子どもたちに「ありがとう」と「お金の本質」を伝える!金融教育事業に取り組む中江代表の挑戦

エーコート 代表 中江 勇人氏

学校では教わらない「お金の役割」や「感謝の気持ち」を、子どもたちにどう伝えるか。製造業の会社員から転身し、金融教育事業を立ち上げて3年。小学生向け授業やイベント、大人向けセミナーを通じて「家庭に金融教育を根付かせたい」とエーコート代表の中江氏は語ります。今回は、創業の背景から現在の活動、そして未来への展望までを伺いました。

子どもたちにお金について教える金融教育業

——事業内容について教えてください。

大きな枠でいうと「金融教育業」になります。小学生向けには学校に外部講師として入り、お金の授業を行っています。さらに、子どもたち自身が店長になって商品企画から販売までを行う「キッズマルシェ」イベントも開催しています。

大人向けには、分散投資を中心とした基礎的な金融リテラシーを伝える勉強会を行っています。特別な資格や経歴を持つ人だけではなく、家庭の中で親が子に伝えられるくらいの知識を広げたいと考えています。

次世代の未来の選択肢を広げたい

——なぜ、金融教育に取り組もうと考えられたのでしょうか。

前職は製造業で金融の知識は全くありませんでした。転機は自分の子どもの存在です。3人の子どもがいて、特に真ん中の子は生まれつきのハンディがあり、治療や通院のために学校も遅れがちになることがありました。そのとき「子どもたちの未来の選択肢を広げたい」と強く思ったのです。

お金が全てではありませんが、教育や挑戦の幅を広げるためには必要不可欠。そこで自分自身が金融の勉強を始めました。行き着いたのは「分散投資」という基本的な考え方でした。これを多くの人が知らずに損をしていることに気づき、「家庭にこそ金融教育を届けたい」と事業を立ち上げました。

お金にも「ありがとう」の気持ちを

——子どもたちに向けて特に大事にされているのはどんなことですか。

一番は「お金の役割」と「感謝の気持ち」です。お金はありがとうの対価であること、当たり前の生活は親が誰かの役に立って働いているから成り立っていること。だから家に帰ったら「ありがとう」と伝えてほしいと話しています。

子どもたちはとても反応がよく、ワークを通じて自分なりに考えたり、将来「誰の役に立ちたいか」という視点で夢を描く子もいます。「お金持ちになりたい」という声も出ますが、それも大事な価値観です。お金を稼ぐことをタブー視するのではなく、正しく学んで自分の人生に活かしてほしいと考えています。

大人向け金融教育の狙い

——大人向けにはどのようなことを伝えていますか。

主に「分散投資」を軸にしています。特に子育て世代のお父さんお母さんに伝えたいですね。家庭の中で親が子に伝えることが一番の金融教育になると思っています。

実は日本には制度や商品はあっても、教育がほとんどありません。そのため「投資は危ないもの」と思っている人が多い。でも、知らないことの方がリスクだと感じます。だからこそ、金融の専門家ではなく、僕のような「元は普通の会社員」が学び、実践し、伝えていくことに意味があると思っています。

金融教育をもっと当たり前に

——今後の目標や展望について教えてください。

金融教育をもっと「当たり前」にしていきたいです。今は一部の人が特別に学ぶものという印象がありますが、本来は家庭や学校で自然に身につけるべき基礎知識です。

子ども向け授業はもちろんですが、大人が正しい知識を学び、それを家庭で伝える。そうした「金融教育の循環」をつくることを目指しています。ゆくゆくは全国の学校や地域で広く取り入れられる仕組みにしていきたいです。

知らないことがリスク

——最後に読者へのメッセージをお願いいたします。

お金の知識は特別なものではなく、誰もが学んでよいものです。むしろ「知らないことの方がリスク」だと思います。家庭で子どもとお金の話をするきっかけをつくること、それが未来を変える第一歩になると信じています。

金融教育を通じて、子どもも大人も、自分らしい人生を選べるように。そのための学びを一緒に広げていきましょう。

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