「数字」ではなく「人」に寄り添う。伴走型の経営支援を目指して

すずめ税理士事務所 代表 樋口洸太氏

税務という枠を超え、経営者の“伴走者”として歩む樋口洸太氏。
効率化とコミュニケーションの両立を重視しながら、若手経営者やスタートアップを支える新しい税理士像を描いています。本記事では、創業からの歩みや仕事への想い、そしてこれからの展望について伺いました。

経営者に寄り添う“伴走型”税理士として

――まず、現在の事業内容や理念について教えてください。

当事務所は福岡市博多区を拠点に、税務顧問業務や創業支援を中心に行っています。特徴として、クラウド会計ツール「マネーフォワード」や「freee」を活用し、効率的なデータ管理を実現している点です。

やり取りのデジタル化を進めつつも、最も大切にしているのは“人との関わり”です。経営者の方と対話を重ね、お金の流れや意思決定の背景を共有しながら、最適なサポートの形を一緒に探しています。

「自分の責任で飯を食う」──独立の原点

――独立のきっかけについて教えてください。

大学時代から「将来自分の責任で飯を食いたい」と思っていました。その思いが会計士試験への挑戦につながり、監査法人での経験を経て、中小企業や個人事業主を支援する道を選びました。

数年間の修業を経て、より自分の裁量で経営者を支援したいと考え独立しました。税理士業界では60代以上の方が多い中、30代の自分がITを駆使してサポートできることで、若い世代の経営者とも感覚を共有できるのが強みだと思っています。

数字を超えた信頼関係を築くために

――印象に残っている出来事はありますか。

資金繰りに悩むベンチャー企業の社長と、夜遅くまで作戦会議を重ねたことがありました。最終的に無事資金調達が成功し、事業を続けられたときは心から嬉しかったですね。

数字を整えるだけでなく、「この人の努力をどう支えるか」という視点が大切だと改めて感じました。お金の専門家として寄り添うことが、経営者にとっての安心につながる。そんな“伴走者”でありたいと思っています。

――仕事で大切にしている価値観を教えてください。

事務所側のエゴを押し付けないことです。お客様にとって本当に必要な支援だけを行うようにしています。保険の販売なども必要なときだけに限定し、常に「お客様目線」で判断するよう心がけています。

そのためには、自分の知識を常に更新し、最適な提案ができるよう準備しておくことが欠かせません。

チームと共に成長する事務所を目指して

――スタッフの皆さんとの関係づくりで意識していることはありますか。

現在は4人体制で運営しています。スタッフには、その場しのぎの対応ではなく、自分の中で考えた理論に基づいて行動できる力を身につけてほしいと思っています。
お客様対応においても、営業職でなくても「相手の立場に立って動ける人」が理想です。真面目さや気配りを大切にしながら、自主性を育てる環境をつくっていきたいと考えています。

これからの展望と挑戦

――今後の目標について教えてください。

現在は「税務顧問」と「創業支援」の2軸で事業を展開していますが、今後は事業承継や相続など、次世代につなぐ支援にも力を入れていきたいと考えています。

そのためには、事務所としてのナレッジを蓄積し、品質を維持しながら拡大できる体制づくりが必要です。少しずつではありますが、新しい仕組みづくりに取り組んでいます。

AIなどの新しい技術にも関心があり、業務の効率化だけでなく「人と人との対話」をより深めるために活用していきたいです。変化の多い時代だからこそ、柔軟に成長し続ける事務所でありたいと思っています。

リフレッシュの時間と原動力

――お忙しい中、どのようにリフレッシュされていますか。

自宅でギターを弾いたり、子どもと公園を散歩したりしています。特別な趣味というよりも、家族と過ごす時間が一番の癒しですね。

こうした穏やかな時間があるからこそ、日々の仕事にも前向きに取り組めるのだと思います。これからもお客様、スタッフ、家族とのつながりを大切にしながら、一歩ずつ成長を重ねていきたいです。

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