生成AIで中小企業の可能性を広げる――株式会社フィオリエラが描く“選ばれる組織”への道

株式会社フィオリエラ 代表取締役 CEO 柴田颯真氏

2023年8月に設立された株式会社フィオリエラは、WEB集客支援と生成AIチャットボットの開発・提供を軸に事業を展開しています。広告代理店としての顔と、生成AIチャットボットのメーカーとしての顔。その両軸を持ちながら、フィオリエラが目指すのは”心を込めた作品”をつくり、関わる全ての人の生活をより一層豊かにすることです。

価格競争や機能競争に陥りがちなAI市場の中で、なぜ同社は“代理店戦略”と“固定費を抑えた経営”を選ぶのか。その背景にある思想と今後の展望について伺いました。

生成AIチャットボットを“メーカー”として届ける

――現在の事業内容について教えてください。

当社は、WEB集客施策に関する事業(WEB広告,SEO,HP・LP制作,SNS運用/https://fioriera.co.jp/global-ad/)と、生成AIチャットボットのメーカー事業(https://fioriera.co.jp/https://fioriera.co.jp/ai-chatbot/)の大きく2軸で展開しています。特に今年は、生成AIチャットボットの販売を強化していきたいと考えています。

チャットボットについては、メーカーとして自社開発を行い、直販もしています。なお、現在は代理店も積極的に募集をしております。「自社のお客様にチャットボットを提案できそう」という企業(個人も可)や、「外注開発を検討したが予算都合でステイしていた…。」という企業に対して、当社の代理店として協業する形を広げたいのです。

例えば、不動産業界の企業であれば、既存の不動産クライアントや知り合いの企業に対して、弊社ではなく代理店から提案した方が売りやすいケースもあります。開発コストや期間の負担を考えると、ゼロから自社開発するよりも、当社の仕組みを活用する方が合理的だと考えます。このように、各業界で専門性がある企業と連携しながら広げていくのが戦略の一つです。

――価格面での強みもあるのでしょうか。

はい、ございます。実際に都内にあるグループ系の大学様がチャットボット導入を検討した際、他社では開発費が1.5億円、あるいは1,000~2,000万円といった見積もりが提示され、さらに月額100万円程度のランニング費用がかかるというケースがありました。制作期間も数カ月から1年ほど必要とされていました。

当社の場合、初期費用15万円、月額15万円で導入が可能です。そこに以下のような機能(一例)が搭載されており、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しております。

  • 生成AI自動応答機能(大規模言語モデルを活用し、自然な文章で柔軟に回答を生成)
  • 多言語対応機能(日本語で学習した内容をもとに、英語・中国語・韓国語ほか多言語で対応可能)
  • 24時間365日対応機能(営業時間外や休日も自動で問い合わせ対応)
  • 文脈理解・会話継続機能(前後のやり取りを踏まえた回答や次の質問サジェストが可能)
  • WEBサイト・LINE連携機能(HP・LP・EC・LINEにも生成AIを導入可能)
  • 学習データ追加・編集機能(FAQ・マニュアル・資料をアップロードし、管理画面から簡単に知識追加・調整)
  • 会話ログ保存・可視化機能(会話履歴を管理画面で確認・管理)
  • AI分析機能(会話内容を自動要約・ニーズ分析し、事業改善に活用)
  • CSVエクスポート機能(会話ログをCSV形式で出力し、詳細分析に活用)
  • WEB検索連携機能(WEB検索で最新情報を参照して回答精度を強化)
  • デザインカスタマイズ機能(カラー・背景・アイコンなどを自由に変更可能)
  • 初期質問サジェスト設定機能(チャット開始時の質問候補を任意に設定可能)
  • 高セキュリティ環境(国内サーバー管理、他社データ完全分離)
  • 入力データ保護機能(入力値にセキュリティ対策を行い不正コードを排除)

なお、月500万クレジットを付与しており、容量や機能面を考慮してもコストパフォーマンスは高いと考えています。

安価に見えても、トークン消費による従量課金が前提の価格設計になっており、結果的に高額になるケースもあります。当社はその点を予め明確にし、予算取りの計算をしやすくしております。

固定費を抑え、8割の企業を支える仕組みへ

――価格を抑えられる理由はどこにありますか。

一つは固定費を抑えている点です。オフィスコストや人件費を最小限にし、内製化できる部分は内製化しています。大量の社員を抱える体制ではなく、AIツールも活用しながら効率的に運営しています。その結果、過度なコストを価格に転嫁せずに済んでいます。

また、以前に取り組んでいた事業でも、業界相場の3分の1程度の価格でサービスを提供していました。当時のお客様は「10万円も使えない….けど事業成長したい」という企業が中心でしたが、”8割の企業に対応できる仕組みを持てば、残りの2割にも対応できる”という考え方で事業を成長させました。

価格を抑えつつ品質を担保し、顧客生涯価値(LTV:Life Time Value)を伸ばすことで売上を積み上げていく。この実体験が、現在の事業設計にも生きています。

――これまでのキャリアについても教えてください。

もともと経営を志しており、1カ月に30人ほどの経営者に会うという行動を続けていました。ほぼ毎日誰かと会い、時には1日に複数名と面談することもありました。そこで出会った創業メンバーとともに会社を立ち上げ、WEB事業部を担当しました。

その後、WEB事業の事業売却を経て独立し、2023年8月にフィオリエラを設立しました。これまでの経験を踏まえ、現在は格安WEB広告運用代行事業と生成AIチャットボット事業を展開しています。

“愛され、選ばれる組織”を目指して

――御社のミッション・ビジョンについて教えてください。

ミッションは「心を込めた作品を作り、関わる全ての人の生活をより一層豊かにする」です。ここでいう“作品”とは、私たちが生み出す事業そのものを指します。WEB広告も生成AIチャットボットも、思いを込めてつくることで価値が生まれると考えています。

ビジョンは「身近な社会から愛される会社、選ばれる組織になる」です。機能面で大きな差別化が難しい時代だからこそ、「この会社がいい」「この担当者がいるからお願いしたい」と思ってもらえる存在でありたい。規模の大小にかかわらず、連絡をいただいた方には丁寧に接することを心がけています。

――今後の展望についてはいかがでしょうか。

生成AIチャットボットでいえば、以下のような展望を目指しています。

ユーザー:「今、誰かに。」というときのお役立ちツールとして機能する。
導入企業:「業務効率化+取得データの活用=事業成長」を実現する。
フィオリエラ:「他もいいけど、やっぱりこれがいい。」と思われる愛着がわくツールにし続ける。

また、過去の経験から事業成長には段階があると痛感しました。地道な営業フェーズ、次にSEOやWEB広告などに投資するフェーズ、そしてさらに上の段階に進むためには営業体制の強化が不可欠です。一個人または一組織で売上を伸ばすには限界があります。仕組み化し、営業人材や営業チームを育てることで初めて次のステージに進める。この経験をもとに、格安WEB広告運用代行事業におけるクライアントに対して、単に広告費を増やすのではなく、事業全体の成長を見据えた提案を行っています。

一通りのフェーズをたたき上げで経験したし、振り返ると 各専門業者に助けられた側面もありました。だからこそ、同じ悩みを抱える経営者や現場担当者の気持ちが分かる。大手企業に対抗するというよりも、大手が拾いきれない8割の企業を支え、共に成長する存在でありたいと考えています。

関わってくださる企業や人が、当社メンバーとの出会いをきっかけに少しでも前向きな変化を実感できること。それがフィオリエラの目指す姿です。

ぜひお仕事ご一緒できることを楽しみにしております。(柴田)

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