サステナビリティを「特別なもの」にしない──日本から世界へ、持続可能な企業を生み出す伴走者
株式会社LOCAL STAR 代表取締役 佐野 正佳氏
「サステナビリティが当たり前の世界をつくる」。そのビジョンを掲げ、企業の成長と社会課題解決を同時に実現する支援を行っているのが、株式会社LOCAL STARです。サステナビリティをコストではなく投資として捉え、企業の実務に落とし込みながら伴走する姿勢は、多くの企業から信頼を集めています。本記事では、同社の事業内容や佐野代表のキャリア、組織運営の考え方、そしてこれからの展望についてお話を伺いました。
サステナビリティを軸にした事業とビジョン
━━ まずは、御社の事業内容と大切にしているビジョンを教えてください。
当社は「サステナビリティが当たり前の世界を」というビジョンを掲げ、サステナビリティを軸とした経営支援を行っています。主な事業はサステナビリティコンサルティングを中心とした経営支援事業で、講演、研修、セミナーなども含めて、企業の中にサステナビリティを浸透させる支援をしています。
もう一つの柱が「サステナビリティアクション」というメディア事業です。サステナビリティをより多くの人や企業に広めていくための取り組みで、経営支援事業と並ぶ重要な役割を担っています。最終的には、日本から世界へ羽ばたく企業を数多く生み出していきたいと考えています。
サステナビリティと出会うまでのキャリア
━━ 佐野さんご自身のキャリアと、独立に至った背景を教えてください。
学生時代から「これがやりたい」という明確なものが見つからず、悩みながら社会人になりました。最初はメーカーであるダイドードリンコ(現ダイドーグループホールディングス)に就職し、経営企画やIR、財務企画などを担当しました。その後、より最先端の経営を見てみたいという思いからリクルートに転職し、企画管理系の業務に携わりました。
リクルートで最後に所属したのがサステナビリティ推進室です。そこで社会課題に本格的に向き合い、サステナビリティに取り組むことで企業評価や採用、成長スピードが向上していく様子を実感しました。この経験から、こうした企業をもっと増やしたいと強く思うようになり、会社の中では限界があると感じて独立を決めました。2019年10月の独立は、その想いを形にするための一歩でした。
伴走型で成果にこだわる組織運営
━━ 組織運営や、業務委託メンバーとの関わり方について教えてください。
当社は正社員を多く抱える形ではなく、業務委託の方々とチームを組んでいます。大切にしているのは、私にない強みや専門性を持つ方と一緒に仕事をすることです。情報収集や技術面など、それぞれの得意分野を生かして支援しています。
また、クライアント企業の成長や評価が上がった瞬間を、チーム全体で共有することを意識しています。企業や担当者が成長していく姿を間近で感じられることが、この仕事の一番の喜びです。私自身が楽しんでいなければ、チームも楽しめないと思っていますので、定期的に状況を共有し、成果を実感できるコミュニケーションを心がけています。
サステナビリティを「当たり前」にする未来へ
━━ 今後、特に力を入れていきたい取り組みは何でしょうか。
今後は、昨年立ち上げた「サステナビリティアクション」というメディアをさらに成長させていきたいと考えています。サステナビリティが特別なものではなく、当たり前の考え方として社会に浸透していくことが目標です。
現在は、お客様からの紹介で新たなご縁が広がる良い循環が生まれています。この流れを大切にしながら、サステナビリティを通じて企業価値を高め、日本から世界へ挑戦する企業を増やしていきたいです。
家族との時間が原動力になる
━━ お仕事以外で、大切にしている時間やリフレッシュ方法を教えてください。
家族と過ごす時間が一番のリフレッシュです。旅行に出かけたり、犬と散歩をしたり、何気ない時間を大切にしています。子どもが3人いるので、成長を見守ること自体が楽しみになっています。
仕事も人生も一度きりなので、どうせなら楽しんだ方がいい。そう考えながら、日々の仕事にも向き合っています。サステナビリティを通じて企業と社会の未来を支える存在として、これからも一つひとつの企業と真摯に向き合っていきたいと思います。