未知へ踏み出す起業家が描く、AI×ブロックチェーン開発と「価値観マッチ」の人材紹介
GUILD株式会社 代表取締役 小宮 滉 氏
ブロックチェーン領域での実績を土台に、近年はAIやAIエージェントを活用した開発案件も増えているという小宮氏。もう一つの柱として、人材紹介サービス「インデントキャリア」も手掛けています。思いや価値観のマッチングを重視し、丁寧な支援を掲げる小宮氏に、ビジネスの視点から見た現在地と将来の展望について伺いました。
技術と人を両輪に。代表が見ている現在地とは
――御社の事業内容について教えてください。
主な事業はシステム開発と人材紹介です。システム開発はブロックチェーン周りに加えて、最近はAIやAIエージェントの活用を含む開発が増えています。人材紹介は「インデントキャリア」というサービスで、思いや価値観のマッチングを重視して支援しています。
――御社のサービスの強みは何であるとお考えでしょうか。
開発では、私自身がブロックチェーン領域での実績があり、AIも普段から触れているので実装に落とし込めるのが強みです。ビジネスサイドの議論もしながら進められるので、紹介経由でご相談いただくことも増えています。
人材紹介では、企業との打ち合わせ回数を多く取り、土日や夜の対応も含めて転職支援を行っています。
「ナイジェリアと日本の架け橋に」心が動いたターニングポイントとは
――これまでのキャリアを簡単に教えてください。
学生時代にプログラミングスクールで半年ほど学び、その後Coincheck(コインチェック)では取引所に関わる仕事を約1年10カ月ほど経験しました。そのうえで、卒業した年の5月に起業しています。
――経営の道に進んだきっかけは何だったのでしょうか。
就職先が決まっていない中で「経営者という選択肢は良い」と感じたのが出発点です。起業した人がいるシェアハウスに行ってみたり、いろいろ試す中で「向いているかも」「やってみたい」と思い、進めました。
――創業後のターニングポイントはありますか。
海外進出への思いが強く、ナイジェリアでイベントを開いたことです。最初はWeb3の普及がテーマでしたが、結果的には日本とアフリカを結ぶイベントになりました。
そのイベントでスポンサーが入り、NFTやWeb3のディスカッションに加えて、味の素の商品紹介やポカリスエットの提供など、日本の良さを訴求する内容にも広がりました。
3年後に10倍。その先に置く「手段」としての成長
――今後の展望と、数値目標について聞かせてください。
組織化を進めながら規模を拡大していきたいです。売上は3年後に10倍と言いたいですね。現状はシステム開発の比率が大きいですが、今年は人材紹介が増える見込みで、正社員採用の領域に注力していきます。
開発ではAIを絡めた業務効率化や、面白いサービスづくりにも携わっていきたいです。
未知に飛び込むことが、視野を広げる
――仕事以外では、どんなリフレッシュをしていますか。
最近は新しいことにチャレンジするのにハマっています。去年は海外10ヶ国に行きました。ムエタイやバンジージャンプもやってみました。山登りや護摩行も、まだ確定ではないですがやってみたいです。
新しいことにチャレンジする理由は、頭の中で分かることより未知のものに興味があるからです。やってみると仮説が外れたり学びが得られたりして世界が広がりますし、一度チャレンジすると他のことへの抵抗感も減っていくと感じます。
――最後に、読者の方へ一言お願いします。
AIやブロックチェーンを強みにして業務改善や売上への貢献ができると思います。採用支援を含めて連携していくことも目指していますので、いつでも声をかけていただければと思います。