合同会社ARISE CEO 伊藤 滉也氏
通信事業を主軸に、少数精鋭の体制でクライアントとの長期的な関係構築を目指す合同会社ARISE。営業という仕事を通じて人を育て、挑戦する場をつくる同社の事業や組織づくり、そして今後の展望について、代表の伊藤滉也氏に話をうかがいました。
少数精鋭で質を追求する通信事業の現在地
――御社の事業内容と、現在の方針について教えてください。
現在のメイン事業は、通信のモバイル事業とインターネット回線事業になります。法人向けにスマートフォンを納品したり、通信回線を取り扱ったりする代理店業務が中心です。また、不動産仲介事業も行っており、ウォーターサーバーについては現在は本格的には動かしておらず、取り扱いのみという位置づけです。
弊社の特徴は、あえて少数精鋭で運営している点にあります。通信業界では人を多く入れて売上を伸ばすスタイルもありますが、弊社ではクライアント様とのつながりを何より大切にしており、質を落とさないことを重視しています。
そのため、無理に人を増やすことはせず、営業経験のある人材や、意欲の高い人材を中心に、クライアント様の協力も得ながら育成しています。結果として、長くお付き合いいただける関係づくりにつながっていると考えています。
多様な経験から見つけた「自分の強み」と起業の原点
――伊藤様ご自身のキャリアと、経営者になったきっかけを教えてください。
もともといろいろなことに挑戦するのが好きで、幼少期から部活動や習い事、趣味など幅広く経験してきました。専門学校卒業後は調理師として働き、その後お酒を学びたいと思い夜の世界にも入りました。その中で出会った経営者の方がとても魅力的で、「こうなりたい」と思ったことが大きな転機でした。
その後、通信業界と出会い、案件に携わる中で、私は接客や営業で人と話すことが好きで、それが自分の強みだと気づきました。この強みを活かして事業をしたいと考え、志の合う仲間とともに合同会社ARISEを立ち上げました。設立は今年の5月ですが、3年前にも別の会社を立ち上げていまして、そちらでは副代表として同様の事業に携わっていた経験もあります。
――会社を立ち上げてから何か印象的な出来事はありますか?
私はいろいろな場に人との出会いを求めて行くのですが、その中で、来年からお取引させていただく会社さんとの出会いがありました。弊社としても今後のステップアップの一つになるのではないかというような出会いです。
同じ通信業の仕事ではありますが、未経験での参入が難しい業界への事業展開ができるお話をいただき、経営者としては非常にありがたいと思っています。
人を支える組織づくりと柔軟な働き方
――組織運営や社員との関係で意識していることは何ですか。
現在は業務委託を含めると約10名、社員としては4名ほどの体制です。営業の仕事は数字が明確に出る分、精神的に負担を感じる人もいます。そのため、営業が一時的にしんどくなった場合でも、別の仕事に関わることでメンタルを整え、再び営業に戻れる環境をつくりたいと常に考えています。
その一環として、不動産事業をはじめ、今後は清掃業やコーティング業にも取り組む予定です。これらの分野の営業は私自身が担い、現場作業を社員に任せることで、働きやすさを保ちながら多様な役割を用意したいと考えています。
人を育て、挑戦を広げていく未来像
――今後の展望や挑戦したいことを教えてください。
3年後の売上は現在の約6倍を目標にしています。その中で最大の課題は、質を落とさずに人材を育てていくことです。研修体制の整った企業と提携し、未経験でも早く一人前になれる環境づくりを進めていく予定です。
最終的には、営業を通じて成長した人が独立し、また弊社とクライアントとして関わっていくような循環をつくりたいと考えています。合同会社ARISEで働いてよかったと思ってもらえる会社であり続けることが理想です。
趣味やリフレッシュから生まれる新たな発想
――お仕事以外で大切にしていることはありますか。
もともと音楽が好きなので楽器に触れることもありますし、アウトドア派なのでキャンプやスノーボードも楽しんでいます。名古屋を拠点にしているため、岐阜や三重、静岡、長野などに足を運ぶことも多いです。キャンプ場でミーティングを行うこともあり、環境を変えることで新しい発想が生まれると感じています。

