人と組織の未来を照らす:株式会社Voie Lacteeの挑戦
株式会社Voie Lactee 代表取締役社長 柿山 銀河氏
福岡を拠点に、医療・介護分野に特化した人材紹介、アウトソーシング、ビジネスマッチングを展開する株式会社Voie Lactee。
「組織の常識を変え、進化し続ける」という理念を掲げ、社員とその家族、そして関わるすべての人々の笑顔を大切にする同社の経営哲学に迫りました。
地域から全国へ、人と企業をつなぐ架け橋
――現在の事業内容と、その特徴について教えてください。
当社は大きく三つの事業を展開しています。ひとつは医療・介護に特化した有料職業紹介、二つ目は経理・事務や人事などのバックオフィスを担うアウトソーシング、そして三つ目がビジネスマッチングです。メインは九州全域ですが、全国からの依頼にも対応しています。
特に私たちの強みは、求職者様と企業様に対する徹底したフォローアップです。求職者様の面接にはほぼ100%同席し、遠方でも直接会いに行きます。顔を合わせて対話することが、信頼を築く一番の方法だと考えています。
――企業理念についてもお聞かせください。
当社の理念は「誠実で信頼できる、想像豊かな貢献をしたい」です。これは求職者様や企業様だけでなく、社員やその家族、関わるすべての方の笑顔を守るための言葉です。特に医療・介護分野は人手不足が深刻ですから、そこで力になれることに大きな意義を感じています。
美容師から経営者へ――「人を大切にする」想い
――ご自身についてお聞かせください。
出身は長崎県五島列島で、趣味は魚釣りです。船舶免許も持っており、時間があれば海に出ています。また、相原とはお酒が共通の趣味で、毎日のように電話をして会社のこともプライベートも語り合います。二人の信頼関係が、会社の文化づくりにも繋がっていると感じています。
――会社を設立された経緯を教えてください。
もともとは美容師をしていましたが、大病を患い、美容師に戻れない状況になりました。その後、介護現場で働く中で、人手不足という深刻な課題を目の当たりにしました。そのとき「この問題を解決するために自分ができることは何か」と考え、人材紹介の道に進みました。
人材業界で働くうちに、求職者が数字の対象として扱われていることに強い違和感を覚えました。私は、どんな方も「人として尊重されるべきだ」と思っています。その思いを形にしたいと考えていたときに、同じ理念を持つ共同代表の相原と出会い、理想の会社をつくろうと1年前にVoie Lacteeを設立しました。
――これまでのキャリアの中で印象的だった出来事はありますか。
やはり、企業様から「Voie Lacteeさんだからこの求人をお願いしたい」と言っていただけたときですね。設立から間もない私たちが、信頼で選ばれたことは大きな励みになりました。
風通しの良さが生む主体性
――社員との関わりについて、大切にされていることを教えてください。
当社では「風通しの良さ」を最も大切にしています。社員が自由に意見を出し、まずは挑戦してみようという文化があります。私や相原が「ノー」と言うことはなく、一緒に考える姿勢を心がけています。そのため、社員のアイデアが売上増加に繋がったこともありました。
――社員に求める資質は何でしょうか。
自ら考え、行動する主体性です。人材業界は常に変化が求められるため、指示待ちでは通用しません。また、「学び続ける意欲」も大切です。当社の事業は教育的な側面もあるので、常に成長し続ける姿勢が必要だと思います。
外国人材の活用で未来を拓く
――今後の事業展開について教えてください。
今後は外国人材の受け入れ・送客サービスに力を入れます。特に介護分野は深刻な人手不足が続いており、技能実習生や特定技能外国人の活躍が不可欠になるでしょう。
もちろん、まだ外国人材に偏見を持つ企業もあります。だからこそ、小さな実績を積み重ね、導入事例を通じて「外国人材の活用は人手不足解消に有効であり、組織を活性化させる」ということを伝えていきたいです。
――最後に、一言お願いします。
経営で一番大切にしているのは「社員を大切にする」ことです。社員が笑顔で楽しく働ける環境をつくることが、最終的に求職者や企業様の満足に繋がります。
これからも、Voie Lacteeの理念である「誠実で信頼できる、想像豊かな貢献」を胸に、人と組織の未来を支える挑戦を続けていきます。