なコストが発生していると感じる場面が少なくありませんでした。

そこで注目しているのが、事業者のみが参加する交流会を活用したBtoB向けの広告モデルです。実際に会える場で宣伝できる仕組みであれば、費用対効果を高められると考えています。

あわせて、セールスプロモーションの領域では、AIやSNSの進化によって「モノで選ぶ時代」から「人で選ぶ時代」へ移行していると捉えています。情報が溢れる中で、最後に選ばれる理由は「誰から買うか」「誰と関わるか」です。

だからこそ、テクノロジーを活用しながらも、人が前面に立つダイレクトマーケティングにこだわり続けていきます。

――事業を広げていく上での課題と、その対策をどう考えていますか?

事業を広げていく上で感じている課題は、ダイレクトマーケティングにこだわるがゆえに、一人あたりが生み出せる売上に上限がある点です。

SNSやWEBマーケティングでは、一人の発信や販売力から大きな成果が生まれることもありますが、人が前面に立つ手法では、どうしても個人に依存する部分が出てきます。

この課題を乗り越えるために重要だと考えているのが、人材の採用と育成の両軸です。

単に人数を増やすのではなく、現場で実践を重ねながら力を伸ばせる人材を増やしていくことで、組織全体としての販売力を高めていきたいと考えています。

人を育てることこそが、事業を持続的に拡大していくための最も重要な施策だと捉えています。

情報過多の時代に必要な「挑戦できる場所」

――業界全体を見て感じている課題と展望を教えてください。

この業界で感じている最大の課題は、情報ばかりが先行し、実践の場が圧倒的に不足していることです。

SNSやセミナーには「簡単」「誰でも」といった言葉が溢れていますが、現実は決してそんなに甘くありません。だからこそ必要なのは、失敗してもやり直せる、遠回りを最小限にできる、挑戦し続けられる環境だと考えています。

安心して足掻ける場所があってこそ、人は本気で前に進めるはずです。

当社は、そうした環境を増やし、挑戦する人が前に進み続けられる場所を、これからも広げていきたいと考えています。

挑戦を続ける人へ伝えたいこと

――最後に、これから起業を考えている方へメッセージをお願いします。

特別な才能や立派な経歴は必要ありません。必要なのは、一歩踏み出す勇気と、行動し続ける覚悟だけです。

実践しながら学び、稼げる環境の中で、「挑戦してよかった」と思える景色を、一緒につくっていけたら嬉しいです。

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