AEO・LLMOと広告運用を軸に、集客・販促の実務を担う株式会社Makutane
株式会社Makutane 代表取締役 尾方 修治氏
2026年2月に創業した株式会社Makutaneは、AEO・LLMOと広告運用を軸に、企業の集客・販促を支えています。お客様の課題に合わせて施策を組み立て、企画から制作・運用まで実務を担うのが同社の役割です。本記事では、代表の尾方氏に、経営を志した原点やお客様との向き合い方、これからの事業づくりについて伺いました。
目次
集客・販促を、企画から制作・運用まで
――現在の事業内容について教えてください。
AEO・LLMOと広告運用を中心に、企業の売り上げ拡大に向けた集客・販促の実務を引き受けています。AEO・LLMOは、AIによる回答のなかで企業やサービスの情報が適切に取り上げられるよう、Webサイトや情報発信を整えていく取り組みです。
お客様の課題に応じて、WebサイトやLPの制作・改善、SEO・MEO、SNS・LINEの活用、チラシやDM、テレアポなども組み合わせます。必要に応じて外部パートナーと協力し、企画から制作・運用まで対応します。
私は広告代理店でマーケティングに携わってきました。その経験とAIの知見を活かし、お客様の集客・販促を、具体的な施策として形にするところまで担っています。
――AEO・LLMOに取り組むうえで、大切にしていることは何でしょうか。
データとエビデンスを大切にし、統計や科学的な考え方に基づいて、自社のノウハウを開発していくことです。経験や感覚だけで判断せず、仮説を立て、データをもとに確かめながら知見を積み重ねる姿勢を大切にしています。
AIの回答は、質問の仕方や利用するサービス、確認する時点によって変わります。そのため、得られた結果をすぐに施策の効果と結びつけず、データから言えることと言えないことを見極める必要があると考えています。そうして蓄積した知見を、お客様のサイト改善や情報発信など、具体的な施策に活かしていきたいです。
――事業を通じて実現したいことを教えてください。
日本を豊かにしたいという思いがあります。私が力を発揮できるのは、マーケティングを通じて企業の成長を支えることです。集客や販促の実務を担い、お客様の売り上げ拡大に貢献する。その積み重ねが、日本経済の底上げにもつながると考えています。
高校時代に出会った経済の本が、経営者を志すきっかけに
――経営者を志したきっかけは何ですか。
高校2年生の夏に、経済に関する本を読んだことがきっかけです。当時は国語の先生になりたいと思っていました。国語の評論をより深く理解するために手に取った本から、経済学や経営学の面白さを知ったんです。
そこから経営の道に進みたいと考えるようになり、大学でも経済や経営を学びました。振り返ると、高校時代のその出会いが、経営者を目指す出発点だったと思います。
――実際に起業へ踏み切った理由を教えてください。
以前から、いつか起業したいと考えていました。広告代理店で培ったマーケティングの知見にAIの技術を組み合わせれば、企業の役に立つ事業をつくれるのではないかと思い、2026年2月26日に株式会社Makutaneを設立しました。「2・2・6」で覚えやすいですよね。たまたまなんですけどね。
AIの普及は、仕事の進め方や情報の探し方に変化をもたらしています。そうした変化を捉え、自分の経験や知識を事業に活かすことで、企業の成長や人々の暮らしに貢献したいと考えています。
相手を理解し、役に立つことから信頼を築く
――現在はどのような体制で事業を運営していますか。
現在は私を中心に事業を運営し、必要に応じて外部パートナーと協力する形を取っています。お客様の課題の整理から施策の企画、制作・運用の進行まで責任を持って対応することを大切にしています。
創業からまだ日が浅く、サービスの磨き込みや新しいお客様との接点づくりなど、取り組むべきことは多くあります。事業の状況に合わせて、提供体制も整えていきたいと考えています。
――お客様とのコミュニケーションで大切にしていることは何でしょうか。
まず相手の話を聞き、課題だけでなく、その背景や、目指す姿を理解することを大切にしています。同じ「集客を増やしたい」という相談でも、事業の状況や、その先に実現したいことは異なります。そこを理解しなければ、商品や手法の説明はできても、相手にとって意味のある提案にはなりません。自社のサービスを起点に考えるのではなく、相手の課題を起点に、何が役立つのかを考えるようにしています。公開情報など、共有できる知見を積極的にお伝えしているのも、そのためです。
また、相手が大切にしている考え方や、これまでの経験に関心を持ち、敬意をもって向き合うことも重視しています。すぐに契約につながらなくても、対話が続く経営者の方はいらっしゃいます。一度の取引で終わらず、お互いに必要なときに相談できる関係には価値があると感じています。取引先や提携先を選ぶ際も、品質に加えて、互いの考えを尊重し、信頼して仕事を進められるかを大切にしています。
提供する価値を磨き、事業に合った体制をつくる
――起業してから、どのような課題に向き合ってきましたか。
サービスの設計と、新しいお客様との接点づくりです。特にAEO・LLMOでは、何を調べ、どこまで改善に取り組むのかをわかりやすく伝える必要があります。お客様に提供する内容と価格を示し、反応を伺いながら調整を重ねてきました。
また、興味を持っていただくだけでなく、具体的な相談や依頼につながる接点を増やすことも課題です。お客様が必要としていることを捉え、当社がどの実務を担えるのかを明確にしていきたいと考えています。
――今後、どのようなお客様にサービスを届けていきたいですか。
地域や業種を限定せず、集客や販促に課題を抱える企業の力になりたいと考えています。不動産業、士業、クリニック、飲食店など地域でのお客様獲得が重要な事業者はもちろん、さまざまな企業の課題に向き合っていきたいです。
大切なのは、それぞれの事業に合う方法を選ぶことです。AEO・LLMOと広告運用を軸に、Web制作やSNS、必要に応じたオフライン施策も組み合わせて、売り上げ拡大を目指す企業の実務を担っていきます。
――組織づくりについて、今後の構想を聞かせてください。
将来的には事業を大きくしていきたいと考えています。そのためにも、制作や運用など、それぞれの専門性を持つ人と協力し、お客様のご相談に対応できる体制を整えることが重要です。
採用や外部パートナーとの連携は、案件の内容や事業の規模に合わせて検討していきます。仕事を任せられる範囲や育成の必要性も見極めながら、着実に体制をつくっていきたいです。
盆栽への関心と、社名に込めた「成長の種」
――仕事以外で興味を持っていることはありますか。
趣味は盆栽です。もともと市場調査が好きで、海外で盆栽が人気を集めていると知ったことがきっかけでした。道具や鉢の値段を調べるうちに、盆栽そのものにも興味を持ち、今は自分でも購入して育てています。
植物が好きなことと、社会に貢献したいという思いは、社名にもつながっています。AIとマーケティングを通じて自分に何ができるかを考えたときに浮かんだのが、「成長」という言葉でした。
それが植物のイメージと結びつき、「社会に成長の種をまく」という理念から「Makutane」と名付けました。これからも、お客様の集客・販促の実務に向き合い、企業の成長につながる種をまいていきたいです。