食を通じて人を笑顔に――株式会社Ensemblesが届ける、こだわりの商品と新たな価値創造
株式会社Ensembles 代表取締役 岡田 智史氏
株式会社Ensemblesは、食品の小売り・卸売りを中心に、法人向けケータリングサービスや食の定期便サービス、コンシェルジュサービスなどを展開しています。こだわりの商品を通じて生産者や消費者をつなぎ、食の新たな可能性を追求する岡田智史氏に、事業への想いや経営で大切にしている価値観、今後の展望について伺いました。
こだわりの食品を届け、新たな価値を生み出す
――現在取り組まれている事業内容について教えてください。
食品の小売り・卸売りを中心に、法人向けにはケータリングサービス、食の定期便サービスやコンシェルジュサービスを展開しています。
個人のお客様向けには全国の食品を取り扱い、生産者やメーカーのこだわりが詰まった商品を厳選しています。ラインナップを構成する際に重視しているのは、「希少性が高いこと」「添加物や農薬を使ってないカラダに良いモノと「品質が良いこと」です。
さまざまな販売チャネルや流通がある中で、他社とあまり重ならない商品を提供できる点が、当社ならではの特徴であり強みだと考えています。
――御社の理念やビジョンには、どのような想いが込められていますか。
以前は通信業界で、組織づくりやパートナーセールスの構築に携わっていました。その中で、売上を優先するビジネスではなく、自分自身が取り組む事業やサービスによって、お客様や利用者の方が幸せになれるような仕事をしたいという思いが強くなりました。
そして、お客様の声をもとに、さらに良いサービスやビジネスへつなげていくような、リアルな価値提供ができる事業に取り組みたいと考え、会社の立ち上げに至りました。
また、働き方が多様化する中で、企業に所属する意味を働く方々と一緒に感じながら、会社として成長していきたいという思いがあります。その考えから、食というテーマを選び、同じ方向を向いて進んでいける組織づくりを大切にしています。
誠実さを軸に、お客様と向き合う経営
――経営判断をする際に、軸となっている考え方や信条を教えてください。
お客様に嘘をつかないことです。そして、それは自分たち自身に対しても同じだと考えています。
できることとできないことがある中で、お客様に寄り添う気持ちは大切にしながらも、誠実でありたい。お客様に対しても、自分たちのビジネスに対しても誠実であることを意識しながら、意思決定をしています。
考える力を育てる組織づくり
――社内でのコミュニケーションで大切にしていることは何でしょうか。
社員には、自分で考える力を身につけてもらいたいと思っています。
答えが決まっていない状況でも、「自分だったらこうする」「こうした方がいいのではないか」と考える癖をつけてほしいと考えています。
もちろん、状況によってリーダーシップの取り方は変わりますが、常に指示を出して、それに対して動いてもらうだけでは組織として成長していきません。
自分自身で考え、その考えがたとえ間違っていたとしても、そこから学んでいくことが大切です。そのため、押し付けるのではなく、「どう思うか」という意見を聞くことを意識しています。
――今後、採用や育成をする際に、一緒に働きたいと感じる人材像を教えてください。
まずは、自社の事業やサービスを本当に好きになれる人です。
その上で、自分の仕事に対して責任を持ち、一緒に汗をかいて取り組める人と働きたいと思っています。
もちろん能力や経験も大切ですが、それ以上に、自社のサービスに向き合い、そこで成果を出そうと努力できることが重要だと考えています。
国内から海外へ、食の可能性を広げる挑戦
――今後取り組んでいきたい新しい挑戦や展開について教えてください。
現在展開している商品やサービスをさらに広げていきたいと考えています。その中で、これまで取り組めていなかった海外展開にも力を入れていく予定です。
日本国内だけではなく、各国へ商品を届けることも視野に入れています。
また、生産者やレストランのシェフの方々と連携しながら、一時産業の生産者が新たな収益機会をつくれるような商品開発にも取り組んでいきたいと考えています。
生産者とともに新しい価値を生み出し、事業として広げていくことが今後の挑戦です。
――現在向き合っている課題や、それに対する取り組みを教えてください。
現在は少人数で事業を運営しているため、事業拡大に合わせて必要なリソースを確保し、組織として定着させていくことが課題です。
ただ単に人を増やせばいいということではなく、採用した方がしっかり活躍できるまでの流れを考え、採用計画から定着までの仕組みを整えていく必要があると考えています。
家族との時間で心を整える
――休日などのリフレッシュ方法を教えてください。
子どもと向き合う時間がリフレッシュになっています。
家族との時間を大切にしながら、仕事との切り替えをしています。特に子どもたちと過ごす時間は、自分にとって大切な時間です。
家族との時間を通じて気持ちを整え、また仕事に向き合う力をもらっています。
現在、埼玉で事業を展開する中で、地域にゆかりのある食材を活用した商品開発にも取り組んでいます。そうした取り組みを評価いただき、新聞で紹介いただいたり、埼玉を代表する企業として選出いただいたりする機会にも恵まれました。
これからも地域とのつながりを大切にしながら、生産者の方々とともに新しい価値を生み出し、食を通じて多くの方に喜んでいただけるサービスを届けていきたいと思っています。目の前のお客様や関わる方々に誠実に向き合いながら、さらに事業の可能性を広げていきたいです。