日本の産業を支える「人」の架け橋となるAGインダストリーの挑戦

株式会社AGインダストリー 代表取締役社長 白澤 淳一

日本の基幹産業を支える企業群に特化し、卓越したマッチング精度を武器に急成長を遂げている人材紹介会社、AGインダストリー。


創業からわずか2年で確かな事業基盤を築き上げ、「打率10割」という異例の目標に挑み続けています。


今回は、徹底した「アナログマッチング」と社員育成へのこだわりについて、代表取締役社長にお話を伺いました。

技術系人材に特化し、「質」にこだわる紹介スタイル

――現在の事業内容と、その特徴について教えてください。

AGインダストリーは、重厚長大産業やエネルギー産業、社会インフラを担う大手企業様に向けた技術系人材の紹介に特化しています。派遣ではなく「紹介」に特化している点がポイントで、単なるデジタルマッチングではなく、人が介在する「アナログマッチング」によって、きめ細やかで本質的なご縁を提供しています。「情報の量」は当然の事ながら「質」にもこだわる。これは当社の理念でもあり、究極的には紹介した人材の入社率100%、いわば“打率10割”を本気で目指しています。それを実現するには、コンサルタント一人ひとりの職人的な目利きと対応力が不可欠であり、そこにこそ当社の強みがあると自負しています。

「10割」の理想に向けて、信頼できる仲間と共に挑む

――分社化に至った経緯や、経営者としての想いを教えてください。

以前は親会社で大手技術系企業を担当しており、もっと特定領域に特化したサービスを提供したいという想いが強くなっていきました。「100億円の会社を1つ作るより、1億円の会社を100個作り社長が100人輩出される会社を作れたら面白い。」という親会社のビジョンに共鳴し、自らその成功モデルとなるべく立ち上げたのがAGインダストリーです。

最も印象に残っているのは、新会社設立前提のメンバーとして全くの未経験だった社員を採用したのですが、その彼が自律的に組織を動かせるようになったことです。8年かけて私のビジョンを共有し続け、時に失敗も経験させながら育成してきました。彼の成長に合わせる形で新会社を設立し取締役に就任してもらいました。今では彼が現場を率い、私がいなくても会社が回る体制ができつつあります。これは経営者として何より嬉しいことですし、「任せる勇気」が試された場面でもありました。

主体性とプロフェッショナリズムを育てる組織づく

――社員との関係や、組織運営で大切にされていることはありますか?

社員の主体性を引き出すために、私自身は育成に深く関与しすぎないようにしています。現場の育成は、共に理念を追いかけてきた取締役に任せ、社員が自ら考え、自ら行動できる環境を整えています。

また、社員には「一流のビジネスパーソン」であることを求めています。日々のコミュニケーションでも、「自分が経営者だったらどうするか」といった問いかけを通して、当事者意識を持たせるようにしています。求めるのはスキルよりも“骨のある姿勢”。人生に対して明確な目的意識を持ち、粘り強く挑み続けられる人と一緒に成長していきたいと思っています。

絶対的な専門性と独自性をもつ集団を目指して

――今後の事業展望について教えてください。

当面の目標は、現在3名のコンサルタントを10名規模にまで育て上げ、「プロフェッショナル集団」として確かな実績と信頼を築くことです。その体制が整えば、例えば医療業界に特化した「AGメディカル」のような専門領域ごとの子会社の立ち上げも構想しています。

また、テクノロジーの進化とともに、人材業界にもWeb3やNFTなどの波が押し寄せていますが、私はあくまで「人が介在するマッチング」にこだわりたいと考えています。だからこそ、ITは効率化や集客に活用しつつ、最後の判断や調整は人間の感性と経験で行う──この「ハイブリッド型」の運営が、当社の強みであり続けると信じています。

子どもたちの教育から学んだ、経営に通じる視点

――経営以外で情熱を注がれていることはありますか?

以前、子どもたちのサッカーチームで「パパコーチ」をしていた経験があります。子どもたちは本当に素直で、やりたくないことはやらない。そんな中で、どうすれば彼らの内側から力を引き出せるかを考える日々は、今の人材育成にも通じています。

また、ソロキャンプも趣味の一つでした。焚き火を眺めながら無心で過ごす時間は、経営に追われる日常の中で貴重なリセット時間です。異業種や異世代との出会いから得た気づきを、仕事に還元していく。そんな循環が、私の情熱の源になっています。

――これからのご自身や会社の未来について、どのように描いていらっしゃいますか?

今後も人の可能性を信じ抜きたいですね。どんなバックグラウンドの人でも、環境次第で大きく変われる。そんな変化の瞬間を支えられる存在であり続けたい。そのためにも、会社としても自分自身としても、挑戦と成長を止めずに進んでいきたいと思っています。

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