株式会社リロケーションアドバイス 代表取締役 山田 貴人氏
株式会社リロケーションアドバイスはオフィスや店舗、賃貸物件の退去時に発生する原状回復工事費用の適正化をサポートする専門会社です。これまで多くの企業が悩まされていた「退去費用が高い」という問題に、最適な解決策を提案しています。「少しでも退去時の負担を減らしたい」という企業の強い味方として、またオーナー・管理会社との橋渡しとして、豊富な実績と専門的なノウハウを活かしコスト削減のサポートを行う山田氏に今後の展望などを伺いました。
指定業者の工事費用は交渉できる!諦めないで!
――現在の事業内容や特徴について教えてください。
オフィスを移転する時、出ていくオフィスは原状回復工事をしなければいけないと思うのですが、ほとんどのビルがオーナーさんの指定業者で工事をやらないといけないという契約が多い。つまり業者を選べないので、高い退去費用を出されてしまい困ってしまう。ただ、どこがどう高いかもよくわからない。そこで、その工事費用を適正な金額で発注できるようにお手伝いをするのが、当社の事業となります。
――業界内での強みはどのような点にありますか。
当社では、金額が下がった分の何%という形で報酬をいただいており、下がらなければ1円もいただきません。下がらなかったらそれは私たちが悪いので。私たちを使い余計な費用がかかることはないので、「コスト的なデメリットはない」ことが一つのウリだと思います。この「安全成果報酬」は他にはないと思います。
あとは、お客様がこれからオフィス移転を考えようと思っていればオフィス移転の仲介会社を紹介したり、レイアウトを考えていれば内装設計の会社を紹介したり、オフィス移転関係の会社をお繋ぎする「マッチング」も行っています。
行動力が導いた起業への道
――経営者になられた経緯を教えてください。
新卒でIT系の会社に入社も人間関係でうまくいかず…。服が好きだったのでアパレルの仕事をしたものの、お店に来たお客様にしか営業できないもどかしさを抱え…。営業の仕事をしたいと思い広告代理店に転職するもハードな業界で心をちょっと病んでしまい…。そんな中で出会ったのが、今のこのサービスをやっている会社の社長さんでした。「修行してみない?」とお話をいただきそこでノウハウを学び、約1000件ほどの交渉・査定実績を積み上げ、「自分一人で挑戦したい」という思いになり、この会社を立ち上げました。
――仕事において「ここだけは譲れない」という思いや心情はありますか?
常日頃考えているのは、迷ったら行動はしてますね。迷う時間があったら、行動した方が早いっていうのは、常々考えています。迷ってる時間がもったいないです。
見えないコストに向き合う覚悟
――この業界の変革をどのように感じていますか?
工事費用の単価は、物価が上がり人件費も高騰し年々上がっているのですが、ブラックボックスで見えないところが結構あるんですね。明確にしようとすると、賃貸借契約の見直しというか、出ていくときに原状回復をやるという賃貸者契約自体を見直す必要も出てくると思っていて。私たちとして出来るところは、適正な費用でできるようなアドバイスや、工事費用の部分でお手伝いするところかと思っています。
――今後、御社の事業がどのような社会的な影響を生み出したいとお考えですか?
社会というと大袈裟にはなりますが…どんな業界でも売り手と買い手が存在すると思いますが、これがなるべく差が出ないというか、どちらかが明らかに不利とならないような世の中になるのが社会的にいいのかなとは思いますね。
知ってほしい新しい選択肢
――今回のインタビューを通じて、読者の方に伝えたいことはありますか?
とにかくこういうサービスがあるんだよ、ということを世間の皆さんに知っていただきたいですね。指定業者が出してくる見積もりをそのまま鵜呑みにして発注しないといけないって泣き寝入りしてしまう方が多いかと思うんですけど、全然下げられるんですよね。こういうサービスをしている会社があるんだよ、と。諦めないでほしいですね。
――今後、新しく挑戦していきたいことはありますか?
これまでお話した内容はどちらかというとテナント様(入居者様)寄りの話だと思うんですけど、逆にオーナーさんもしくは管理会社さんにも、相談をいただきたい。つまり工事の費用は適正なんだけど、入居者さんに高いから払いたくないって言われて困ってると。そういうトラブルに入居者さんとオーナーさんとの間に入って、関係性をよいものにしたいという思いもあります。
子どもとの時間が生きがいに
――お休みの日など、リフレッシュ方法や趣味はありますか?
体を動かすのが好きなので、朝1人で走ったりしますね。お酒が好きなのでお酒を飲んでのんびりしたりもします。
あと、子どもが7歳と5歳なので、遊ぶというか遊んでもらっているというか。笑 それがリフレッシュになって仕事をする上での活力になっています。

