沖縄から全国へ――「一社一心」の採用支援で未来を切り拓くHuman Creationの挑戦

株式会社Human Creation 代表取締役 山川 勇之丈氏

沖縄を拠点に、新卒採用支援を中心とした事業を展開する株式会社Human Creation。「一社一心のオーダーメイド支援」を掲げ、企業ごとに異なる採用課題に向き合いながら、全国の企業や行政とも連携し事業を拡大しています。本記事では、代表の山川勇之丈氏に、事業へのこだわりや経営の原点、今後の展望について伺いました。

「一社一心」の採用支援で企業ごとの課題に寄り添う

――現在の事業内容や特徴について教えてください。

当社は2026年9月〜4期目スタートの採用支援会社で、新卒領域に特化した採用コンサルティングやRPOの採用支援サービス「採用の右腕」を提供しています。あわせて、地方学生の県外就職を支援する「ガイカツ」や、北九州市の行政事業「OFA」にも取り組んでいます。

当社が掲げているのは、「一社一心のオーダーメイド支援」です。もともと私自身が前職上場企業のブライダル会社で、一組一組異なる結婚式をつくる仕事に携わっていました。その経験があるからこそ、採用も一社ごとに合わせた設計が必要だと感じています。

現在は新卒採用を中心に全国約80社をご支援しており、プライム上場企業からベンチャースタートアップ、地方中小企業など様々な規模や業種の企業の支援をしております。

――会社として大切にしている理念やビジョンについて教えてください。

私自身が沖縄出身ということもあり、「沖縄の会社だから」という枠にとらわれず、全国基準で戦える会社をつくりたいという想いがあります。

だからこそ、沖縄に本社があっても関東の上場企業の採用支援を任せてもらえるような商品力やサービス力を磨いていきたいです。

金額で選ばれるのではなく、サービスの質で選ばれる会社でありたい。そのために、ベンチャー企業らしい挑戦を続けながら、地方発でも全国で十分に戦える会社をつくっていきます。

沖縄の未来を変えたい――経営者を志した原点

――経営者を目指したきっかけについて教えてください。

高校生の頃から、30歳で独立して経営者になると周囲に話していました。そのきっかけになったのが、高校時代の出来事です。父が前職で連帯保証人となり、多額の借金を背負ったことで、家を売るなど家族の生活が大きく変わりました。

当時は高校生で、部活動とアルバイトを両立しながら家計を支えていました。その経験を通して、自分の家庭だけではなく、周りにも経済的に苦労している家庭が少なくないことに気づき、「これは沖縄全体の経済の課題なのではないか」と考えるようになったんです。

沖縄について調べるなかで、さまざまな社会課題があることも知りました。こうした課題は、経済が豊かにならなければ根本的な解決にはつながらない。その想いから「琉球経済圏」という構想を描くようになり、それを実現するには自分が経営者になるしかないと考えました。高校生の頃に掲げた30歳で独立するという目標に向かって、一歩ずつ歩んできました。

――経営判断をする上で大切にしている価値観を教えてください。

1つは、イノベーションの発想です。今はゼロから新しいものを生み出すことが難しい時代だと思っています。そのなかで意識しているのは、既存のものをかけ合わせたり、異業種の知見を取り入れたりすることです。他業界の考え方を採用支援や自社の事業へ活かせないかという視点を大切にしています。

もう1つは、「事実と解釈」という考え方です。同じ事実でも、人によって解釈は異なります。その解釈を広げることで、新しい発想や価値につながると感じています。

また、意思決定では常に3年後、5年後を見据えています。創業当初から広報やメディアへの投資を続けてきたのも、その考えがあったからです。目先の売上だけにとらわれず、その先の会社の成長を見据えて判断するようにしています。

「ゆいまーる」の精神で育む組織づくり

――組織づくりで意識していることを教えてください。

現在は約15名の体制で、沖縄・北九州・東京の3拠点で事業を進めています。ほぼフルリモートに近い働き方だからこそ、メンバー同士がお互いを理解できる環境づくりを大切にしています。毎月「月初会」で振り返りと目標を共有し、懇親会や1on1を通じてコミュニケーションを深めています。

もう1つ大切にしているのが、「ゆいまーる」という考え方です。沖縄の言葉で「助け合い」という意味がありますが、当社は人と人とのご縁を結ぶ仕事なので、ご縁を大切にすることや感謝を伝えることを、組織全体で共有しています。

――どのような人と一緒に働きたいと考えていますか。

まず求めているのは、事業部を立ち上げられる責任者やマネジメントクラスの方です。当社には「一社一億の社長を輩出したい」という構想があります。事業を任せられる人材を育て、その先で経営者として活躍できる環境をつくっていきたいんです。

沖縄では後継者不足が大きな課題になっているので、若い経営者を育成していくことも欠かせません。人材会社として、そうした人材を輩出できる存在になれたらと思っています。

ベンチャー企業だからこそ、成果をしっかり評価する環境があります。成長したい方や長期インターンに挑戦したい方など、仕事を楽しみながら挑戦したいという方と、一緒に会社をつくっていけたら嬉しいですね。

採用支援のその先へ――描く未来と新たな挑戦

――今後の展望や挑戦したいことについて教えてください。

まずは、新卒採用支援会社として3年以内に国内認知ナンバーワンを目指したいです。AI時代でもニッチトップとして選ばれる会社をつくり、その利益を新たな事業への投資につなげていきたいと思っています。

さらに、毎年1つずつ新規事業を立ち上げ、高収益なビジネスモデルを構築しながら経営者を育成していきたいです。将来的にはM&Aや経営者の輩出を通じて、沖縄の経済や雇用に貢献できる環境をつくっていきたいですね。

――今後取り組むべき課題について教えてください。

今後さらに成長していくためには、まだまだ認知獲得が欠かせません。YouTubeなどで情報発信を続けていますが、まだ十分ではありません。マーケティングや広報を強化し、アウトバウンドだけでなくインバウンドでも問い合わせが増える仕組みをつくっていきたいです。

また、組織づくりも重要なテーマです。事業のスピードを上げるためには、優秀な人材の採用や育成が必要になります。各拠点を任せられる管理者を育てながら、組織全体の実行力を高め、事業化のスピードも上げていきたいと思っています。

仕事も家族との時間も、大切にしながら前へ

――仕事以外でのリフレッシュ方法を教えてください。

基本的には9.5割くらい仕事をしています。リフレッシュするとしたら、ジムへ行ったり、会食を楽しんだりすることですね。たまにその流れでシーシャへ行くこともあります。

あとは子どもが県外にいるので、月に一度会いに行く時間も大切にしています。一泊二日で過ごすその時間が、自分にとって大きなリフレッシュになっています。

仕事に向き合う時間も、家族と過ごす時間も大切にしながら、これからも沖縄から新たな価値を生み出し続け、多くの経営者が活躍できる環境づくりに挑戦していきたいですね。

Contact usお問い合わせ

    お問い合わせ内容
    氏名
    会社名

    ※会社・組織に属さない方は「個人」とお書きくだい

    役職

    ※会社・組織に属さない方は「一般」をお選びください

    メールアドレス
    電話番号
    どこでお知りになりましたか?
    お問い合わせ内容

    プライバシーポリシーに同意して内容を送信してください。