ダンスと人の力で広がる可能性――D PRESENTSが描くスクール運営と組織づくりの未来

株式会社D PRESENTS 代表取締役 杉浦大介氏

株式会社D PRESENTSは、40代から60代を主な対象としたダンススクールを運営しています。ダンサーとしての経験と営業職で培った対人スキルを掛け合わせ、独自の集客や運営スタイルを築いてきました。現在はインストラクター約100名の体制へと拡大し、スクール事業としての基盤を強化しています。本記事では、杉浦大介氏に創業の背景から経営観、今後の展望について伺いました。

ダンサーとしての原点からスクール事業へ

――現在の事業内容について教えてください。

ダンス教室を運営しており、主に40代から60代の方をターゲットにしています。

――事業を立ち上げた経緯を教えてください。

もともとダンサーとして活動しており、その道でやっていこうと考えていました。ただ、独立志向が強かったこともあり、自分で何かを始めたいという思いがありました。

――スクール事業へと展開した理由は何でしょうか。

過去に営業職の経験があり、人に教えることや接することに強みがあると感じていました。それをダンスにどう活かせるかを考えたときに、スクールという形が適していると思い、事業化しました。

営業力を活かした集客と顧客対応

 ――他社にはない強みについて教えてください。

営業経験を活かした集客力と接客力です。ホームページがない時期には、一軒一軒訪問してチラシを配り、対面でお客様を獲得してきました。そうした経験から、お客様とのコミュニケーションを非常に大切にしています。

――創業当初のビジョンについて教えてください。

最初は自分のスタジオを借りて、ダンスサークルのような形で始めました。当初は10代や20代を対象に考えており、複数店舗展開などは意識していませんでした。まずは一つの拠点をしっかり運営することを重視していました。

――経営者としての転機はどのようなものでしたか。

生徒数が増え、インストラクターも増えていく中で、自分が前面に立ち続けるのではなく、他のインストラクターに活躍の場を提供する必要があると感じました。そのため、徐々に経営に軸足を移していきました。

人を軸にした経営と組織づくり

――経営判断の軸について教えてください。

これまでさまざまな仕事を経験してきた中で、人との関わりを大切にしてきました。そのため、物事の判断は「人にとって正しいかどうか」を軸にしています。

――組織運営で大切にしていることは何でしょうか。

インストラクターは業務委託で約100名在籍しています。コミュニケーションにおいては、一方的に指示を出すのではなく、相手の話を聞きながら直接伝えることを意識しています。また、報告・連絡・相談を徹底し、小さなことでもグループチャットで共有する仕組みを整えています。

――どのような人材と一緒に働きたいと考えていますか。

ダンスのスキルだけでなく、会社員経験や接客業の経験があるなど、人としてのコミュニケーション力を持った方と働きたいと考えています。

フランチャイズ展開と組織強化への挑戦

――今後の展望について教えてください。

フランチャイズ展開を進め、拠点を増やしていきたいと考えています。

――現在の課題とその取り組みについて教えてください。

インストラクターが増えることで、人のマネジメントが大きな課題になっています。そのため、ダンス以外の経験を持つ人材や、事業責任者のような役割を担える人材を取り入れ、一般企業のような組織体制へと整えていく必要があると考えています。

――採用や育成における方針を教えてください。

内部で育成するというよりも、外部から多様な経験を持つ人材を迎え入れ、既存のスクール運営と融合させていくことを重視しています。ダンスができない方でも、別の強みを活かして組織に貢献してもらえればと考えています。

人とのつながりを大切に、さらなる成長へ

――影響を受けた人物や考え方はありますか。

特定の人物というよりも、他企業の経営者の話から学ぶことが多いです。特にソフトバンクの経営者の話などは参考にしています。

――リフレッシュ方法について教えてください。

サウナや温泉旅行などでリフレッシュしています。主に国内で過ごすことが多いです。

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