日本の食文化を世界へ繋ぐ「CRAFTED JAPAN」の挑戦

株式会社CRAFTED JAPAN 代表取締役 仲野 真人氏 

日本の豊かな食文化を支える生産者と、その価値を求める国内外の消費者をつなぐ架け橋となるべく挑戦を続ける株式会社CRAFTED JAPAN。生産者の思いを伝え、安心・安全な食材を国内外に届けることを使命に掲げています。今回は、同社代表に事業への想いとビジョン、そして組織づくりへの姿勢を伺いました。

生産者と消費者を結ぶ唯一無二の存在

――現在の事業内容と特徴について教えてください。

当社は農業・漁業などの第一次産業の生産者と、飲食店などの事業者を結びつける事業を展開しています。単に食材を流通させるのではなく、生産者のこだわりや背景のストーリーを伝えることが大きな特徴です。生産者の顔が見える安心・安全な食材を安定的に供給し、日本の食文化の発展に貢献していきたいと考えています。

――企業理念についてお聞かせください。

理念は「全国にあるCRAFTED(洗練された)食材を生産者の想いと共に世界へ発信する」ことです。日本の自然が育んだ食材や生産者の情熱は世界に誇れるものです。将来的には、日本の食文化を世界的ブランドとして確立し、その魅力を余すところなく伝えていきたいと思います。

コンサルから一次産業へ飛び込んだ理由

――経営者になられた経緯を教えてください。

前職はコンサルティング業界にいましたが、第一次産業が抱える課題に直面する中で「コンサルとして支援をするだけでなはく、自らも事業を立ち上げなければ農林漁業の課題は解決できない」と強く感じました。後継者不足や販路拡大の難しさなどを目の当たりにし、課題解決の一翼を担うために起業を決意しました。

――経営において大切にしている信条はありますか。

私は「自分が一番上(トップ)ではなく一番下(土台)である」という考えを大切にしています。飲食店を成り立たせているのは現場で働く料理人やスタッフであり、私は彼らを支える立場にすぎません。土台として支える姿勢を忘れず、社員や仲間への感謝を持ち続けることが経営の根幹にあります。

現場主義で育むチームの力

――社員の主体性を引き出すために意識していることは何でしょうか。

まずは安心して働ける環境を整えることです。その上で、自分で考え行動できる機会を積極的に提供しています。現場の意見を尊重し、改善提案を奨励すること、そして私自身が現場に入り具体的なフィードバックを行うことを心がけています。

――社内文化の特徴を教えてください。

当社の文化は「現場主義」と「フラットな関係性」です。役職に関わらず意見を言いやすく、私自身が一番下というスタンスで接しているため、社員が萎縮せず主体的に発言してくれます。生産者を訪問する際には家族ぐるみで交流することもあり、仕事を超えた絆がチーム力を高めています。

世界へ広がる日本の食文化

――今後の展望についてお聞かせください。

今後は飲食事業を強化しつつ、海外展開や商品開発にも力を入れていきます。生産者の高齢化や後継者不足という課題に対しても、事業承継や人材育成に積極的に関わりたいです。

食の安全や環境配慮の重要性は世界的に高まっており、IoTやAIを活用したスマート農業など新たな技術も広がっています。しかし、どれだけ技術が進歩しても最終的に食の価値を決めるのは「人」の想いです。その想いを大切にしながら、常に進化し続ける企業でありたいと思います。

食を支える人々への敬意と未来への挑戦

――経営における価値観やプライベートについて教えてください。

経営の中心にあるのは「生産者へのリスペクト」です。プロフェッショナリズムを尊重し、その魅力を最大限に引き出して消費者に届けることが使命だと考えています。

プライベートでは家族と共に生産地を訪れることが一番のリフレッシュです。観光とあわせて生産者と交流することで、娘にも自然と食の大切さを伝えられると感じています。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします。

自分の強みを認識し、オンリーワンを目指すことが大切です。人と同じことをしていても抜きん出るのは難しいですが、自分らしさを言語化し磨き上げることで唯一無二の存在になれます。私たちCRAFTED JAPANも、生産者と共に日本の食文化を世界へ届ける挑戦を続けてまいります。

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