地方企業の営業力を底上げし、世界に届く価値を育てる

株式会社ゼネラリクス 代表取締役 高橋 元 氏

中小企業を対象に、総合コンサルティング事業と各種BPO事業を展開しています。コンサルティングの中心にあるのは、セールスリーダーの育成です。営業部長のような立場の方に伴走し、営業活動の推進やチームづくりを支援しています。BPOでは、バックオフィスや事務局機能など、顧客企業が社内で担いきれない業務を専門家と連携しながら受けています。東北をはじめとする地方企業の価値を高め、良い経済と雇用を生み出していくことを目指しています。

営業リーダーに伴走し、中小企業の成長を支える

——現在の事業内容について教えてください

主に中小企業を対象にした総合コンサルティング事業と、各種BPO事業を行っています。コンサルティングの中でも、私の主軸になっているのはセールスリーダーの育成です。営業部長のような方に対して、伴走支援のような形で入るケースが多くあります。

契約上は業務委託契約ですが、実際には顧問契約に近い形で、継続的に関わらせていただくことが多いです。営業部長の右腕の右腕のような立ち位置で、週次のミーティングに参加したり、売上拡大に向けた動きを一緒に考えたりしています。

——どのような形で依頼を引き受けているのでしょうか。

BPOについては、こちらから積極的に案件を取りにいくというより、お客様の中で「この機能が社内では持てない」という困りごとが出てきた時に、外注先として受ける形が多いです。たとえばホテルの事業部長領域を受けていたり、ロータリークラブの事務局機能をまるごと受けていたりします。

BPOの領域は業種や業界をあまり限定していません。ただし、それぞれ専門性が必要になるため、チーム内外の専門家とマッチした場合に受けることを基本にしています。特に多いのは、バックオフィス領域です。経理や総務といった会社の中核になる裏方の業務や、任意団体の事務局のような業務が大きなところです。

東北の企業価値を高めたいという想いから始まった

——経営の道に進まれたきっかけを教えてください。

父が経営をしていたこともあり、幼い頃からその姿を見てきました。事業がうまくいかない時期も含めて、いつか父のようなかっこいい人になりたいという想いがありました。

私は宮城県仙台市の出身ですが、東北の学生は卒業後、関東や関西などへ出ていくことが多く、私自身も一度外に出た経験があります。その背景には、地方の経済や雇用、企業の魅力づくりという課題があると感じていました。

その後、東北に戻ってきた時に、地域には多くの魅力があるのに人が出ていってしまうのはもったいないと感じました。自分のキャリアを活かして企業価値を高め、魅力ある企業があふれる地域にしたいと思ったことが、起業の大きなきっかけです。

雇用に縛られず、信頼できるチームで価値を届ける

——現在の組織体制や、チームづくりについて教えてください。

現在、正社員としては私一人です。ホームページに掲載しているメンバーは全員、業務委託で関わっている形です。プロジェクトが起きた時に、それぞれの専門性に応じてチームを組んでいます。

雇用にあまり縛られない会社を目指しています。人やもの、ブランドをシェアし合えるような会社といいますか、無料のサブスクリプションのような、コミュニティのような会社をイメージしています。必要な時に必要な専門性が集まり、プロジェクトごとに価値を出していく形です。

レベル1から支援できる営業ソリューションをつくる

——今後、特に力を入れていきたいことは何ですか。

今後は、セールスリーダーの育成と伴走支援をさらに強化していきたいです。東北を中心とした地方都市の中小企業には、営業経験が少ない方や、そもそも営業をどう進めればよいか分からない会社も少なくありません。

当初は、ある程度営業の土台がある会社をさらに伸ばす支援を想定していましたが、実際には基礎からの支援が必要なケースも多くあります。

そのため、面談研修や週次ミーティングでのネクストアクションの明確化、誰がいつまでに何をするのかの整理、見込み客のパイプライン管理など、営業の基本から支援できる仕組みを整えていきたいです。

自身のノウハウも活かしながら、強い営業チームづくりを支え、3年後には売上7倍を目指しています。

AI時代だからこそ、人と向き合う営業の価値が高まる

——AIとの向き合い方については、どのように考えていますか。

AIによって業務効率化が大きく進んでいる企業は多く、その変化を実感しています。今後もAIの存在感はさらに高まっていくと想いますが、だからこそ人と直接会い、話すことの価値も増していくと考えています。

情報や広告、口コミがあふれる中で、お客様の意思決定は以前より難しくなっています。その中で、信頼できる人から直接聞くことや紹介を受けることの重要性は高まっているのではないでしょうか。

営業は今後もなくならず、むしろ人の価値観やコミュニケーションを理解しながら進める役割として、重要性が増していくと考えています。AIに頼りきるのではなく、ともに活用しながら、人にしか担えない部分を磨いていきたいです。

ロードバイク、サーフィン、音楽が日々のリフレッシュに

——仕事以外で、リフレッシュのために続けていることはありますか。

休みの日に限らず、毎週のルーティンとしてロードバイクをしています。朝6時頃に集合して、仕事が始まる8時頃まで、みんなで自転車に乗って走っています。これは年間を通して続けています。

ロードバイクといっても、スポーティーな格好にこだわるというより、初心者から上級者まで一緒に、まずは仙台市内を自転車で走ってみようという雰囲気です。

仙台の街はコンパクトで、自転車での移動距離がちょうどよく、小回りもしやすいと感じます。服装にはあまりこだわらず、ヘルメットはきちんとつけて走っています。

暖かい時期にはサーフィンもしています。もともと音楽も好きで、DJとして活動していたこともありました。友人たちと音楽イベントをしたり、運転中に音楽を聴きながら風景を見たりすることも多いですね。

——中小企業の経営者や、これから起業する方へメッセージをお願いします。

大それたことが言える立場かは分かりませんが、一番大事なのは勇敢さだと思っています。営業研修や面談のスキルなど、小手先の方法はいろいろあります。ただ、つらいことや壁にぶつかった時、自分にはできないのではないかと思い込んでしまうこともあると思います。そこを乗り越えるには、勇敢さが必要です。

私自身も、勇敢さがあったからこそ乗り越えられてきたことがありますし、これからも大事にしていきたいです。一歩踏み出す勇気が、次のステージにつながると思っています。筋トレと同じで、重くてつらいからこそ次が見えてくることがあります。

東北をはじめ、日本全国の地方に良い経済と良い雇用が生まれ、次の世代に「日本は住みやすく、働きやすく、経済も良い場所だ」と引き継いでいけるようにしたいです。そのために、まずは自分の足元から取り組んでいきます。

Contact usお問い合わせ

    お問い合わせ内容
    氏名
    会社名

    ※会社・組織に属さない方は「個人」とお書きくだい

    役職

    ※会社・組織に属さない方は「一般」をお選びください

    メールアドレス
    電話番号
    どこでお知りになりましたか?
    お問い合わせ内容

    プライバシーポリシーに同意して内容を送信してください。