KAMERAD株式会社 代表取締役 亀田温大氏
KAMERAD株式会社は、北海道・地方企業の成長を支える強力なパートナーとして、Webマーケティング分野での知見を最大限に活かし、地域経済に貢献しています。
札幌を拠点に、地方の中小企業や地域に密着した事業者の支援を行い、共に成長するための戦略を提供しています。代表の亀田温大氏は、北海道を拠点に地域社会とともに歩む企業作りを目指しています。
23歳という若さで経営を担う亀田氏に、事業のビジョンや組織づくり、そして個人の価値観について伺いました。
目次
北海道の人材定着に、マーケティングで挑む。──その想いがすべての起点
――現在の事業内容と企業理念について教えてください。
「弊社は、北海道や地方の中小企業に特化したWebマーケティングの支援を行っています。私たちの戦略は地域密着型で、SEO対策、広告運用、Webサイト制作など、データに基づいたトータルサポートを提供することです。私たちの使命は、地域企業が最大の強みを発揮できるよう支援し、共に成長することです。単なる代行業務ではなく、お客様と一緒に課題を乗り越えるパートナーとして、長期的な信頼関係を築くことを大切にしています。」
――これまでに実際にどのような成果を上げてきたのでしょうか?
「例えば、株式会社AではSEO対策を実施した結果、3ヶ月でGoogle検索の順位が大幅に改善され、月間訪問者数が50%増加しました。また、株式会社Bでは、広告運用の最適化を行い、広告費を20%削減しながらも問い合わせ件数を40%増加させることに成功しました。こうした成果は、実際にデータで証明されており、多くの地方企業から信頼を得ています。」
インターンで開いた視界、若き経営者の原点
――経営者になられたきっかけや、印象に残っている出来事はありますか?
「Webマーケティングに関わり始めたのは19歳の頃で、最初はWebライターとして記事を書いていました。ただ、納品するだけではなく、『もっとお客様のためになる仕事がしたい』と感じ、より本質的なマーケティングの世界に興味を持つようになりました。転機になったのは、ストックサン株式会社でのインターン経験です。そこで、急成長企業の実務を通じて多くのことを学び、経営者の方々からの刺激が今の自分の考え方やビジネスへの向き合い方に大きく影響しています。」
社員と共に育つ、柔軟かつ透明性のある組織へ
――組織運営で大切にされていることは何ですか?
「現在、私を含めて社員は2名、業務委託メンバーが30名ほど在籍しています。私たちが大切にしているのは、社員一人ひとりの意見を尊重することと、成果をしっかりと評価することです。透明性の高い『サクセス制度』を導入し、業務の進捗や成果がしっかりと評価される仕組みを整えています。さらに、社員全体が成長できるよう、定期的な研修やキャリアアップ支援も行っています。情熱を持って働ける人と共に、常に前向きな空気を社内に作り上げています。」
持続可能な成長のため、品質と採用の両立へ
――今後の展望について教えてください。
「弊社は、今後も北海道や地方に特化したWebマーケティング支援を続け、地域経済の発展に貢献していきます。特に、人材採用と育成に注力しています。規模を拡大する中でサービス品質を保つために、スキルが高く、育成可能な素地のある人材を迎え入れ、チーム全体の生産性を上げていきたいと考えています。また、AIを活用したマーケティング支援や、地域に特化したデータ分析を進め、地域企業のデジタルシフトを支援していきます。」
情熱を仕事に注ぎ、サウナで心を整える
――日々のリフレッシュや、大切にしている価値観はありますか?
「仕事が大好きです。今はプライベートのほとんどを仕事に使っていて、それが自然なことだと感じています。ただ、唯一のルーティンとして『サウナ』に通っています。毎週日曜日の14時には必ず行っていて、心と体をリセットする時間です。サウナで集中力を取り戻し、週明けに良いリズムを作ることが、私の仕事のエネルギーになっています。」

