40歳で描いた起業への挑戦――スポーツへの情熱を形にする事業づくり
株式会社キャンビー 代表 神戸 洋昭氏
スポーツ業界で長年経験を積み、40歳という節目で起業を実現した神戸氏。スポーツショップやスポーツブランドで培った知識を活かしながら、現在はオンラインショップを中心に、スポーツ界のレジェンド選手とのコラボグッズを展開しています。当初想定していた事業から大きく進化した現在の事業内容や、経営に対する考え方、今後の展望について伺いました。
40歳で実現した起業と、事業の進化
――会社を立ち上げたきっかけを教えてください。
スポーツ業界には長く携わっており、最初の約9年間はスポーツショップ、その後はスポーツブランドで約9年間経験を積んできました。以前から「40歳になったら起業する」という目標を持っており、そのタイミングを迎えたことで会社を立ち上げました。
――現在の事業内容や特徴について教えてください。
創業当初は前職で培った全国のスポーツショップへの卸売販売を中心に展開していましたが、自社オンラインショップを立ち上げたことをきっかけに事業の方向性が変わりました。
当初はオリジナルキャラクターを活用したオンラインショップを構想していました。ですが、スポーツ界で活躍したレジェンド選手のライセンスに関わるご縁をいただき、そこから選手とのコラボグッズを展開するようになりました。現在ではその事業が売上の約9割を占める中心事業となっています。
「最高を目指すこと」と「誰と仕事をするか」を大切に
――会社の理念やビジョンについて教えてください。
自分ができる最高のものを目指すことを大切にしています。
理念というほど大きなものではありませんが「誰とだったら楽しく仕事ができるか」という考えも、経営をする上で非常に重要な軸になっています。
――経営判断で大切にしている価値観を教えてください。
「誰と一緒に仕事をすると楽しいか」という考え方です。
経営には当然お金が関わりますが、取引先に対しても「誰にお金を支払うことで楽しい仕事になるのか」という点を考えるようにしています。
目標を持ち、足りないものを補い続ける姿勢
――経営者を目指すようになった背景を教えてください。
社会人として最初に勤めたスポーツショップでは店舗スタッフ社員からのスタートでした。その頃から「25歳までに店長、30歳までにバイヤー、40歳までに社長」という、自分なりの大まかな目標を描いていました。
それぞれの目標を実現するために、今の自分に何が足りないのかを常に考え、その不足を補うことを意識しながら仕事に取り組んできました。
――今後、一緒に働きたいと考える人物像はありますか。
私自身が常に目標を設定し、不足している部分を補いながら成長してきたので、同じように明確な目標を持っている人と一緒に仕事ができたら嬉しいです。
みんなが笑顔になれるのが一番だと感じており、企画に対しお客様の反応が良ければ一緒に喜べる環境が良いと考えています。
商品を直接届けられる場づくりへの挑戦
――今後取り組んでいきたいことを教えてください。
現在はオンラインショップを中心に商品を販売していますが、お客様から「実際に商品を手に取ってから購入したい」という声をいただくことが増えています。
そのため、今後は実店舗もしくはイベントなど、実際に商品をご覧いただける場づくりにも挑戦したいと考えています。自社だけで取り組むのか、パートナー企業と協力するのかはまだ決まっていませんが、一緒に取り組める方との出会いがあれば実現していきたいです。
卸売り販売も可能性の一つではありますが、限られた商品展開になってしまう可能性が高いため、お客様に十分な満足を提供できない場合もあります。そのため、パートナーと協力した店舗展開や、ポップアップイベントを企画している企業など、より多くの商品を見ていただける仕組みづくりを考えています。
――今後の課題について教えてください。
原点ではありますが、新しい取り組みを進める上では商品そのものを好きで、楽しみながら携わってくれる人と一緒に仕事をすることが重要だと考えています。
商品への想いや価値観を分かち合える方と協力することです。
スポーツ観戦でリフレッシュ
――休日の過ごし方やリフレッシュ方法を教えてください。
休日はスポーツ観戦を楽しんでいます。
学生時代から格闘技やプロ野球、サッカーなどを観戦することが多く、現在もスポーツ観戦の時間が良いリフレッシュになっています。