人材×IT×農業で挑む、地域と日本の未来づくり

株式会社Axri 代表取締役 織田 恵太氏

株式会社Axriは、農業・IT・人材を掛け合わせることで、日本の農業が抱える人手不足や地域課題の解決に取り組む企業です。農家の現場支援からIT活用による業務効率化、人材育成・マッチングまでを一体で行い、持続可能な農業の形を実現しています。本記事では本記事では、代表の織田恵太氏に現在の取り組みや経営の考え方、今後の展望について伺いました。

分野を越える人材ビジネス

――現在の事業内容や特徴について教えてください。

弊社では人材派遣事業を主軸に、「IT」と「農業」という二つの分野で展開しております。東京で主にIT人材派遣(SEやプログラマー)や開発受託を行なっておりまして、一方、北海道では、農業の人不足を解消する人材派遣及び、請負、人材紹介をメインにサービス展開しております。

――業界内での強みはどのような点にありますか。

人材事業がメインなので、集客ノウハウや派遣可能な様々な業種に対応できる、人材ネットワークを保持している点です。また会社の本質的なカルチャーやマインドとして、環境変化をポジティブに機会的に捉えて、フットワークを軽く、新しいことを始めたり、作ったりすることを良しとするチームの雰囲気や人材が沢山いる点が大きな強みかと思います。だからこそ農業という未経験な業界や、北海道という住んだことがない地域にも、あまりストレスなく、抵抗感も生まれずに、同じ方向を向いて進むことができたのだと思います。

人材事業へ広がった起業の道

――経営者になられた経緯を教えてください。

学習塾の講師をしておりまして、その流れで独立をいたしました。学習塾で展開していこうという思いの中で、私が人材会社に勤めていた経験があり、2014年に人材業も開始し、そこからITの人材事業が始まったわけです。

その後、2020年のコロナの最中に新たなビジネスを考えるタイミングで何かしらのアクションを打ちたいと思っていたところ、知人の紹介で北海道の農家さんよりお話をいただきました。その農家さんが住む北海道の剣淵町という人口2700人ほどの街なのですが、人材の流入に乏しく、重ねて高齢化により基幹産業である農業従事者が減少し、今後は農家の継続が危ぶまれている地域でした。紹介して頂いた農家さんは自身で人材会社を立ち上げ、地域の人材不足を解消しようと試みましたが、人材ビジネスのノウハウに乏しく、うまくいっていない状況でした。そんな中ノウハウを持った人材会社として、私たちに声がかかりました。そして2021年より農業の業界へ参画しました。

本音で向き合う組織づくり

――組織運営で意識していることを教えてください。

会社の体質的にですけれども、一昔前のような体質のようなところがあります。

例えば、社員同士のコミュニケーションを大事にしています。人と人との距離感が近く、プライベートでも良く食事や旅行などに出かけています。仕事上で言いたいことを言い合えるような空気感や、上司部下の関係でも言って良いと思えるような雰囲気があるので、ギスギスした人間関係はなく、伸び伸びと働いている感じはあります。

よく聞くコンプライアンスを重視しすぎた弊害みたいなものはないので、人間関係が合えば離職は少ないといった感じです。

ITで農業と地域の未来を描く

――今後の展望や挑戦したいことを教えてください。

現在進行形で鹿児島県に新たな拠点を作って、北海道のビジネスモデルの横展開をしています。

北海道は冬、降雪の為、農業、特に露地栽培は難しい一方で、鹿児島の農繁期は冬場です。当社は春から夏にかけて毎年100名を超える20代・30代の日本人を中心とした農業アルバイトを全国から集めて、北海道の農家さんに人材派遣を行なっておりますが、冬場になると農業が厳しい為、働く場所をなかなか創出できておりません。その点を改善するため、今、鹿児島県の仕事を開拓しています。農業人材が北海道で経験値を積み、冬になったら鹿児島へ人材のリレーしていきます。この北海道↺鹿児島の循環モデルを早期に形成し、全国の人材不足に悩む他のエリアにも展開していくことが今後の展望です。

現在、若年層の農業への関心が高くなっており、求職者数も増加していますので、更なる展開は可能だと思います。

あとは東京の事業としてIT人材がいることの強みを生かし、農業課題をITで解決するアプローチをしていきたいと思います。ドローンや農業用ロボットなど、ハードウェア面は整えられてきておりますので、ソフトウェアの領域でプロダクト開発をしていきたいと思います。例えば、農業の現場において、収穫量を上げるための意思決定プロセスは、いまだに”勘ピューター”と呼ばれる現場での長年の蓄積により行なっている農家さんが多いですが、そのやり方だと、社内にスキームするのが難しいことや、事業継承に時間がかかる等、今後の農業の形を考えたときに、そのやり方を継続していく事に疑問が残ります。

そこでそれらをデータとしてシステムに蓄積し、その時々の土壌の状態や天候、作物の生育状況など、様々な要素から最適な意思決定を支援するような、営農支援システムを構築したいです。システムと勘ピューターの両軸で、来年の予測やその時点での最適な選択肢が何かを判断できるようになると、より生産性が向上していくと思います。

――最後に、仕事以外でのリフレッシュ方法を教えてください。

元々はごはんの食べ歩きやお酒の飲み歩き、あとは旅行とサウナが好きで、仕事以外の時間はそれらに費やしていましたが、今年は双子が生まれたので、子育てしている時が一番リフレッシュしますね。

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