日本の未開拓な魅力を、深く味わう旅を世界へ

Re More Japan株式会社 代表取締役 三和昌樹氏

海外から日本を訪れる人々の多くは、東京や京都、大阪といった限られたエリアを巡るにとどまっています。一方で地方には、自然や文化、人の温かさといった、まだ十分に知られていない魅力が数多く残されています。

Re More Japan株式会社は、そうした日本の奥深さを、すでに何度も日本を訪れている海外の方々に向けて、時間をかけて体験してもらうために立ち上げられました。フルオーダーメイドの旅を通じて、日本と地方の新たな価値を世界へ届けるーー代表の三和氏に今の思いや今後の取り組みなどについて話をうかがいました。

日本の本質を伝えるために立ち上げた事業

――どのような事業に取り組まれているのか教えてください。

弊社は今年4月に設立した会社で、海外の富裕層の方々を対象に、日本での長期滞在型のフルオーダーメイドの旅を提供しています。社名のRe More Japanは、「Re=再び」「More=さらに、もっと」「Japan=日本」です。再度日本をもっとより知ってもらいたい、感じてもらいたい、経験してもらいたいという意味です。

すでに東京や京都、大阪といったいわゆるゴールデンルートを何度も訪れた方々に向けて、まだ知られていない地方や文化を体験していただくことを目的としています。2週間から1か月ほど日本に滞在し、自然や文化、地元の人々との交流をじっくり味わってもらいたいと考えています。

この事業を始めた背景には、日本の地方が持つ魅力が十分に活かされていないという思いがあります。外国人観光客が都市部に集中するオーバーツーリズムの課題や、人口減少が進む地方の現状を目の当たりにし、旅を通じてその解決に少しでも貢献したいと考えました。

経営者としての原点と大切にしていること

――これまでのキャリアと、起業に至ったきっかけを教えてください。

私はこれまで外資系を中心としたグローバル企業で、人事の仕事に長く携わってきました。経営側の立場として組織を見ていく中で、利益や方針と同時に、最も大切なのは各企業のお客様であるという原点を強く意識するようになりました。

組織にいると内向きな議論が増えがちですが、最終的には誰のために仕事をしているのかを常に考えることが重要だと感じ、力を注ぐべきお客様に対して注力をするという本来あるべき姿で事業を起こしていきたい強く思うようになりました。

また、グローバル企業の人事の仕事を通して海外の方々と交流する機会が多く、その中で、日本に対するイメージが画一的であることも気になっていました。地方には素晴らしい文化や人がいるにもかかわらず、開拓されていない、そこに触れる機会がほとんどない。そのギャップを埋めたいという思いが、会社を立ち上げる大きなきっかけとなりました。

少人数だからこそできる組織とサービス

――組織づくりや社員との関係について教えてください。

現在は私一人で事業を運営していますが、外部のパートナーと連携しながらサービスを提供しています。移動手段やガイド、食事、宿泊施設など、それぞれ専門性を持った方々と協力し、お客様一人ひとりのニーズに合わせた体験を形にしています。

今後数年間は採用を予定しておらず、まずは限られた組数のお客様に対して、きめ細やかなサービスを徹底する方針です。将来的に仲間を迎えるとすれば、同じ思いを共有し、誠実にかつ柔軟にお客様と向き合える方と一緒に働きたいと考えています。

これから描く未来と、変わり続ける日本の魅力

――今後の展望や事業展開について教えてください。

今後3年ほどは年間3組から5組程度のお客様に限定し、徹底的に満足度の高い体験を提供していきたいと考えています。数を増やすのではなく、フルカスタマイズしたサービスを限定したお客様に提供したいと考えています。

その中で特に評価の高かった内容を、5年から10年先には一部汎用化し、より多くの方に届けていくことも考えています。基本的にはB to Cのビジネスを考えているので、前職の経験を通して知り合った海外の方々を軸に、顧客紹介制度を展開することを進めています。

また、ホームページにトラフィックを呼び込むためにSNSの活用も進めたいと考えています。さらに、B to Cだけではなく、海外の旅行会社と提携することによるB to Bのビジネスも考えていくかもしれません。

海外の方の関心や価値観は常に変化するため、自分自身も日本の文化や地域について学び続ける必要があると感じています。

プライベートでの過ごし方

――仕事以外での趣味やリフレッシュ方法を教えてください。

私自身のリフレッシュ方法は、愛犬との散歩やゴルフ、水泳など体を動かすことです。心身を整えながら、日本のまだ知られていない魅力を世界へ伝えていきたいと考えています。

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