ゴルフ会員権の未来を切り拓く──創業65年の歴史を受け継ぎ、次世代の文化を創る

株式会社日本ゴルフ同友会 取締役 中西 啓太 氏

創業から65年、ゴルフ会員権の売買を通じて業界を支えてきた「株式会社日本ゴルフ同友会」。ゴルフ会員権市場の黎明期から現在まで、業界の変遷を間近で見続けてきたゴルフ会員権業界でもっとも歴史のある老舗企業です。今回は、事業の強みや次世代への展望について伺いました。

日本で最も長い歴史を誇るゴルフ会員権売買事業

──御社の事業内容について教えてください。

弊社は1961年に創業し、ゴルフ会員権の売買仲介を中心に事業を展開しています。おかげさまで創業から65年、現在もゴルフ会員権を取り扱う企業としては日本で最も長い歴史を誇ります。

これまでの歩みの中で、バブル期の高騰やリーマンショック後の下落といった市場の波を何度も経験してきました。そのたびに大切にしてきたのは、「お客様とゴルフ場、双方にとって最良の橋渡し役であること」です。

取引の透明性やスピードはもちろん、単なる売買だけでなく、ゴルフ文化の継承を支えるという意識で業務にあたっています。信頼と誠実さを積み重ねてきた結果、親子二代、三代にわたってお付き合いいただいているお客様も多いのが当社の誇りです。

ゴルフ場との強固なネットワークが生む信頼

──業界の中での強みはどこにありますか。

やはり“ゴルフ場との繋がり”が最大の強みです。日本においてゴルフ場が多く開発された高度経済成長期〜バブル期(1960〜1980年代)からゴルフ場開発や会員制度の設計に携わってきたため、各ゴルフ場と長年にわたる信頼関係があります。会員制の世界は紹介制や独自ルールも多く、ネットワークと情報力が欠かせません。そこにおける実績とノウハウは、弊社ならではの財産です。

時代に合わせてオンライン体制を強化

──近年の業界変化にはどのように対応されていますか。

ここ数年は若年層のゴルフ人口が再び増加傾向にあり、特にコロナ禍以降、屋外で楽しめるスポーツとして注目が集まりました。私たちはそうした流れに合わせて、従来の「紙と電話中心の売買」から、よりスピーディで正確なオンライン対応へと体制を刷新しています。

老舗であるからこそ、古いやり方に固執せず、時代に合わせて柔軟に変化する姿勢を大切にしています。

3代目としての覚悟と挑戦

──中西様ご自身がこの道に進まれたきっかけを教えてください。

私は現在29歳で、祖父が創業し、父が代表を務めています。大学卒業後は消費財メーカーで営業やIT企業でエンジニア・マーケティング責任者を経験しました。その後、自身でもWeb関連の法人を立ち上げたのですが、家庭の事情から家業を継ぐ決意をしました。幼少期からゴルフに親しんできたこともあり、業界に恩返ししたいという気持ちが原動力です。

SNS・YouTubeで発信する新しい価値

──YouTubeやオウンドメディアも人気ですね。

ありがとうございます。入社当時はホームページも最低限の情報しかなく、会社としての情報発信はほぼゼロの状態でした。そこでYouTubeチャンネル「ゴルフ同友会チャンネル」やWebメディア「ゴルナレ」を立ち上げ、情報発信を強化しました。今ではYouTubeチャンネルは登録者1万人、平均再生回数3万回となり、Webメディア「ゴルナレ」は月間10万PVを超えるほどに成長し、多くのゴルファーの方に見ていただいております。ITやマーケティングの経験を活かせたことが成果につながっていると感じています。

社員の主体性を育てる組織づくり

──社員の方々との関わりで意識されていることはありますか。

“本音で向き合うこと”を大切にしています。組織としては風通しが良く、業績や数字もオープンにしています。心理的安全性を保ちながらも、指示待ちにならないように、社員自身が考え、挑戦し、成功体験を積めるよう意識しています。ミスをしても話しやすい雰囲気をつくることが、結果的に成長につながると思っています。

会員権をもっと身近な文化に

──今後の目標を教えてください。

ゴルフ会員権を「もっと身近なもの」にしたいと思っています。ゴルフは単なるスポーツではなく、仲間やコミュニティを生む文化的な側面があります。昔のように閉鎖的なイメージを払拭し、誰もが安心して参加できる“開かれたゴルフ会員権市場”をつくること。それが私の目指す未来です。そして多くのゴルファーが自分の理想のゴルフライフを送れるようになることが目標です。我々がそのお手伝いができる会社になれれば良いなと思います。

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